本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

雲海で有名な竹田城跡!正月にわざわざ行かなくてもいい3つの理由

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今流行の竹田城跡に行ってきた!

冬の竹田城跡

竹田城跡ってご存知でしょうか?「日本のマチュピチュ」などと呼ばれる兵庫県にある城跡のことなのですが、朝霧が発生し雲海につつまれたその城跡の様子がまるで雲の上に浮かんだ天空の城みたいで最近話題を呼んでいます。

「ナニコレ珍百景」に取り上げられたり、映画のロケ地に選ばれたりと近年ぐいぐい来訪者を増やしていています。NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」でもロケ地に使われたようでその数はウナギ登り。突然増えた入場者のおかげで城に痛みが見えたり、入場規制が入ったり、はたまた転落の事故が起きたせいで城の周りに柵が張り巡らされたりとニュースにことかかないようです。

そんな竹田城跡に正月そうそう行ってきた

それでも天空に浮かびあがるその御姿は僕の心を鷲掴みにしてやまないわけです。写真好きなら一度はカメラに収めたい幻想的な風景、竹田城跡最高ヒャッハー!写真で見るような雲の中に浮かび上がる写真を撮るには立雲峡という朝来山中腹にある展望台から狙うことになります。というわけで、正月そうそう意気揚々と出かけたわけです。

雲海が出てくるのは早朝の短い時間。しかも竹田城跡を見下ろすことができる立雲峡展望台へは40〜50分くらいの山道を登っていくことになります。しかも、この竹田城跡ブームでかなりの人が訪れるらしいので前日の夜から兵庫県入りすることになりました。



正月に竹田城跡に行くもんじゃない3つの理由

結論から申しますと、大惨敗で帰ってきました…まあ、正直今回はロケハンのつもりで行ったので「こんなもんかなぁ」と思っていたのですが。それよりも僕以外に朝早くから雲海をワクワクしながら見に来ていた人がそれはそれはたくさんいらっしゃったので、そんな方たちのためにもちょっと情報をシェアできればと、たいした写真もありませんが、ブログを書こうと思い立ったしだいであります。

1.正月の朝来山は雪で山道が凍結している

冬の朝来山

標高はさほど高くはありませんが、やはり山は舐めたらいけません。登山道が整備されてはいますが、ガチガチのアイスバーンになっています。僕はスパイク付きの長靴を履いていったのでそう滑ることもありませんでしたが、他のかたの様子を見てるとツルツル滑ってる人がたくさんでした。なんどか滑ったお陰であちこち泥まみれになってて大変そうでした。転ぶくらいならまあいいのですが、滑落してケガとかになったら目も当てられないですよね。

2.クッソ寒い

朝来山はとても寒い

登山道がアイスバーンになっていることからもわかるとおり、クッソ寒いです。それこそ日が登る前から山の中腹で待機することになるのでもうめちゃくちゃ寒い。正月早々カゼひいて寝こむレベル。しかも山道登ってくるから汗が冷えてくるので体感温度は気温よりもはるかに寒い。ガタガタ震えながら日の出を待ちます。

3.雲海なんて出ねえよヽ(`Д´)ノウワァァァン!!

立雲峡から望み竹田城跡

まあ、あれです。コレにつきます。

ほんと何を思ってあんなにたくさんの人が正月に竹田城跡を見に朝も早くから来ていたのでしょうか(僕含め)朝来市のHPにもはっきりと「雲海の見れる時期9月〜11月」と書いてあります。もちろん2月末までは見られるようなので正月だからダメってことはないんでしょうが、確率は低いかと思います。



ちょっと落ち着いてみてもいいかも…

行ってみた感想なのですが、やはりブームということもありかなり過熱している様子が見て取れました。雲海の写真とてもきれいなので気持ちは分かるのですが、少し落ち着いてもいいかなあと感じたなあ。人が増えるということはどうしてもゴミなんかを捨てる人も出てくるわけで…竹田城跡や立雲峡の入場に規制がかかっちゃったら少しさみしいですよねえ。

「天空の城」竹田城跡、入場制限へ…観光客増で : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

実際こんなニュースも入ってきてます。せっかくの素晴らしい景観なので節度とマナーを守りたいものです。

最後にsaizou心の俳句

saizou心の俳句

おそまつさまでした。