僕の知り合いに釣りがとっても好きなやつがいるんです。僕はいままで釣りはやったことがないのですが、彼が楽しそうにする釣りの話を聞いているとあれ、これってなんだか写真とよく似てるなあって思ったのです。
photo credit: Johnson Cameraface via photopin cc
目次
釣りと写真の共通点ってけっこうある
特に風景写真とほんとによく似てるので、もしかしたら釣りやってみるのも実は性にあってるんじゃないだろうかと思い始めています。
釣れるか(撮れるか)どうかは行ってみないとわからない
その釣り好きの知り合い(A君とします)の話を聞いていると昨日はこんなでかい魚を釣った!とかこないだはこんなんだった!とか嬉々として話してくれるのですが、やっぱり釣れない日はまったく釣れないそうです。
写真もそうなのですが毎度毎度最高の1枚が撮れるとは限りません。自然現象が相手なら狙っていたのとはまったく違う結果になったりします。
写真を撮れるかどうかなんてわかりませんが、とにかく行ってみないことには始まりません。そして、A君も僕もまだ見ぬ大物を期待して明日も出かけるわけです。
釣れる(撮れる)瞬間をじっと待つのもまた楽しい
A君いわく、釣りをして魚がかかる瞬間が最高に楽しいらしいのですがその瞬間をじっと待っているのもまた楽しいというのです。
あ、それすごく分かる。
例えば夕日の写真を撮りに行くときなどはだいぶ前から現地入りして三脚立てて構図決めて、その瞬間をじーっと待ってるわけです。雲海が出るのを朝早くから待つのも楽しい時間だったりします。
ホタルを撮りに行く時も光り始めるのを待っているとまるで自分が自然の一部分になったように錯覚するときもあります。
日頃せわしなくしてるぶん、時間がただ流れていくの待っているのってとても気持ちがリセットされますよね。
朝が早い
A君は釣りに行く日は必ず4時に目が覚めるそうです。それも、楽しみで楽しみでしょうがなくてバチーっと目が覚めるそうです。
写真もやっぱり朝が早いです。まだ暗い内から動き出し、鳥の声と共撮影地に入り朝のマジックアワーを待っているとやっぱりいい写真がとれる確立があがりますよね。
寒い時はほんと寒いし、暑い時は朦朧とするくらい暑い。それでも楽しい
冬にも釣りに行くとA君は言うので寒くないの?と聞くと波風かぶってガチガチ震えるくらいらしいのです。夏は夏で朦朧となりながら釣り竿を垂らすそうです。
写真も冬には冬の、夏には夏の被写体が待っていますよね。今年の冬、白川郷や竹田城跡に行った時もきちんと防寒していったはずなのですがやはりガチガチ震えながらシャッターをきっていました。
まとめ
きちんと準備をして、その瞬間をじーっと待つ感じ、釣りと写真とほんとよく似てるなと思いました。
釣りをしたことないのですが、行ってみたら実ははまっちゃうかもしれませんw