本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

これから写真を趣味にしたいあなたにオススメのカメラ

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山王寺の棚田 星

写真を趣味にしたい。

そんな思いで、なんとなく調べ始めて、何かの縁でこちらにたどり着いていただいた。そんなかたもいらっしゃるかもしれませんね。はじめまして、こんにちは。saizouと申します。拙いブログではありますが、ゆっくりしていってください。

けどけど、安い買い物でもないし、まだ迷っている。そんなお気持ちもよくわかります。ただ、今日はそんなあなたの背中を少しだけ押させてください。

少しだけ勇気を出して開けるその扉の先には素晴らしい世界が待っていますよ。



写真を趣味にする、ということ

九份 阿妹茶樓

最近ではスマホにあたりまえのようにカメラがついていて、誰もが写真にすごく身近になりました。そんな僕もiPhoneで写真を撮り始めたら楽しくなってしまい、いつの間にかカメラの魅力にとり憑かれてしまったひとりです。

そんな僕がカメラと出会い、出不精ながらも少しづつ周りのものを撮り歩くようになって気づいたこと。

「ああ、世界は美しい」

カメラを手にするまではまったく気付かなかったこの世界の美しさ。自分の想像を絶するような、こんな光景があったことを、写真をとおして初めて知ることができました。

そんな素晴らしい出会いをくれたカメラ。そんな趣味としての写真を始めるために相応しいカメラはどんなものがいいのでしょうか?

人によってもちろん最適なカメラは違っています。それでも売り場に並ぶたくさんのカメラ、どれを手にとっていいか迷うかたも少なくないでしょう。

僕がどういう人か

渓流とホタル

今日、あなたにカメラをおすすめしたいと思っている僕saizouがどんな人か少しだけお話させてください。

僕は旅行や登山など、写真の他にも趣味があるのですが、それらの目的はすべて「写真を撮るための旅行」「写真を撮るための登山」です。「旅行にいったついでに写真を撮る」「山に登ったから写真を撮る」というわけではありません。

移動はほぼ車なので比較的機材はたくさんつめますが、公共交通機関を利用したり、徒歩で移動したりする際も写真を撮る時にはしっかり機材を持っていきます。写真のできを優先するのでカメラの重さや大きさはそんなに苦になりません。

ということで、こんな人間のおすすめるする偏った写真感というのをちょっと覚えておいてください(笑)



これから写真を趣味にしたいあなたにオススメのカメラ

長沢のしだれ桜 天の川

いくつもの最適解があるなか、その人に必要なカメラも千差万別。今回おすすめのカメラをご紹介するものの、それ以外のカメラがダメだというつもりは毛頭ありません。

とはいえ、ありがたいことにネットの片隅でほそぼそやっているこのブログに来ていただくかたも最近では増えてきて、カメラの購入のご質問をいただくことも少なくありません。

ですので、そんな方々のためにご挨拶がてら一度自分の思うオススメをこの記事でご紹介させていただこうと思ったしだいです。

まずは結論から

いつも前置きが長くなるのが悪いクセなのでまずは結論を先に書きます。たくさんの機種を見比べて最適な1台を見つけるのはとても楽しい時間ではありますが、今はあまりにも多くのカメラが発売されており、どれを選んだらいいか迷ってしまうというのも事実です。

これから写真を趣味にしたいかたに僕がおすすめしたいのは「Nikon」という日本のカメラメーカーから発売されているデジタル一眼レフカメラ。中でも

  • D7500
  • D5600
  • D3500

この3台の中から選んでいただくのがいいと思っています。

デジタル一眼レフカメラとか、コンデジとかの用語がわからないかたはこちらを参考にしていただきながら読み進めていただければ幸いです。

コンデジってなに?デジイチって?デジタルカメラの種類まとめ | ログカメラ

もちろんこの3台も僕がご提案する一つの案にしかすぎません。様々なメーカーからたくさんの素晴らしいカメラが発売されています。

では、具体的になぜ僕がこの3機種をおすすめするのか紐解いていきたいと思います。



カメラの選びかた

千鳥別尺 星景

カメラを選ぶ際のポイントは大きくこのように分けることができます。

  • フィルムかデジタルか
  • レンズ交換式か一体式か
  • レンズ交換式なら一眼レフかミラーレスか
  • センサーサイズの大きさ
  • どのメーカーのカメラを選んだらいいか

ちょっと難しそうですか?専門用語で目がショボショボしてくるかもしれませんが、なるべくわかりやすく説明したいと思いますので、ぜひお付き合いください。

フィルムかデジタルか

35mm判フィルム

カメラはもともとフィルムを使って写真を撮っていました。とはいえ、今では多くのメーカーがデジタルメインで製品を作っており、フィルム自体見たこと無いというかたも少なくないかもしれません。

フィルムは独特のあたたかみがあり、それでしか出せない世界観があります。僕自身はまだフィルムで写真を撮ることはないのですが、いつかは手に入れたいと思っています。

そんな趣味性の高いフィルムではありますが、やはりデジタルの便利さに心が傾いてしまうのも事実です。

何枚でも撮れる、撮影したその場で写真が確認できる、ランニングコストがかからない。これらはカメラを始めたばかりのあなたには確かなメリットの一つになるはずです。今でこそフィルムカメラを手に入れたいとは思っていますが、僕が写真を始めた時にフィルムしかなかったのならこんなに長続きはしなかったかなあ、とも思います。

ですので、今日はデジタルカメラをまずおすすめさせてください。

レンズ交換式か一体式か

レンズ一体式か交換式か

カメラをさらに大きく分類すると「レンズが交換できるか、できないか」で分けることができます。

普通みなさんがデジカメと聞いてイメージするのはレンズが交換できないものではないでしょうか?そして、一般的に一眼レフとかミラーレスと呼ばれるカメラはレンズが交換できるカメラになります。

ではレンズが交換できるメリットとはなんでしょう?

最近では、近くの場所から非常に遠くの場所までズームできるようなカメラもたくさん出てきました。しかし、そういったレンズはある程度画質を犠牲にした作りになっています。もちろんそれでも十分キレイだし、あれこれ重たいレンズやカメラをたくさん持ち運ぶよりも1本で済ませたいというかたもいらっしゃるでしょう。

ただ、やっぱり、本当に最適なレンズというのは距離や被写体によってそれぞれ違うのです。

ヒメボタルと神社

例えばこのようなホタルの写真を撮りたい時、その繊細で淡い光をとらえるためには光をたくさん取り込めるような明るいレンズが必要です。

鎌手の水仙

小さな花や昆虫を大きく映しだしたい時は、マクロレンズという近くまで寄ることができるレンズがいります。

ウミネコの飛行

空高く飛んでいるような鳥や飛行機、お子さんの運動会など離れた場所の被写体を撮りたければ望遠レンズが欲しいですね。

被写体までの距離やシチュエーションによって、最適なレンズ選びができる、それがレンズ交換の最大のメリットです。1台で近くから遠くまで撮れるカメラも魅力的ではありますが、せっかく趣味で始めるカメラ。ちょっとこだわってみたいものです。

サブとしてコンパクトデジタルカメラを持つというのも、たしなみの一つですが、今回は1台目のカメラ。まずはレンズ交換式のものを選んでみましょう。

一眼レフかミラーレスか

レンズ交換式を選んだら次に悩むのが「一眼レフかミラーレスか」という選択肢。

カメラ屋さんに行って見かける黒くてゴツイやつ。あれらはだいたい「一眼レフカメラ」です。そして、レンズは飛び出してるけどちょっとコンパクトでなんだかスタイリッシュな感じがするカメラあれがだいたいミラーレスです。

この2種類、どう違うのか?まずは簡単に説明を。

一眼レフカメラの仕組み

一眼レフカメラの中にはレンズから入ってきた光をファインダーまで届ける為に鏡(ミラー)が入っています。

ミラーレス機の仕組み

それを取っ払ったものがミラーレスカメラ。鏡(ミラー)が無い(レス)だからミラーレスですね。

これだけ見ると、どう考えてもミラーレスカメラのほうがいいような気がしますよね。僕もそう思います。

実際、今後は必ずミラーレスの波が来ることでしょう。一眼レフカメラやミラーレスを比べる記事もたくさんありますが、現時点でのミラーレスのデメリットというのは、日進月歩で進化し続けるデジタルの世界ではあっという間に解消されるに違いありません。

ただしかし、やはりそれでも。まだ、現時点では一眼レフカメラのほうが優っている点がいくつかあります。特に顕著なのはレンズだと思います。

 

吉野山金峰山

さきほども書きましたが、最適なレンズというのは被写体や、被写体への距離によって変わってきます。そしてそんなレンズはこれまで「一眼レフカメラ」のために作られ続けてきました。

ミラーレスカメラの歴史はまだ始まったばかり、それに合わせたレンズもまだ発展途上なのです。

繰り返しますが、この流れは今後必ず変わってくると思います。まさに今もミラーレス用のレンズは開発され続けていることでしょう。ただやはりレンズ選びの選択肢の豊富さいうのはひとつのアドバンテージではあります。

また、レンズ以外の周辺機器やアクセサリなども、やはり今の時点では一眼レフカメラのほうが選択肢が多いです。

ミラーレスの小ささ、というのは必要なかたにはこれ以上のないメリットのひとつではありますが、僕の観測範囲である風景写真や星景の分野においてはまだ一眼レフカメラユーザーのほうが多いというのが現状です。

特別なこだわりがなければ、写真を始めたいならまずは一眼レフをおすすめしたいと思います。一眼レフカメラとは思えないくらい小さなカメラもたくさん発売されていますしね。

センサーサイズの大きさ

センサーサイズ21

写真はもともとカメラから取り入れた光をフィルムに焼き付け現像していました。デジタルとなった現在のカメラ、そのフィルムの代わりをするのがセンサーです。

カメラによってセンサーの大きさというのは変わります。んで、このセンサーの大きさが違うと何が変わるのか?今回はほんとざっくり説明しますがセンサーが大きくなればなるほど「きれいな写真が撮れる」のです。

センサーというのは上の比較図のようにいろんな大きさがあります。センサーが大きくなればそのハコであるカメラ自体も大きくなるのはイメージできるでしょうか?

カメラのイメージセンサーのサイズ比較 | ログカメラ

わりと大きく誤解されていることのひとつに画質の良し悪しを左右するのは「画素数」ではない、ということ。現に、プロが使うような最高級機種がそれより安いカメラより画素数が少ないこともあります。

では、趣味としてのカメラ、どのくらいのセンサーの大きさのカメラを選ぶべきなのか。

人それぞれ写真を始める動機は違うことでしょうが、もしかしたら今日ここにお越しのあなたはこんなふうに思っていらっしゃいませんか?

「背景をボカした写真が撮りたい。」と。

ボケた写真を撮るには

砂浜のダンボー

ちなみに、僕も趣味としてのカメラを購入する動機になったのがまさしくこの背景がボケた写真が撮りたかったから。

ボケてるからいい写真というわけではありません、けどけど、やっぱりボケた写真ってカメラに憧れる要因のひとつだと思うんです。スマホじゃこれがなかなか難しいんですよね。

センサーが大きければ大きいほど、ボケやすくなります。またさきほども言いましたが大きいセンサーは画質が良いです。というわけで、できるだけ大きなセンサーのカメラを選びたいところです。とはいえ、上の図の「中判」や「フルサイズ」などの機種は画質がいい分、お値段もそれなり。

金銭的な余裕があるかたはそれらのカメラを購入するのもひとつの手です。けれど、写真をはじめたいものの、途中で飽きちゃったらどうしよう、ともやっぱり思っちゃいますよね。わかります。

APS-Cサイズのカメラ

ということで、今回はワンサイズ小さい「APS-C」というサイズのカメラを選ぶのをおすすめしたいと思います。ちなみにAPS-Cは「アドバンストフォトシステムーCタイプ」の略なのですが、よくわからなくなるので覚えなくてもいいです。とりあえず今日は「えーぴーえすしー」と覚えておきましょう。

ワンサイズ小さいとはいえAPS-C機は十分に趣味としてのカメラを楽しむことができるでしょう。こんな写真を撮りたい、とあなたが思っていることのおそらくほとんどはこれらの機種できちんと撮れるはずです。

どのメーカーのカメラを選ぶか

レンズ

さあ、ここまででだいぶ絞れてきましたね。

センサーがAPS-Cサイズの一眼レフカメラ。ここまできたら、あとはどのメーカーを選ぶかだけです。もうちょいですよん。

2015年現在「APS-Cサイズの一眼レフカメラ」を発売しているメーカーは国内に4社です。

  • Canon(キヤノン)
  • Nikon(ニコン)
  • PENTAX(ペンタックス)
  • SONY(ソニー)

ひとつ気をつけなければいけないのが、一眼レフカメラというのはレンズが交換できるくせに、他社のレンズは装着できないということ。レンズとカメラの規格が統一され、どこのメーカーだろうとカメラにレンズが付けられればユーザーとしては嬉しいのですけどね。

そういった現状なので、レンズを増やしていくのが前提条件のカメラは一度そのメーカーを選ぶとやっぱり気に入らなかったから他のメーカーのカメラを買う、といったことが難しいのをまずご理解いただければと思います。

一長一短ある各メーカー。どのメーカーのカメラもすばらしいものばかりなのですが、僕が今日おすすめしたいのは「Nikon(ニコン)」です。

ただ、さきほども言いましたが、一眼レフカメラのメーカーを選ぶということはあなたのカメラ人生を決めてしまいます。だから、いろいろと他のメーカーもいろいろと比較してみたいと思われるかもしれませんね。せっかくのカメラ選びなのでぜひ納得いかれるまで比較検討していただければと思います。

では、なぜ今日僕があなたにおすすめするカメラがNikonなのか?それには他社メーカーには無い、決定的な理由があります。

 

 

その理由とは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕がNikonユーザーだからです!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

あ!ちょっと待って!ブラウザ閉じないで!ごめんごめん!ほんとちょっと待って!

痛い!石はやめて!!石を!投げるのはやめて!!!

 

 

ゆるくてふわふわな写真

ね?ほら、ネコの写真でも見て落ち着いて?ね?かわいいでしょ、ネコ。ほら、にゃーん。にゃーん。

落ち着いた?ねえ、落ち着いた??じゃあ、ちょっとその理由を書きますよ。

ここまでわりとマジメに書いてきといて突然これなのでアレですが、このブログ的には平常運転なのでお気になさらず。

ていうかですね。

真面目な話、僕自身Nikonのカメラ以外使ったことないのですよ。ていうか、ていうかですね。ほんと何度も言ってますが、カメラメーカー選びというのは自身のカメラ人生を決めるようなもの、結婚相手を選ぶようなものです。一度ひとつのメーカーのカメラを選ぶと他のメーカーのカメラに触れる機会なんてそうそうないのです。

ですのでNikonのカメラのすばらしさを語っていいならそれこそ一晩中語れる自信がありますが、他のメーカーのカメラはいっさい使ったことがないのでどこと比べてどうだとか言いようがないんですよね。

Nikonのことならちょっとわかります

D750にストラップを装着

カメラは使いこんでなんぼだと思いますし、そうしてようやく気づく魅力なんてのもたくさんあるんです。写真の色がどうだ、スペックがどうだ、などなどたくさんの比較事項はあるでしょう。

けど、やっぱりどのメーカーにもそれぞれにいいところがあるし、他社はどうだからダメだとか、ここがこうだからNikonのほうがいいだとか、そんな話をたいして使いこんでない僕みたいなもんがしたところで説得力がないんですよね。

ただ、ただね。一個だけ約束できることがあるんです。

それは、Nikonの一眼レフカメラを使っていただければ、僕が撮ってるような写真であれば少なくても撮れる、ということ。

いや、僕の写真がヘタクソなのは知っているんですよ。けど、まだはじめたことがない方からすれば、こんな写真が撮りたい、という1枚があると思います。あるんじゃないかな。あったらいいな。

写真を始めたいあなたを応援したい

深夜の荒谷山の雲海

何かの縁でこのブログにお越しいただき、この記事を呼んで頂いてるあなた。

僕はそんな「写真を始めたくて、うずうずしているあなた」を応援したいんです、すごく。

今日はカメラの選びかたの記事だけでもかまいません。けれど、じゃあ実際にカメラを買ってみるとやっぱりいろんな疑問や壁にぶつかってしまうのも事実です。

そんな時にぜひまた何かヒントを探しに来ていただければ、これ以上なく嬉しいですし、ご質問があればきちんとお答えしたいとも思っています。

でも、そんなときにですね、他社のカメラやレンズのことだとやっぱりちょっとわからないことも多いのですよ。もちろん質問いただければしっかり調べたいと思うんですが、実際に使ってないので具体的な回答がしづらいのは確かです。

カメラ屋さんにいけば一日中Nikonのカメラを触っている僕。なので、Nikonのカメラであれば、実際に自分が持っていない機種やレンズでもなんとなくどんなもんかはお答えできると思うのです。

もちろん他のメーカーにも良いカメラがたくさんあります。どちらがどう、というものでもありません。 ただ、同じNikonを使う仲間がちょっとでも増えたらいいなあと思うし、さっき言ったとおりNikonのことならいろいろお答えもしやすいのです。というわけでメーカーはNikonをおすすめさせてください。



NikonのAPS-Cサイズの一眼レフカメラがオススメ!

さあ、だいぶ長くなってきましたが大丈夫ですか?ようやく最初にあげた結論までやってきました。

以上の理由から、これから写真を趣味にしたいあなたにオススメのカメラは「NikonのAPS-Cサイズの一眼レフカメラ」なのです。

そして、現在発売されているNikonのAPS-Cサイズの一眼レフカメラがこの3機種なわけですね。 どうです?たくさんあってどれを選んだらいいかわからなかったけど、だいぶ選びやすくなってきませんか?

あとは、予算と用途に応じて好きな機種を選んでいただけたらと思います。では、この3機種がどんなカメラか具体的にご説明してみますね。

難しい用語は使わないよう説明していきますが、メーカーのサイトなどでスペックを参照されるならこちらの記事も参考にしてみてください(╹◡╹)

Nikonの一眼レフカメラを比較する際に知っておきたい10のポイント | ログカメラ

動きものに強い!「D7500」

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Nikonのミドルクラスのカメラがこの「D7500」

とはいえ、基本この3機種はセンサーサイズが同じ大きさなので画質面では値段の差ほど劇的に変わるということはありません。じゃあ、一体なにが他の2機種と違うのか?

一番の違いは「オートフォーカスの性能」なんです。

オートフォーカスとはカメラが自動でピント合わせをしてくれる機能のこと。スマホなども基本オートフォーカスなのでおなじみですね。

オートフォーカスの性能が違うだけで、そんなに値段が変わるのか、と思うかもしれません。しかし、シャッターチャンスというのはほんとに一瞬のこと、写真の神サマは気まぐれです。

その一瞬の光を切り取るためにはカメラ側にもそれに負けないスピードと正確さでピントを合わせる能力が必要なのです。

特に力を発揮するのが「動きモノ」

飛行機、鳥、電車、スポーツなど、被写体が激しく動くものを撮りたいと思っていらっしゃるかたはぜひ検討していただきたい機種です。他の2機種で撮れないとうわけではありませんが、D7500があれば失敗する確立を減らすことができます。

また、防塵防滴仕様であったり、ファインダーがとてもクリアだったりとかゆいところに手が届くような仕様になっています。

初心者なので安いカメラのほうがいいですか?と聞かれることがよくあるのですが、カメラは高いのもののほうが暗い場所に強かったり、オートフォーカスの性能がよかったりと失敗する写真を減らすことができます。予算が許すのなら、初心者だってD7200を検討する価値はじゅうぶんあります。

バリアングルモニターが使いやすい!D5600

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一眼レフカメラが欲しいけど、あんまり高いのはちょっと……でもせっかく買うのならちょっといいのが欲しい。そんな松竹梅なら思わず竹なあなたにピッタリなカメラがD5600。安心してください。僕も竹派です(笑)

D5600の最大の特徴は「バリアングルモニター」

D5500

ビデオカメラのように液晶モニタをひっぱり出すことができるのです。

これのおかげで地面スレスレのローアングルや逆に思いっきり高く持ち上げてのハイアングルの写真など、カメラのファインダーに左右されない自由なアングル、構図の写真を撮ることが可能です。

このバリアングルモニター、めっちゃくちゃ便利です。この便利さはぜひ一度触ってみて確かめてほしい。

またカメラのサイズ自体もとても小さいです。ミラーレスカメラって小さいイメージがあるのですが、いいミラーレスはそれなりの大きさなんですよね。同じくらいの価格帯のミラーレスと比べてみるとほんと「若干大きいかな」というくらいの大きさ。

一眼レフカメラだから大きいのはしょうがない、なんて思っていたのですが、今は思った以上に小型・軽量化がすすんでいます。

低価格でもしっかり一眼レフ!D3500

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D3500のメリットはなんといっても安いこと。なんだかんだいって安いは正義です。

僕自身はD5100から始め、今はフルサイズのD750を使っていますし、高いカメラがいいカメラだとずっと思っていました。

けどね、最近考えを改めました。

趣味でカメラを始めるといっても、誰しもが「いつかはフルサイズ」と思っているわけでもないのです。

初めての子どもが生まれた、海外旅行に行く機会ができた、友達が結婚する、子どもの運動会がある。いろんな方々の生活の中にある「ちょっとしたハレの日」

そんな素敵なハレの日をちょっといいカメラで記念に残しておきたい。それも立派な趣味としての写真、趣味としてのカメラですよ。

安い買い物じゃありません。もしかしたら忙しくなって写真続けられなくなるかもしれない、なんて不安があるのもすごくわかります。けどやっぱりいい写真を撮ってみたい。

そんなかたにピッタリなのがこのD3500。

さっきも書きましたが、基本この3台、センサーサイズが同じです。なのでD7500と比べてD3500が著しく画質が悪い、ということはけしてありません。一眼レフカメラとして必要なスペックはきちんと搭載されている素晴らしいカメラです。

D7500やD5600に比べるとオートフォーカス機能は見劣りしますが、そうそう動くものを撮る機会はないです。風景メイン、というかたならまったく必要ないですし。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回あげたカメラは素晴らしいものばかりです。これから写真を始めたいと思っているあなたに自信をもっておすすめできるカメラです。

もちろん、あくまで僕のおすすめなので、これ以外の選択肢もぜんぜんアリです。迷っているうちが一番楽しかったりします。心ゆくまで悩んじゃってください。

そして、そうやって手にしたカメラで写しとるこの世界は今までと同じ世界とは思えないほど、キラキラと輝いて見えるはずです。お約束します。

写真を始めるといろんな物の見方が変わってきます。ファインダーを通してみることで、今までなんとも思っていなかったような光景がいかにすばらしいものだったか気付けるはずです。

さあ、あなたは何を撮りにいきますか?満天の星空、テレビでしか見たことのない絶景、遥かな山頂から見下ろす雲海、大好きなあの人。いろんな可能性はこのカメラというちっちゃい箱の中に詰まっています。

あなたの写真ライフが良いものになりますように。

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