どんなものでもキレイに写る魔法の時間!マジックアワーとブルーアワーを逃さず撮影しよう!!

石鎚山 夕焼け

どんな初心者だろうと、なんにも考えずに手っ取り早くきれいな写真が撮れる、魔法のような時間があります。それが今回紹介するマジックアワーブルーアワー

もうぶっちゃけ、写真を撮るならこの時間しかないですし、それ以外の時間帯なんてのはおまけだと思うくらい重要な時間帯。1日のうちにほんの一瞬現れるその瞬間を逃さないようにしましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧

マジックアワー・ブルーアワーとは

マジックアワー

マジックアワー・ブルーアワーというのは日の出、日の入りの太陽の位置によってだんだんと色が変わっていく時間帯のことをいいます。

マジックアワー

出雲縁結び空港のひまわり

マジックアワーというのは、日の出・日の入り直前のほんの一瞬の時間帯のこと

この時間は空の状態にもよりますが、オレンジ、金色、赤、赤紫などの色に染まり非常にドラマチックな瞬間を撮影することができるのです。朝焼け、夕焼けはだいたい20〜30分くらい焼けてるのですが、そんななかでも太陽の位置によって実は目まぐるしく状況が変化していきます。

そして、本当にいい瞬間、いわゆるマジックアワーと呼ばれる瞬間は賞味5分くらいしかないといってもいいのではないでしょうか。

いかにこの瞬間を捉えるかが難しくもあり、楽しくもあります。

ブルーアワー

醍醐桜 ライトアップ

日が登る直前や、沈んでしまったあと。昼と夜の境目。夜の真っ暗な時間が訪れるほんの一瞬の時間、世界は青く染まっています

この時間帯のことをブルーアワーといい、静かながら美しい瞬間を捉えることができます。夜景やライトアップなどと合わせると、また一段と美しく撮影できることでしょう。

こちらも日の出の前や、日没後のほんの数分の時間帯になります。

初心者のころにマジックアワーやブルーアワーを撮れない理由

大山 鍵掛峠の夕景

マジックアワーとブルーアワー。特にマジックアワーなんて写真を撮るうえで「いちばんおいしい時間」なわけです。そして、そのチャンスは一日に2回もあります。けど、なぜか初心者の頃にはこのおいしい時間を撮らなかったりするんです。

これ、僕も経験があるのでよくわかるんですが、この時間帯って撮りに行くのに億劫な時間帯なんですよね。

朝早い

朝のマジックアワーを撮るためには、日の出前に撮影地に到着しておかなければいけません。近くの撮影スポットならまだいいんですが、例えば車で1時間くらいいくようなところ。んでもって、じゃあ日の出が6時だとしましょう。そうしたら、5時には起きて動き出さないといけません。いやいや、準備のことを考えたら4時おき?きっつー。

んでもって、撮影スポットにつくじゃないですか。そしたら、もちろん真っ暗ですよ。だって日の出まえだもん。そんな中ヘッドライトつけて準備して、日の出を待ってるんです。下手したら一人で。

夜も遅い

朝はやいのはきつい。んじゃあ、夕方のマジックアワーを狙うか。となると、こんどは夕方の6時くらいですね。6時が日没っていってもマジックアワーからブルーアワーまで撮ってたらだいたい7時くらいですよ。もうね、7時になったら帰りたい。帰って一杯やりたい。あたりの家からはカレーの匂いだってしてくるわけです。明日は仕事なわけです。

奥さんからいつまで写真撮ってんの!ってお叱りの電話もかかってくるかもしれない。撮って慌てて帰って夜の8時や9時ですよ。

だからこそ、今よりちょっといい写真を撮りたいなら、マジックアワーを狙いましょう

経島の夕景

お昼に撮るのは気分的に楽チンです。人はお昼に行動するものです。けど、お昼にはほとんどおいしい時間ってないです。あったとしてもかなり難しい。僕はお昼は移動か仮眠の時間とわりきってます。それくらいお昼に撮るのは難しい。

この辺の意識が変わると、あなたの写真はだいぶ変わってくると思います。朝誰よりも早く撮影地に赴き、夜は誰よりも遅く撮っている。それだけで、今までよりもグッと写真が変わってくるはずです。

とはいえ、とはいえ。じゃあ、お昼に撮るのがダメかというとそうでもない。朝はやく、夜おそく、そんなめんどくさくてしんどい思いをしてて楽しくない、なんてことになったら本末転倒です。僕も基本的にはあんまり夜遅くなるのって嫌いですし、さっさと帰って一杯やりたいのです。

自分が楽しいと思えるくらいの範囲の中で、それでもマジックアワーというステキな時間に写真を撮ってみると、今までよりもちょっとキレイに撮れるし、そしたら楽しいかったりしますよ、というのが今回お伝えしたいことです。写真は楽しくが1番です。

各時間帯のマジックアワー・ブルーアワー

マジックアワー・ブルーアワーと一言でいっても、朝と夕の時間帯で若干雰囲気が変わってきます。日々いろんな朝、夕があるのであくまで一例ではありますが、各時間帯にどんな情景になり、どんな写真を狙えるのかちょっと見てみましょう。

朝のブルーアワー

坊ガツルの朝焼け

日の出のだいたい1時間くらい前から、だんだんと空が白み始めてきます。朝のブルーアワーは、太陽というものすごいエネルギーを持ったものが飛び出してくる寸前の、静かながら沸き立つような雰囲気が感じられます。

この時間帯というのは、夜に冷やされたものが太陽の熱に暖められる時間帯でもあるので、例えば朝霧や雲海など、夕方には見られないドラマチックな自然現象と出会うこともあるでしょう。

朝のマジックアワー

富士山 精進湖 朝焼け リフレクション

日の出前後の20〜30分が朝のマジックアワー。朝のマジックアワーはけっこう難かったりします。わりと焼けることもなくすーっとマジックアワーが終わってしまうことも度々。

ですが、ピンクに焼けるようなマジックアワーというのは朝ならではないでしょうか。

モルゲンロート

穂高連峰のモルゲンロート

朝の光が山肌をピンク色に染めることをモルゲンロートと言います。これもマジックアワーの時間帯の、山がもっとも美しい瞬間のひとつ。

夕方のマジックアワー

宍道湖の夕景

日没前後の20〜30分が夕方のマジックアワー。夕方のマジックアワーの特徴はとにかくゴージャスですね。金色やオレンジ、赤色に染まる風景はどう撮っても美しいものです。

日が沈む前に照らされる光景も美しいですが、日が沈みきった後にふわっと焼ける瞬間があり、これも逃さず撮っておきたい瞬間です。撮ったから帰ろう、と思って車に乗り込んだらめっちゃキレイになった、なんてのはあるあるネタです。

アーベントロート

石鎚山 夕焼け

モルゲンロートが朝なら、夕方に山が赤く染められることをアーベントロートと呼びます。この時間帯もまた非常にドラマチックで美しい瞬間。

夕方のブルーアワー

与一野のしだれ桜 ライトアップ

日没から約30〜40分くらい、空はゆっくり青く染まっていき、やがて夜の黒へと変わっていきます。

夕方のブルーアワーの自家には街に明かりが灯りはじめる瞬間やライトアップをしてたりしあす。こういう光ものを撮影するのもいい時間帯ですね。

マジックアワー・ブルーアワーをキレイに撮るコツ

浜野浦の棚田 シルエット

マジックアワーはそれこそ魔法の時間なので、どう撮ったってきれいなんですが、それでもちょっと撮り方のコツを覚えておくといいですね。僕が撮る時に気をつけていることをいろいろ書いてみます。

あったらいい機材

明暗差に強いカメラ

夕焼け、朝焼けの時間帯は太陽が目線の高さにあるので案外まぶしかったりします。ということは明暗差ができやすい時間帯

カメラは人の目に比べ明暗差に弱いのですが、それでもできるだけ明暗差に強いカメラ、例えば一眼レフやミラーレスカメラがあるといいかもしれません。最近はスマホで撮ってもかなりキレイに撮れるようになりましたが、それでもこのマジックアワーやブルーアワーの時間帯は本格的なカメラの出番だと思います。

三脚

光の量は日中に比べて少なくなる時間帯。手持ちで撮ってもなんとかなるかもしれませんが、それでも三脚があると安心です。できればレリーズなんかもあるとさらに安心。

ハーフNDフィルタ

空は赤くなりますが、地上部分は暗かったりするので、ハーフNDフィルタがあると便利かもしれません。僕は持ってないのでHDR合成を多用してます。

太陽を狙うか、染まっているのを狙うか

富士山ご来光まつ人

太陽の方向を狙うか、そうでないかでも雰囲気はぐっと変わってきます。太陽を狙う場合は光が強く明暗差がハッキリ出るので、シルエットなどを狙うのに適しています。明暗差に強いカメラであれば、暗部をグッと持ち上げることも可能なので、レタッチでいろいろやってみるのもおもしろいでしょう。

須佐 ホルンフェルス

太陽を狙わなくても、被写体が赤く染められているのを狙うのもとてもキレイです。そこまではげしい明暗差もないので、これもまたきれいな写真が撮れちゃいます。

ホワイトバランスをいろいろ変えてみる

虫明迫門の曙

基本は晴天(太陽光)や曇天(曇り)なんかで撮るのがベタではあるんですが、僕はけっこう蛍光灯で撮ってド紫にしてやるのが好きだったりします。このへん人によって好き嫌いが別れるかもしれませんが。RAWで撮影しておいて、あとから調整してみるのもいいですね。

こういうのは自分が撮ってみてクソカッコイイ!って思う設定で撮ったらいいのです。

逆光を狙うとフレアやゴーストでいい感じになる

白鳥 あさやけ

逆光を狙うと、太陽の位置がかなり低くなっているので、角度的にフレアやゴーストが発生しやすくなります

例えばこれはフレアがもぎゃーって出た写真。コントラストが下がり、いつもはやっかいなフレアですが、場合によってはいい雰囲気になります。夕方のふわっとした時間帯によく合いますよね。

ゴースト

こちらはゴーストの写真。レンズによっていろんなクセのあるゴーストがでますが、うまいこと使いこなすとかなりいい感じになります。

ポートレートを撮る時など、フレアやゴーストを効果的に使うと非常にキレイに撮影できますね。

ちょっと雲がある日や嵐の翌日なんかはけっこチャンス

富士山 精進湖 朝焼け リフレクション

あまりにもピーカンすぎると、案外きれいな色がでなかったりします。特に朝なんかはそのままスーッと夜が明けちゃうこともしばしば。

多少雲があると、雲に太陽の光がいい感じに染められものすごい景色になることが多いです。また、台風など嵐のあとは爆焼けするチャンスだったりするので気をつけておきましょう。

まとめ

ちょっと時間を変えるだけで、ものすごく素晴らしい光景に出会えることができますし、どうやって撮ったっていい感じになるマジックアワーとブルーアワー。

写真はいろんな撮り方がありますが、ぜひこの時間帯で撮影してみてください(*´∀`*)

関連記事

-カメラ初心者のための基礎知識
-, , ,