富士山を富士宮ルートで登ってきた!五合目〜八合目の山小屋まで

2014/08/20

先日、とうとう念願だった富士登山にいってきました。

日本最高峰である富士山、そこから見渡す景色はとても幻想的で素晴らしいものでした。

コースタイム

  • 五合目到着 12:35
  • 五合目出発 13:10
  • 六合目   13:50
  • 新七合目  14:50
  • 元祖七合目 15:50
  • 八合目   16:50
  • 就寝    19:00

富士登山初日

富士山の登山ルートは大きく4つあります。今回僕が登ったのは静岡県がわの富士宮口から登る「富士宮ルート」

富士山に挑戦!登山道を決めて、山小屋の予約をした!

 

始発の新幹線に乗って新富士駅に到着したのが10:04。

新富士駅

到着したのはいいのですが、なんだか雲行きが怪しめ。まあとにかく富士五合目行きのバスに向かいます。

新富士駅 バスのりば

雲行きが怪しいというか、ちょっと雨が降ってきました(;´Д`)

10:20発の富士宮口五合目行きの富士急静岡バスに乗り込みます。徐々に登山者っぽい人たちが増えてきました。

富士五合目行きのバス

バスに揺られながら富士山の裾野を越えていきます。

2時間ほどしてようやく五合目に到着です。

12:35 富士宮口五合目

富士宮口五合目

ぎゃぼーめっちゃ曇ってるー(;´Д`)

さすが、百名山に登るとだいたい曇ることで有名なsaizouですが、見事富士山も曇らせてしまいました。この時点でもうテンションはだだ下がりです。

到着したのは12:35。ここ富士宮口五合目は他のルートよりも高い場所にあります。高度は約2400m。僕が今まで登った山で一番高かったのが石鎚山の1982mなので、五合目ですでに今まで登ってきた山々よりも高いのです。こりゃすげえ。

なので、いきなり登ってしまうと高山病にかかってしまう恐れがあります。高地に順応するため五合目でしばらく体を慣らします。

富士宮口五合目食堂

ついたのはお昼時だったので五合目の食堂でご飯をたべることにします。登山客がたくさんですね。

富士宮口五合目食堂のうどん

消化のよさそうなきつねうどんを頼みました。800円だったかな?

富士宮口五合目の看板

富士宮口五合目の看板です。ほんとだったらこの後ろに高くそびえる山の姿が見えるそうなんですが、ガスりまくっているので何も見えません。

富士山曇の日

この後ろに富士山があるよーと言われたけど、なんも見えず。

入山料払った時にもらえる記念品

入山料である「富士山保全協力金」もきちんと払ってきました。1000円ナリ。

一応任意にはなっていますが、そんなに高いもんでもないのでみんなも払ったらいいと思うず。

13:10 五合目発

8時間近くかけてようやく辿り着いたのがガスガスの富士山。なにも見えない五合目でとくにやることもないし、いつもよりゆっくり時間をかけて歩けばいいか、と考え30分ほどで五合目を出発しました。みんなはちゃんと高度順応してから登ろうね(๑╹ڡ╹๑)

五合目から登山道

雲の隙間からでもいいから、御来光は見れるといいなー。などとボヤきながらトボトボ歩いていましたら……

あっという間に六合目「雲海荘」をハッケーン。

富士山六合目雲海荘

ここで異変が訪れます。ん?

富士山六合目付近

んん……??

富士山六合目付近

晴れてきたキタ━(゚∀゚)━!

富士山六合目付近

ガスに包まれていた所を抜けたのか、風が吹いて雲が無くなったのか定かではありませんが、急激に青空が目の前に広がっていく光景にさっきまでダダ落ちだったテンションも急激MAXに!!

13:50 六合目「雲海荘」「宝永山荘」に到着!

富士山六合目雲海荘

さきほど雲の中に見えていた六合目「雲海荘」も、到着したころには青空の中に!うひょー!!
五合目から40分ほどの距離なのでまだ疲れもありませんがテンション上がってるのでたくさん写真を撮りました。

富士山六合目宝永山荘

ここ六合目には「雲海荘」と「宝永山荘」の二つの山室があります。

雲海荘でダンボーと

今回はダンボーも連れて行きました!風が強いのでなかなか立ってられないみたいです。

富士山六合目のベンチ

さっきまでガスに包まれていたところが雲海となって見下ろせます。すごい光景だなー。

雲は見上げるもんで見下ろす感覚なんてないわけで、ほんと幻想的な世界に入り浸ってる感じでした。もうこの辺からあまりの風景の美しさにニヤニヤしっぱなし。

富士山の自販機

自販機で買える飲みもののお値段もだんだんと富士山価格になってきましたね。けど逆に考えると、普通の山の山頂ぐらいの高さのところにこんだけずらっと冷たい飲み物があるということですよ。そりゃあ高いわな。

宝永山荘ダンボーと

ここでは長い休憩はとらず、先にすすむことにします。時間もだいたいコースタイム通りなのでいい感じです。

富士山 登山道

テンションは上がるものの、調子にのってペースを上げすぎてバテてしまっては元も子もないので、ゆっくりゆっくり歩を進めます。
基本、息が上がってハアハアいいながら山を登るのはペースが早いと思うので、そうならないよう景色を楽しみながら自分のペースを守ってのんびりと。

富士山の登山道は岩がゴツゴツしているようなイメージでしたが、思っていた以上に歩きやすかったです。五合目〜八合目くらいまでは変に階段みたいなのも作って無いのでなだらかな勾配をゆっくり自分の歩幅に合わせて歩くことができました。

富士山の花

こんな高い場所なのに、やっぱり植物は咲いているので、自然の生命力はすごいなあと思いました。なんていう名前なんでしょうね。

元祖七合目御来光館

景色を楽しみながら歩いていると、次の山小屋が見えてきました!

14:50 新七合目「御来光山荘」に到着!

富士山元祖七合目御来光館

1時間ほど歩いて新七合目の「御来光山荘」に到着!ん?「新」七合目??

そう、実は富士山には七合目や八合目がやたらいっぱいあるのです。なので次の山小屋がある場所は八合目ではなく「元祖七合目」だったりします。

富士山には7合目、8合目がどうしていっぱいあるのか - Excite Bit コネタ(1/2)

これ、知らずに登ってたらすごくがっかりすると思うんだけど。実際僕は下りの時に今自分が何合目にいるのかよくわからなくなりました(笑)

富士山新七合目御来光山荘から見る雲海

高度もだいぶ上がり、雲海も目線よりはるか下になってきました。ラピュタの世界にいるようです。

御来光山荘でもそんなに休憩をとらず、出発します。

溶岩

赤い山肌と青い空のコントラストが美しいです。

富士山標高3000m

ついに標高3000m!!

2000mオーバーも生まれて初めてなのに、3000mも突破してしまいました。標高3000mどんなところなんだろうと思っていましたが、想像以上に美しい光景で大満足。空気も澄み切っていて遥か彼方まで見渡せます。

元祖七合目へ

次の山室が見えてきました。

15:50 元祖七合目「山口山荘」に到着!

元祖七合目山口山荘

海抜3010mの文字が目立ちます。天気がよく暑そうな感じがしますが、風がビュウビュウ吹いているので動いていないとけっこう冷えます。

元祖七合目山口山荘

山室は山の中腹に建てられているものが多いので、どこも軒先はそんなに広くはありませんでした。

登山を開始してから2時間40分ほど。小腹がすいてきたのでここらで一度休憩をとります。

行動食はスニッカーズ

僕がいつも持参する行動食はだいたいスニッカーズです。疲れた体にはこのめちゃくちゃ甘いチョコがサイコー。大正義SNICKERS。

行動食についてなんですが、なんか少しお腹がすいてきた気がする……と思ったらすぐに食べるようにしています。登山中はけっこうエネルギーを使うのですぐにお腹がすいてきます。

水もそうなんですが、口の中がなんか乾いたなあと思ったららすぐに水を含む。

こまめな食事や水分補給をすることでシャリバテや脱水症状を防ぐことができます。

いつもはスニッカーズだけで問題ないのですが、今回の富士山、知らないうちにたくさん汗をかいていたのか、下山の時あたりになると少ししょっぱいものが欲しいと感じる時がありました。塩分のあるトレイルミックスみたいなものも作っておけばよかったなと思いました。

元祖七合目を出発

10分程休憩し、エネルギーの補給も完了。元祖七合目を16:00に出発。今夜の宿泊先、八合目の「池田館」を目指します。

富士山の雲海

雲海を眺めながらの登山はとても気持ちいい。やべえ、モクモクの雲すげえ。

3000mを超えてきたあたりからうすうす気になってはいたのですが、このあたりで明確に気が付きました。

空気が薄い。

ペースをあげているわけではないのに、すぐに息があがります。疲れのせいか、はたまた高山病のせいかはわかりませんが若干頭が痛いのも気になります。

いつも以上にペースを落とし、大きく息を整えながらゆっくりゆっくりと登っていきます。富士山八合目

少しいくと八合目の山室が視界に入ります。しかし、このちょっとに見える距離がなかなか縮まらない。

少し歩くだけでハアハアいってしまうのです。だいたい、カメラやら三脚やらいらない荷物がありすぎるのが問題なんですよね。僕だけやたらザックがデカいのは気のせいじゃなかった。

16:50 八合目「池田館」に到着!

富士山八合目 池田館

かなり空気が薄くなっているのを感じながら、とうとう八合目「池田館」に到着です!

この日はここで仮眠をとります。

体力的にはまだそんなに疲れておらず、もう一つ先の九合目までは行けたと思うのですが、結果ここで宿をとってよかったなと思いました。

なぜならこの後、高度にかなり苦しめられたからです。下山時にはかなり参ってしまいました。

それでもここ八合目でゆっくりできたことで、深刻な状況にならなかったのでよかったんじゃないかなーと。

富士登山八合目池田館

池田館の軒先はこんな感じ。広くはないですが、ベンチもありゆっくりできます。

さっそく受付を済ませることにします。

池田館の宿泊料金は以下のようになっています(※土曜日は1000円増し)

  • 素泊まりー5500円
  • 一泊一食ー6500円
  • 一泊二食ー7500円

施設の説明を受けながら今夜の寝床へ。

池田館の小屋内

大きく間仕切りがされています。寝床は上下二段。HPには収容人数250人と書いてありますが、いっぱいの時はかなりギュウギュウ詰めになるんでしょうね。

一番奥がトイレで宿泊者は無料で利用することができました。山のトイレなので割りと覚悟を決めていたのですが非常にキレイにされていてびっくり。

池田館 小屋内

この日は一つの仕切りに6人。ピークをはずした平日にもかかわらずけっこうたくさんの登山者が利用します。

さらにビックリしたのが、ひとりひとりに寝袋が割り当てられていたこと。しかも寝袋はmontbell製です!床には銀マットがしかれているので寝心地も非常にいい。

すげえすげえ、と感動していたら名前を呼ばれました。夕食の時間です。

池田館の夕食

夕食はカレー。一人一杯あたたかいお茶をいただきます。

ネットでいろいろ調べていたら、食事の量が少ない、といった声がチラホラあったのですが、僕は登山中そんなバカ食いするほうではないのでこれくらいでちょうどよかったです。あんまり食べるとお腹痛くなったら困りますしね。

池田館夕食 カレー

味は……うん、まあ普通のレトルトカレーですよ。体も疲れているのでゆっくり良く噛んで食べます。

空と雲海

食事も終え、ゆっくりと八合目からの景色を楽しみます。空にはさっそく月が出ていました。

富士山から見る月

荷物になると分かっているのに持っていった望遠レンズで1枚。ここと山頂ぐらいでしか使わなかったな(;´Д`)

まあ、あれですよ、日本で一番高い所で撮った月の写真ということで。

持っていった機材

ちなみに今回持っていったカメラ機材は

基本はAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRで撮った写真ばかりですね。

今までは山には単焦点レンズ持って行くことが多かったのですが、やっぱりズームレンズのほうが便利だと痛感しました。 逆光に弱いのでけっこうゴーストを拾っちゃうんですが、山だとそれもなんか味になっていい感じですし。ボケもそんなにクドすぎないし。うん、良いレンズですよ。

富士山でビール

調子にのってビールもいただきます。600円ナリ。

外は寒いし、ツマミもないのでビール飲む必要もなかったのですが、そこはほら、やっぱ気分的に、ね?

感動的な夕景と影富士

山の風景は刻々と変化していきます。真っ青だった空も次第に雲が赤みをおびてきました。

八合目の夕景 鳥居

太陽が沈むのは山小屋の反対側なので、真っ赤なに燃えるような夕景は見れません。

で、す、が!

西日を背にするこの八合目ならではの素晴らしい光景に出会うことができました!!

そう、影富士です!!!

富士山八合目池田館からの影富士

西に沈む夕日が富士山を照らし、その姿が雲海に映しだされました。

霧のため麓からその姿を見ることはできませんでしたが、富士山のその巨大さが影になって照らされる様子は、言葉にはできないほどの素晴らしい光景でした。

いつまでもこの美しい光景を眺めていたかったのですが、明日は明日で御来光のために早くから行動しないといけません。

後ろ髪を引かれながら、山小屋にもどり、montbellの寝袋の中で体を休めます。

時間は午後19:00。下界で生活していると、まだまだ早い時間に思えますが、山では結構遅い時間。すでにお休みになっている登山客もたくさんの中、僕も興奮冷めやらない中、目を閉じることにしました。

まとめ

というわけで、富士登山初日が無事に終わりました。

想像していたよりはるかに美しい光景に初日はずっとニヤニヤしながら登ってた気がします。すれ違う登山者もさぞかし気持ち悪かったろうな(笑)

いつも、登り始めて20分くらいからだんだん気持ちよくはなるんですが、今回はそのハイテンションがず~~っと続いた感じです。なので登りは非常に楽でした。

徐々にしんどくなってくるのも知らずにね(;´Д`)

後編はこちらから
富士山頂にてご来光を拝む!八合目から山頂まで | ログカメラ

 

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