この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
先日いよいよ発売された念願のNikonフルサイズミラーレスカメラ「Z7」「Z6」。僕はZ7のほうを予約しました。
[blogcard url=”https://logcamera.com/nikonmirrorless/″]
この2機種に対応している記録メディアはXQDカードです。僕は今までSDカードしか使ってなかったので慌ててXQDカードを買い足しました。
Z7も結構高かったのですが、こちらのXQDカードもわりといいお値段がするのでもはや虫の息です。
目次 非表示
高速モデルのGシリーズのXQDカードを購入
今回、Z7を購入するまでXQDカードに関してはあんまり調べたことがなかったのですが、現在(2018年9月時点)XQDカードを販売しているのはSONYだけです。以前はレキサーも売っていましたが、いつの間にか撤退しているみたいですね。
今後、NikonもXQDカードを販売することを表明していますが、SONYのXQDカードにNikonのシールを貼っているだけのような気がするのは僕だけでしょうか。
SONYにはGシリーズとMシリーズのXQDカードがある
現在、SONYのXQDカードにはMシリーズと、高速モデルであるGシリーズが販売されています。
読み出し速度はどちらも440MB/s
XQDカードに限らず、記録メディアには「読み出し速度」と「書き込み速度」があります。
「読み出し速度」はパソコンなどに取り込むときの速度。「書き込み速度」は記録メディアにデータを記録させる速度。
SONYのXQDカードの読み出し速度はどちらも440MB/s。めっちゃ早くパソコンに取り込めるようになるわけですね。
書き込み速度はGシリーズが400MB/s、Mシリーズが150MB/s
このふたつのシリーズの違いは書き込み速度。Gシリーズが400MB/s、Mシリーズが150MB/sになっています。こちらは撮影した写真の記録速度ですね。Gシリーズのほうが早いのがわかります。2倍以上のスピードですね。
カメラで高速連写をしていると、何枚かはカメラ内のバッファメモリーという場所に一時的に記録されます。バッファメモリーがいっぱいになるまでは高速連写ができますが、その後は記録メディアにデータを書き込んでいくので、今度は記録メディア側の書き込みスピードがキモになってきます。
[blogcard url=”https://logcamera.com/baffer/″]
Z7は高画素機、高連写機なのでそれを活かすために高速書き込みができるXQDカードをチョイスした
via:Z 7 – 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング
Z7は高画素機にもかかわらず最大で9コマ/秒の連写が可能です。となると、なんも考えずに連写しているとものすごいデータ量になるわけですね。
9コマ/秒と言われると、延々とそのスピードで撮影できるような気がしますが、バッファメモリーはけっこうすぐいっぱいになります。僕の今使っているD750で10数枚、Z7は仕様書を見る感じだと20コマ前後といったところでしょうか。
そうなってくると、今度はXQDカード側のスピードが大事になってきます。
Z7のRAWファイルの大きさがどれくらいになるのかまだわかりませんが、D850と同じようなセンサーみたいなので1枚あたり50〜60MBくらいになると予想されます。
例えば1枚50MBだとすると400÷50=8で、毎秒8枚の書き込みができるわけですね。
Z7の連写速度が9コマ/秒なのでバッファメモリーがいっぱいになってもそれに近いスピードで連写することができそうです。とはいえ、この数字は最大値なので計算よりももう少し遅いのかもしれません。
いっぽうMシリーズは150MBなので、1秒間に3コマくらいしか書き込みできなさそうです。
せっかく連写ができるカメラ。今使っているD750だとよくバッファが詰まることがあったので、せっかくならとGシリーズのXQDカードにすることにしました。
容量は64GB×2枚で運用
さて、問題はどの容量のXQDカードを買うかです。僕が石油王なら256GBを何枚でも買うのですが、Z7の出費だけで息も絶え絶えな状況。容量は悩みどころです。
さきほども書きましたが、D850と似たセンサーであることを考えると1枚あたり約50MBくらい。となると
- 64GBだと約1280枚
- 128GBだと約2560枚
- 256GBだと約5120枚
といったところでしょうか。こちらも最大値で考えてみた場合なのでもう少し撮影枚数減りそうですが、それでも64GBで1000枚くらいは撮れるのではないでしょうか?
長期の遠征でいろんなところを回るならまだしも、1回の撮影で1000枚超えるような撮影枚数だと自分の性格を考えるとセレクトするだけでめげてしまうのが目にみえています。おそらく現像までたどり着かないのではないかと。
また、なんぼ読み込みが早いからといって、毎度126GBとかの容量のデータ持って帰ってたらあっという間にPC側のストレージがぶっ飛んでしまいそうです。
撮影時も1枚1枚丁寧に、セレクトでもしっかり無駄なファイルを消去したいところ。なので64GBくらいが無難な気がします。32GBだと今度は500枚くらいしか撮れない計算になるので、それはちょっと心もとないですね。
XQDカードはかなり堅牢性に高いメディアのようですが、それでもいざというときのためにスペアも持っておきたいところ。ということで64GB×2枚のXQDカードを購入することにしました。
カードアダプターも2種類
XQDカードなので、SDカードのようにPC側にカードアダプターはついていないので専用のカードアダプターも購入する必要があります。もりもり諭吉がぶっ飛んでいきますね。もはやジェノサイド。
SONYのXQDカードアダプターは現在2種類販売されています。
・XQDカードのみ読み取れるもの
・XQDカードとSDカードを読み取れるもの
SDカードリーダーをもっていないのでMacBookのためにSDカードリーダー付きでもいいかなと思ったのですが、XQDのみのものより3千円くらい高くなってしまいます。
ちょっとこれ以上毟られると生活できなくなってしまうので、泣く泣くXQDのみのものを選びました。
ちなみにMシリーズのXQDカードにはこのXQDカードアダプターも同梱しています。そんなに高速連写はしない、というかたならこちらのほうが安く済むのでいいかもしれませんね。
ちなみにこちらのアダプター、直接USBにもつけられますし、ケーブルで延長することも可能でした。
まとめ
ということで、GシリーズのXQDカード64GB×2枚とXQDカードアダプターを買ったよというお話でした!
Z7をお迎えする準備は万端なので発売が楽しみです!