本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

あさひ船川の「春の四重奏」と向野のエドヒガン

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春の四重奏

春といえば桜なんですが、ソメイヨシノだけを撮るのってけっこう難しくて。

んで、いつも構成に頭を悩ませるんですが、富山県に桜とチューリップと菜の花と山をまとめて撮れるという、なんだかヤサイマシマシアブラカラメみたいな撮影スポットがあるということなんで行ってまいりました。



あさひ船川「春の四重奏」

春の四重奏 桜 チューリップ 朝日

富山県朝日町の船川べりには川に沿って桜並木が続いています。その手前に菜の花とチューリップが咲き乱れ、さらにその奥には遠く白馬連峰をのぞむことができます。

桜、チューリップ、菜の花、白馬連峰と4つの美しい光景が広がるのを「春の四重奏」として、現地ではイベントなども行われています。

左手からは朝日が昇り、非常に美しい光景。

春の四重奏 白馬連峰

右手を見れば、まだ残雪の残る雄大な山々を見渡すことができました。

春の四重奏 霧

朝、太陽があがりはじめると徐々に朝もやが…

春の四重奏 朝もや

うそ、なんか水まいてらっしゃいました\(^o^)/



向野のエドヒガン

向野のエドヒガン

もう1カ所、富山の春の撮影スポットに足を運びました。それがこちらの向野のエドヒガン。

手前の田んぼに水がはってあり、非常に美しいリフレクション。

向野のエドヒガン

ちょうど月も出ており、妖艶な雰囲気がします。

とはいえ、こちらのエドヒガン、地元の方のご厚意でライトアップされているんですが、このライトの光が写真を撮影するのにけっこう難しかったです。

向野のエドヒガン グリーン

肉眼では非常にキレイに見えているのですが、カメラで撮影するとどんなにホワイトバランスを変えてもこんな風にグリーンになってしまいます。

島根から富山まで行って、グリーンの桜しか撮れなかったときはちょっとめげそうになりました。

とはいえ、RAWで撮影しておいたので、Lightroomであれこれしてなんとか目で見てたような雰囲気にすることができました。また、ライトアップの光もけっこう強く、白飛びしないように撮影すると真っ黒だったんですが、それもLightroomでもちあげることでなんとかうまい感じになりました。

やっぱりこのへんはフルサイズカメラのダイナミックレンジの広さだなあと痛感するとともに、撮影後のことも考えていろんな素材を持って帰っておくのが大事だなと思いました。今回のパターンでは白飛びしちゃったものはどうにもならなかったので使いませんでしたが、また違うパターンもあることでしょう。

まとめ

ということで、夜中に出発して朝に撮って、その日のうちに帰ってくるという強行軍の富山でしたが、やればいけるもんだというのがわかったのでまたちょいちょい北陸のほうも攻めてみたいです。寿命ちぢみそうですが。

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