本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

アサヒカメラ2018年3月号の「完全版!写真の無断使用対策」はすべてのフォトグラファー必見の内容

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アサヒカメラ 3月号

もう激おこなわけです。

おまいらは、ほっといたら次から次へと人の写真をパクリやがって。

「ちょりっす!URL載せてるんで引用ッスよね!」やかましいわ!

人のいいsaizouさんでも、ちょっと今日はびしっと言わせてもらいますよ。



アサヒカメラの「完全版!写真の無断使用対策」が必見の内容なのでみんな読め

デジタル

デジタルの世界では写真は無断使用されまくっている

デジタルデータは簡単にコピーすることができます。特に写真なんかはもうほんとうに簡単なんですよね。

最近ではまとめやキュレーションメディアなどによる「引用の体をなしての無断転載」TwitterやInstagramなどのSNSでの無断写真転載、ブログや企業での明らかな盗用などなど。

もう、いまや写真の大パクリ時代なわけです。

実際、僕なんかの写真でもちょっと画像検索してみるとけっこうゴロゴロとパクられているのを発見できます。

とはいうものの、ゆるい感じもネットの魅力だとは思う

仲間

僕はわりと古めのインターネットおじさんなので、それこそもっと混沌としていたころからネットを徘徊しております。昔のネットなんて著作権?なにそれおいしいの?みたいな感じだったわけです。

グレーなサイトも、真っ黒なサイトもそりゃあたくさんありました。そんな玉石混交でゆるい感じ。悪い言い方をすれば無法地帯みたいなところもネットの魅力でもあるとは思います。

それこそ、無自覚に他人の著作権を僕だって侵害しているかもしれませんし、これを見ているあなたももしかしたら経験があるかもしれません。Twitterで流れてきた写真が気に入ったからヘッダーにした、なんてのも充分な著作権侵害です。

ただ、やっぱり全員が全員悪意がやってるわけではないし、なんでもかんでも「著作権侵害だ!訴えるぞ!」なんてダチョウ倶楽部ばりに大声あげていれば、このゆるいネットの世界はいっぺんにギスギスとした感じになっちゃいますよね。

なので、例えば僕の写真を個人が日記に貼り付けていたところで、まあそんなに目くじらたてて怒ることもないわけです。

ただ、明らかに悪意を持っている、おめーはダメだ

ダメ

そうやってね、インターネットおじさんはなまぬるい眼で今まで見てきましたが、この世の中にはほっておくと調子にのって悪いことをするやつがたくさんいるわけです。

著作権の侵害というのは「親告罪」です。これは何かというと、被害者が告訴して初めて罪になるというもの。つまり、写真をパクられた人が「この人に写真をパクられました!」ときちんとパクった人に言わないと罪にならないわけです。

けど、ほとんどの人はなかなかそう言って訴訟までもっていくことはないです。ほとんどが泣き寝入り。

だからね、人のそういう気持ちを悪用している悪いやつがいるわけです。そういう悪意のあるやつ、おめーはダメだ。

著作権などのことについては以前にもまとめてるのでこちらもご覧になってみてください。

[blogcard url=”https://logcamera.com/houritu/″]



損害賠償しようず!

アサヒカメラ 著作権

ここから本題です。

ちょっと前にキュレーションメディアなどの写真の無断盗用でかなり話題になりましたが、それでもまだまだ悪いやつは悪意を持って写真をパクっています

もうね、そういうやつには「写真をパクると、こうやって痛い目に見るぞ」ということをしっかり教えてやるべきです。

けど、損害賠償のやり方なんてわかんない

フリー てへぺろ

けれど、僕をはじめほとんどの人が法律なんてよくわからない人ばかりだと思います。そんなあなたも大丈夫!

「アサヒカメラ 2018年3月号」には「削除要請&損害賠償請求 超実践マニュアル完全版」が載っているんです!写真の無断使用にトドメを刺す!なんてアサカメさんも激おこぷんぷん丸なのがよくわかりますね。

簡単な流れとしては

  • 無断使用社の連絡先を調べる
  • 連絡先がわからなければ掲載されているサイトのプロバイダに情報開示請求を行う
  • 内容照明郵便を送る
  • 和解もしくは訴訟によって損害賠償させる
via:アサヒカメラ2018年3月号

となっていますが、これだけ見るとやたら難しそうに見えます。

けれども、今回のアサヒカメラを読むと思いのほか簡単にそれができることがわかりますし、作成するべき書類も雛形が作成されており必要事項を埋めるだけになっています。

息を吐くように訴訟してもいいんじゃない?

サングラス 女の子

我々日本人というやつは根がやさしいというか、人がいいというか、裁判に対してわりと「そんなの大人げないんじゃないか」を思う節があります。僕だってそうです。なにもそこまで、と考えちゃいます。

けれど、もっとフランクに訴訟してもいいんではないかと、最近思っております。悪いヤツは本当にきちんと悪意を持って悪いことをしています。パクられる側はいつだってやられ損なわけです。

こんな世の中はね、ちょっとおかしいわけですよ。なんで、時間もお金もかけてマジメに撮った写真をパクられて泣き寝入りしないといけないの。

ぜひアサヒカメラ2018年3月号を見て欲しい

アサヒカメラ 3月号

僕をはじめ、ネットに作品を公開するのがメインのフォトグラファーは本当に見ておくべき内容ですし、いざ自分の写真がパクられた時のために手元において置くべきだと思います。

やられたあとに、泣き寝入りするのではなく、悪いやつにはしっかりけじめをとってもらうべきです。

ぜひアサヒカメラ3月号、読んでみてください。写真のパクリに憤ったあなたには桜風景の特集もあり心を癒やされます。

まとめ

ネットにおける著作権侵害。ネット自体、まだまだ法整備がおいついてない場所ではありますが、それでも今なにもしなければ、ずっとこのままだと思います。

みんなが気持ちよく写真を見れる、そういう世界になるようにしていきたいですね。

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