カメラ初心者のための基礎知識

順光・逆光とは?光の向きを意識して目指せ脱初心者!!

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大山 冬山 ご来光 朝焼け

突然ですがあなたは写真を撮る時に光の向きって気にしたことありますか?写真というのは光をセンサーに記録させます。なので、光ってすごく大事なんです。

向きや強弱、時間帯など様々に変化する光をうまく利用することで写真の出来がぜんぜん違ってきます。

光は思ってる以上に変化している

Summarit 50mm/f1.5 灯台

朝、お日様が出てきて、お昼1番明るくなり、日が沈み出すとだんだん暗くなり夜になる。 そんな当たり前のような一日ですが、実はこの光って僕たちが思っている以上に大きく変化しているんです。

人間の目というのは非常に優秀なレンズで、その大きく変化している光を眩しすぎず暗すぎずちょうどいいように調節してくれます。

カメラは光の変化に弱い

Summarit 50mm/f1.5 シルエット

一方、カメラというのはまだまだ人間の目のようにはうまくコントロールすることができません。

光が適正になるようオート機能は進歩してきたものの、それでもまだまだ人間の手でうまく調整してやることが大事になってきます。

また、見ていても何の違和感のないような明暗差もカメラにとってはかなり難しくなかなか上手に撮れないのが現状。

例えば記念撮影の時など、背後に太陽があって人物が真っ暗になってしまった!なんて経験あなたにもありますよね?目で見てると全く暗くなってないのに。 まだまだカメラは人間の目には敵わないのです。

光に敏感なカメラだからこそ、その光をうまく読む必要がある

国立新美術館

そんな、光に敏感なカメラ。 だからこそ、我々人間のほうが自分のイメージ通りに撮れるように光をうまく読んであげる必要があるんです

とはいえ、最初に書いたように光の状態なんていうのは千差万別。いきなりいろいろ詰め込むんでもよく分からなくなってしまうものです。 いろんなタイミング、時間、場所でたくさん撮影してみてたくさんの経験を積んでいくのがいいと思います。

今日のところはわりとざっくりと手っ取り早く、光ってこんなのがあるよ!というのを説明してみたいと思います。

光の向き

カメラを被写体に構えた時に、太陽など強い光源がどこにあるかで写真の写りがぜんぜん変わってきます。 どんな光の向きの時にどのように写るのか見てみましょう。

順光

順光 図

カメラを構えた時、背後に光源がある状態。 この場合、被写体は真正面から光で照らさせているようになります。

きれいに光がまわっている状態というのはカメラに撮っても撮影しやすい条件。 影も被写体の背後にでき、明暗差も出づらいのでこれもカメラにとっては得意とする条件です。

撮影しやすい条件というのは、逆にいうとスマホなどで撮ってもちょっと高いカメラで撮っても、同じように撮れるということ。

なので、お昼の順光、なんていうのは逆におもしろい写真が撮りにくいかったりもするわけです。

空は青くなる

涸沢 青空

空を撮影する場合、順光がいちばんきれいに青く写ります。 鮮やかな空を撮りたい時は順光の光を意識してみるといいでしょう。

日が低い時間帯は自分の影が入るので注意

順光 影が入る

マジックアワーの日が低い時間帯は長い影ができます。

背後から照らされることになる順光のシチュエーションでは自分の影が前方に長く伸びます。 広角気味に撮影している場合、自分の影が入ってしまうので注意しましょう。

逆光

逆光

カメラを構えた時、前方に光源がある状態。 この場合、被写体の後ろから光で照らされるようになります

光は前から、被写体はその光の影響で前方に影を落とします。つまり、光と被写体の明暗差が強くなるのがこの逆光の特徴です。

カメラはこの明暗差があまり得意ではありません。明るいところから暗いところまでキレイに写すことがまだできないのです。

露出差がはげしい

例えば被写体をキレイに写そうとすると空が白く飛んでしまいますし、空をキレイにしようとすると被写体が黒くつぶれてしまいます。

こういう逆光などのちょっと意地悪な場面というのはセンサーサイズが大きいほど、広い明暗差に対応することができます。 なので、スマホなどではうまく写せない場合もちょっといいカメラであれば目で見たものに近い感じで撮ることができるでしょう。

撮影するにはちょっと意地悪な環境だからこそ、逆光を利用することでおもしろい写真が撮れるともいえます。

ゴーストやフレアが入りやすい

ゴースト

逆光の時はゴーストやフレアが入りやすい状況です。 レンズの焦点距離やコーティングによって、程度の差はありますが、どうしても光の影響を受けるのできちんとその対策をしておきましょう。

もちろん、撮影の意図によってはこのゴーストやフレアが効果的にもなるのでうまく利用するのもテクニックのひとつです。

サイド光

サイド光

カメラを構えた時、横に光源がある状態。

光が当たっているところは明るく、そうでないところは暗く影が落ちます。

光と影が画面内にあると立体的に見えるようになります。

石鎚山 斜光

逆光のようにゴーストやフレアに悩まされることもなく、明暗差もほどほど。

順光のようにのっぺりとならず適度にコントラストが生まれます。

斜光・半逆光

斜光 半逆光

光は様々な角度から当たるのでもう少し細かく分けることができます。

 斜光

順光とサイド光の中間。正面から少し斜めに光が当たっているのを斜光といいます。 キレイに光が回りながらも、のっぺりしすぎない状態。

半逆光

サイド光と逆光の中間。 逆光はドラマチックな演出がしやすい反面、明暗差がきつくなるデメリットもあるのですが、その明暗差をやわらげることができます。

トップ光

トップ光

光が上から当たっている状態。 日中であればお昼の11時〜2時くらいの太陽が真上にある時間帯。

この時間帯は光も強く明暗差がかなり強くなります。 光も真上からくるのであまりおもしろい影になりません。

トップ光はけっこう難しく、特に風景の場合は光もキツめなので個人的にはけっこう苦手な時間帯です。

まとめ

光の向きによっていろんな表現ができるのがお分かりいただけたでしょうか?

これに加えて光の強弱、時間帯、硬さや柔らかさで写し出される写真は様々な表情を見せてくれます。 光をうまく操ることが写真にとってもっとも大切なことのひとつ。いろんな光と向き合って素敵な写真を撮影してくださいね。

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