本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

一眼カメラの練習に!模写のススメ!!

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当ブログにお越しの方の中には、一眼レフカメラかったばかり!というかたも少なくないのではないでしょうか?

どうです?初めての一眼レフ楽しめていますか?

たくさん撮ってればそのうち少しづつ上達していくとは思うのですが、最初のうちはどうやったら上手に撮れるか悩んじゃいますよね。

んで、僕が一眼レフを買って一番勉強になったなぁと思う方法をご紹介してみます。

その方法とは「写真の模写」です。

模写のススメ

今やいろんなサイトで他人の撮った写真を見ることができます。Instagramや他の写真SNSなど、レベルの高い写真を探すのもすごく簡単ですね。

写真を撮ったら見てもらおう!写真が投稿できるWebサービスまとめ!!

いろんな撮影スポットで撮られたすばらしい写真を見て感動したら、じっさいに自分も訪れてそれと同じ構図で撮ってみましょう!どんなところに撮影スポットがあるか分からない!というかたは、僕の撮った写真でよければ以前にまとめているので見てみてください。

旅行好きな僕がおすすめする撮影スポット50選!

他にもPHOTOHITOなんかは撮影地から写真を検索できるのでとても参考になります。

写真を真似ることのメリット

構図を勉強できる

三分割構図で撮ったひまわり

まだ初心者のうちは、自由に撮っていいよ!って言われてもけっこう迷っちゃうものです。「構図」なんて言われてもピンとこないことも多いんじゃないでしょうか。

なので、撮影地に行く前にいろんな写真を見て、かっこいい!って思った写真を実際に撮ってみましょう。現地に行ってみると、写真だけではわからなかったいろんな撮影者の意図が見えたりするものです。

自分で気付かなかったような切り取り方や構図の作り方など、写真という四角いキャンバスの中に素晴らしい風景をどのように収めると美しい写真になったのかがわかってくると思います。

自分の好きな一番美しい時間帯を撮れる

浜野浦の棚田 夕景

写真というのは季節や時間、天気の良し悪し、太陽の向き、月の満ち欠けなどいろんな要因で同じ場所でもコロコロと表情を変えていきます。

有名な観光地や撮影スポットといえども、初めて訪れる場所のいちばん「おいしい時間帯」なんてなかなかわからないですよね。

例えばこの佐賀の浜野浦の棚田の写真。これは「5月の稲を植える前の棚田に水を張った時期」の「夕日が沈む時間帯」です。写真の好き嫌いは主観があるので、どれが一番とは明言できませんが、僕はこの時期が一番好きです。

こんなふうに、自分がいいなと思った写真を撮るために、どんな時間に写真を撮りに行けばいいのか理解できるようになります。闇雲に写真を撮りに行っても、がっかりすることが多いです。

がっかり写真が多くなると、やっぱり撮りに行くのが億劫になってきますからねー。

失敗が少ないので楽しい

嵐山嵯峨野の竹林の小径

成功体験が多いほど、写真が楽しくなるし、楽しくてたくさん撮ればそのぶんいつの間にか上手になるもんだと思います。

もちろん、失敗することで学べることも多いとは思いますが、やっぱ楽しくねーとやってらんないっすよねー。

せっかく買った一眼レフなのに、なんだかスマホと代わり映えしないような写真ばかり。自分にはやっぱ才能ないんだろか?なんて思ったことありませんか?僕も最初のうちはそんな経験ばかりでした。

そんな経験ばかりだとだんだんつまらなくなりますよね。そうなる前に、素晴らしい場所で撮られた写真をパクって参考にさせていただいて「何これかっこいい!自分天才!!」って思ってたほうがよっぽど楽しいんです。

オリジナリティなんてもんはたくさんの経験していろんなことを吸収した結果、その経験を自分というフィルターを通して出てくるものだと思うのです。

たくさん模写して上達して!その後にやりたいこと

人の写真を真似して撮っているといろんな気付きがあるはずです。

この被写体にはこのレンズで、この構図で、光の向きはこうで、時間帯はいつで、などなど、自分なりのパターンが作れてくると思います。

そうやっていろんなパターンが自分の中で出来てきたら、今度はそのパターンを他に当てはめてみましょう。そっくりそのまま、他の場合でも通用することもありますし、被写体が違うとうまくいかない場合もあります。

紫陽花

例えば、紫陽花を撮る時にこんなふうに露出差を活かしてスポットライトのように撮るのを覚えたとします。そうしたら「光の明暗差のあるところで露出アンダーで撮ったらスポットライトのようになる」というパターンが自分の中にできますよね。

そうしたら、このパターンが他の花でも使えないか?花以外の被写体でも応用できないか?など試してみればいいんです。

鰐淵寺の紅葉 モミジ

これを紅葉の時期に応用してみました。悪くないですね。

水族館

人工物ではどうでしょう?水族館の明るい水槽を中心に明暗差があったのでアンダーで。これも案外おもしろいです。

これ以外にも構図の作り方、レンズの使い方、レタッチの仕方など、いろんなパターンをいろんな被写体や状況で使ってみると面白いです。

最初は他人の模倣に過ぎなかったかもしれませんが、こうやって徐々に自分の引出を増やしていけばどんどん写真がおもしろくなると思います。

まとめ

僕もいまだに人様の素晴らしい写真をパクって参考にさせていただいて模写を続けています。ブログにアップしている写真もどっかの絵葉書でみたようなものが多いですよね。

まだまだ下手くそなんで、これからもまだまだ模写を続けてちょっとでも上達したいなと思っています。

とはいえ、写真をはじめていつの間にか3年が経ちました。毎年チャレンジしている被写体もあるので、今までの経験を活かして少しづつ自分の色を出せていければいいかなと思っています。