本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

これでオーロラ鑑賞も怖くない!オーロラビレッジでレンタルできる防寒具と僕がもっていったもののまとめ

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

オーロラ 防寒具

冬のイエローナイフは非常に寒く、ときにマイナス30度を超えます

しかし、日本にいるとマイナス30度と言われてもピンとこないもの。実際にイエローナイフでオーロラ鑑賞してきたので、現地でレンタルできたもの、日本からもっていったものをまとめてみようと思います。



オーロラビレッジでレンタルできる5点セットの内容

オーロラ ティーピー テント

おそらく、日本からのツアーでもっとも多く利用されるツアー会社がオーロラビレッジだと思います。僕も日本のツアー会社で航空券やホテルを予約しましたが、そのツアー会社を通してオーロラビレッジでのツアーも予約してもらいました。

ちなみに航空券やその他もろもろの予約は旅工房さんから行いました。

海外ツアーなら旅工房

さて、そのオーロラビレッジでは防寒具のレンタルもやっています。このオーロラビレッジでレンタルできる防寒具、かなり性能のいいものです。

僕は写真撮影もするのでずっと外に出ていても耐えられるようにといろいろもっていきましたが、普通にオーロラ鑑賞に行かれるのであればティーピーと呼ばれるテントでは薪ストーブも焚いてあって暖かいですし、この5点セットで十分快適にすごせると思います。

では、実際にどんなものをレンタルできるか見てみましょう。今回は僕が借りれたものを紹介してみます。カナダグースのダウンは共通でしたが、他の防寒具については他のツアー客を見てみると違うものを着用していたので、他の種類があると思います。

[blogcard url=”https://logcamera.com/boukan/″]

カナダグース製ダウンパーカー

オーロラ 防寒具

まずはこれ。カナダグースというダウンジャケットのブランド。最近めちゃくちゃ流行ってるので日本でもかなり見かけるようになってきましたね。

マイナス30度でも行動可能なガチなやつです。イエローナイフはけっこう気温の差がはげしくて、僕が到着した日はマイナス30度でしたが翌々日にはマイナス7度くらいでした。

マイナス7度なんて、日本では寒くてやってられないのですが、このカナダグースを着てちょっと歩くだけで汗かくくらいには防寒性能が高いものでした。

ホテルで集合したり、バスで移動するときなどは暖房がついてるので、これ着ているとまるで苦行。下にいろいろ着ていくことにはなると思いますが着脱のしやすい着衣にしておくといいと思います。

防寒パンツ

防寒パンツ

僕がレンタルしたのは「misty mountain」というブランドの防寒パンツでした。ちょっとググってみたのですがあんまりでてこないので現地のメーカーなのかもしれません。

けっこうずっしりとしていたのでこちらはダウンパンツではなく、綿が入ってるかと思います。すその部分は2重になっているので内側をブーツの中に入れて寒気がはいってこないようにできます。

こちらもかなりしっかりしたパンツなので、下にはそんなに着込む必要もないと思います。

ミトン型グローブ

ミトン型グローブ

こちらは「WATSON GLOVES」というメーカーのミトン型グローブ。こちらはHPがありました。ミトン型グローブは防寒という点では非常に暖かくてよいのですが、写真の撮影には不向きです。

防寒というのは全身しっかりされていてはじめて成立するもので、たった一部でも露出してしまうとそこから一気に冷えがやってきます。

なので、撮影のときにこのグローブを外して素手でカメラを操作、なんてことをすると一発でやられてしまうので気をつけましょう。薄手で手先が動かしやすい5本指の手袋を持参しておくといいと思います。

僕は撮影がメインだったので、こちらのグローブは使用せず日本から持っていった5本指の薄手の手袋とその上からTHE NORTH FACEのオーバーグローブを使用していました。

基本的には5本指のオーバーグローブを使ってカメラを操作し、細かい設定とかしたいときはオーバーグローブを外し薄手の手袋で。

めんどくさくなって素手で操作してみたところ一発で寒さにやられたので気をつけましょう。

あと、グローブをつけたり外したりしていると紛失することもあるのでこれも気をつけたいです。僕はTHE NORTH FACEのオーバーグローブを無くしました(;´Д`)

防寒ブーツ

防寒ブーツ

厚底の防寒ブーツ。これは「ACTON」というメーカーのものでした。こちらもカナダのメーカー。HPもあります。

長く寒いところにいて、真っ先に冷え出すのは足元。こちらの防寒ブーツ、かなり厚底だったのでマイナス30度でもそれなりに耐えることができました。

ただ、それでも長時間撮影しているとやはりじんわりと足元から冷えてきます。完全に冷え切ってしまうとそこから暖かくなるのに時間がかかるのでこまめにティーピーに入って足を温めてやるといいと思います。

人によってはソレルとかも履いていたので、貸出も数種類あるのかもしれません。

フェイスマスク

フェイスマスク

オーロラビレッジのロゴが入ったフェイスマスク。特注品ですかね。頭巾のような形になっています。

フェイスマスクに関しては、レンタル品ではなく持って帰れるようになっていました。人の使ってたフェイスマスクはちょっと…と思ってたので安心ですね。

後述しますが、僕は持参したバラクラバを使いました。



オーロラ撮影のために持参したもの

オーロラ イエローナイフ

ここからはオーロラ撮影のときに、日本から持っていきレンタル品以外で着ていたものを紹介してみようと思います。

smartwool メリノ250ベースレイヤー

smartwool メリノ250ベースレイヤーパターンクルー

ベースレイヤー(肌着)としてsmartwool(スマートウール)のメリノ250ベースレイヤーを上下で。

ふんだんにメリノウールを使用しているので非常にあたたかいです。行動を伴うような撮影だとオーバーヒートしそうですが、オーロラ撮影はただただ待機の時間がほとんどなので非常に活躍しました。着心地も非常によく肌へのチクチク感もすくない。

オーロラ撮影に行くまでのバスの移動中は暖房きいてて地味に汗をかくのですが、吸湿性も高いのでたすかりました。

[blogcard url=”https://logcamera.com/250base/″]

mont-bell スーパーメリノウールM.W ラウンドネックシャツ

スーパーメリノウールエクスペディション

こちらはmont-bell(モンベル)のメリノウールベースレイヤー。これも上下でもっていきました。

モンベルの製品も非常に暖かく、着心地もいいです。価格もスマートウールに比べるとお求めやすいので、あまり着る機会がない方はこちらがおすすめです。

MAMMUT アルティメイトフーディ

MAMMUT アルティメイトフーディ

寒くなってきたらだいたいいつもこれを着ています。MAMMUT(マムート)のアルティメイトフーディ

オーロラ撮影時ももちろん着ていたのですが、日本からカナダに移動するときにもアウターがわりに着用していました。中にダウンなどのインサレーションいれておけば冬の移動くらいならちょどいいし、動きやすいのです。

[blogcard url=”https://logcamera.com/ultimatehoody/″]

patagonia ナノパフジャケット

patagonia ナノパフジャケット

化繊インサレーションのナノパフジャケット。最初はアルティメイトフーディの下に着ていたのですが、移動のバスの中があまりにも暑すぎるので途中からは外しました(笑)

カナダグースがとにかく強力なので薄手のダウンジャケットはカバンの中にでもいれておいて、寒ければ足すくらいがいいかもしれません。

[blogcard url=”https://logcamera.com/nanopuff/″]

THE NORTH FACE サンダーパンツ

THE NORTH FACE サンダーパンツ

THE NORTH FACEのダウンパンツをベースレイヤーの上から履き、そのうえからレンタルの防寒ズボンをはいていました。

ダウンパンツなのでコンパクトになり持ち運びもしやすいものです。今は販売終了しているようなので、THE NORTH FACEのライトヒートパンツが近いかもしれません。

メリノウールの靴下

アウトドア靴下

メリノウール製の靴下をもっていきました。こちらは履き比べてみた記事も書いているので参考にしてみてください。

寒いところでの靴下はメリノウール製がいちばんいいと思います。

[blogcard url=”https://logcamera.com/kutusita/″]

THE NORTH FACE エクスペディションバラクラバ

バラクラバ

THE NORTH FACEのバラクラバ。オーロラビレッジでもフェイスマスクをレンタルできますが肌の露出が少ないこちらのバラクラバを使用しました。

ただ口元を覆ってしまい、呼気が中で蒸れてはきてしまうので、ネックウォーマーとビーニーの組み合わせでもいいかもしれません。

犬ぞりをしたときはスピードも出て肌が風にさらされることになるので持っていってよかったなと思いました。

薄手の手袋

エクストリミティズ メリノタッチライナーグローブ

手袋はミトンタイプのものがレンタルできましたが、撮影の際に邪魔になりそうだったので薄手の手袋で細かい操作、その上からオーバーグローブをしてシャッターをきったりしていました。

オーバーグローブはTHE NORTH FACEのものを持っていったのですが、オーロラが出て興奮していたらいつの間にか無くしていました…

けっこう落とし物は多いみたいなのでご注意を。



持っていったけどあんまり使わなかったもの

オーロラ撮影で寒いからと、気合をいれていろいろ持っていったのですが、現地でレンタルできるのものが便利だったのであんまり使わなかったものを。

THE NORTH FACE バルトロライトジャケット

バルトロライトジャケット

THE NORTH FACEのかなり暖かいダウンジャケット。ダウンなのでコンプレッションすれば見た目以上にコンパクトになります。

ただ、これはアウターなので、最強のカナダグースがあればさして必要もありませんでした。町中をお散歩するのに少しつかったくらい。

移動中も基本的には空港や飛行機の中は暖房がきいているのでアルティメイトフーディと薄手のダウンくらいで十分でした。

[blogcard url=”https://logcamera.com/baltro/″]

KEEN ウインターポート2

KEEN winterport2

こちらもレンタル品がしっかりとした靴だったので撮影には使わず。

日本からの移動ではずっと履いていました。また、町中をお散歩するときもレンタル品の靴だとけっこうゴツすぎるのでこれくらいのウインターブーツがあるといいかと思います。

[blogcard url=”https://logcamera.com/winterport/″]

まとめ

マイナス30度でのオーロラ鑑賞、と言われるとなかなかイメージがつきにくいのでどれくらいの防寒具を持っていったらいいか悩ましいかと思います。

基本的には日本の冬を過ごせるくらいの衣類に、オーロラビレッジでレンタルできるものを使用すれば問題なくオーロラ鑑賞できました。寒くなるまえに適宜ティーピーで体を温めるのも効果的です。

もしもお金に余裕があればメリノウール製の肌着を買っていくと快適にすごせるでしょう。

これからオーロラ鑑賞にいかれる方のなにかしらの参考になれば幸いです。

関連記事