撮影記

赤道儀(SWAT-350)で天の川を撮ってきた

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全国1億3千万人の天文ファンのみなさまこんにちは。実はですね、最近わたくし赤道儀を購入いたしまして。

3月後半だか4月の前半だかに購入してたはずなんですが、まああれです、いつもどおり天気に恵まれなくてですね。なんやかんやといつの間にか5月も終わりかけになってるんですが、ようやく赤道儀を使って天の川を撮影することができました。

SWAT-350と極軸微動雲台と極軸望遠鏡

SWAT-350

SWAT-350

今回購入したのはユニテック株式会社のSWAT-350

ポータブル赤道儀なのですが、2.4kgもある、ポータブルという意味を思わず辞書で調べたくなるくらいのゴツイもの。その分作りはしっかりしていて、のちのちガチな星野写真などにも挑戦できる逸品です。

SWATシリーズの最高峰「SWAT-350」は、これまでの「お手軽」というポータブル赤道儀の概念を一新する高性能一軸赤道儀です。

まず、高精度追尾 を実現するためにウォームホイールを直径106mm、歯数は210枚まで大径化しました。SWAT-200に比べて25%大きく、モーメントも減少するこ とから、ピリオディックモーションエラーは±7秒角前後まで向上させています。

さらに剛性をアップするために、筐体を贅沢なアルミ削り出しとしたうえに、 極軸保持方法に大型赤道儀と同様のベアリングレイアウトを採用して、耐荷重量約15kgを達成。赤緯軸を搭載した運用でも安心の高剛性を実現しています。

モータードライブには最新のマイコン制御を採用し、多彩な速度切り替えを実現しました。また、オートガイダー(ST-4互換)にも対応し、長焦点での星野 撮影に威力を発揮します。

ユニテック株式会社

メーカーHPからの引用ですが、いかにこのSWAT-350がすばらしい赤道儀かよくわかりますね。え?わかんない?こまけぇこたぁいいんだよ!!

まるでパルスのファルシがパージでコクーンな感じではありますが、赤道儀のすばらしさ、星景写真のすばらしさを世に広めたいと思っておりますので、このへんもいつか解説できたらなと思います。気が向けば。

極軸微動雲台

極軸微動雲台

もういっこ買ったのが極軸微動雲台。画数が多い!「きょくじくびどううんだい」と呼びます。雲台の一種ですね。

基本、赤道儀っていうのは北極星に向けてセッティングするのですが、実は北極星って真北ではないのですね。星の日周運動を撮ったことがあるかたなら分かるかもしれませんが、北極星も実は微妙に回転しています。

なので、正確に合わせるには天の北極に赤道儀をセッティングする必要があります。これが、まあけっこう細かい作業になってきまして、カメラ用の3WAY雲台や自由雲台なんかではいつまでたっても合わせられないんですな。

ということで、この極軸微動雲台ですーーーーーっげえ細かく位置を移動させてやることで、赤道儀を天の北極に合わせてやるんです。

まあ、天の川くらいなら北極星にざっくり合わせて広角で撮ればなんとかなるんですがw

極軸望遠鏡

極軸望遠鏡

こちらは極軸望遠鏡

これを覗きながら、天の北極に向くようにセッティングしていきます。

中にはいろんな目盛が書いてあって、何個かの星をその目盛の所定の場所に合わせることで天の北極に合わせることができます。

こまけぇこたぁいいから撮ってみる

赤道儀で撮った天の川

というわけで、やってきたのは島根の誇る日原天文台。天文台があるだけあってめっちゃ星がきれいなところです。

んで、赤道儀の何がいいかっていうと、星が点で写るんですな。

星を撮ったことがある人なら分かると思いますが、夜空に輝く星って、実はめっちゃ動いています。しかも予想以上にすげえ動きます

なのでシャッタースピード30秒くらいで撮ると、もうブレブレになるんですね。ただ30秒くらいだとシャッタースピードが足りなかったりするので、泣く泣くISO感度を上げたり明るいレンズに頼ったりすることになります。

赤道儀なら、その星の動きに合わせてカメラが動くので何秒間シャッターを開けていても、星が流れることなく撮影することができます

ということで、早速撮ったのがこれ。

ISO6400 f5 シャッタースピード90秒と、普段星を撮るならありえないような設定です。ちなみに15−30mmがピント調整で入院中なので24mmで撮りました。

さっきISO感度上げたくないって言ってたやんけ!って思いますよね。加算平均といって、Photoshopでまあ、うまいこと合成すると、ノイズを低減することができます。これは8枚の写真を加算平均しています。

撮影にあたり、非常に参考にさせていただいたのがこちらのサイト。

非常にわかりやすくまとめられているので、興味があるかたは必見です。

さて。

とりあえず加算平均してノイズを取り除いてみたんですが、やっぱり8枚じゃちょっと足りなかった。このへんはISO感度の兼ね合いもあるのですが、そもそもの露光時間が足りませんでした。このへんは次回の課題です。

んで、加算平均したものをとりあえずLightroomでいつもの感じでいろいろ弄ってみます。いつもは一発撮りでISOも高くノイズとシャープネスの妥協点を探るような現像なのですが、さすが赤道儀で撮った写真、かなり破綻することなく天の川のいいところが浮かび上がってきます。

とはいえ、いつもより上手くできると、もうちょっと欲が出てくるもんですね。この写真だと小さくてあんまり見えませんが、いろんなところが色かぶりしてたり色ムラが出てきたりしました。せっかくなのでもうちょっとキレイに現像してみたいですね。

再レタッチしてみた

天の川 赤道儀

ということで、こんな感じ。LightroomでやっていたものをほとんどPhotoshopで行いました。

レタッチで参考にさせていただいたのがこちらのサイト

デジタル星野写真入門、というカテゴリがあり、なんにも分からない僕でしたが、非常にわかりやすく書かれてすごく助かりました。

色かぶりの処理、破綻せずにコントラストを上げる方法、など、いろいろと試しながらできたのがこのレタッチ。

この辺も、細かいところが見えないのでわかりづらいかもしれませんが、最初のレタッチに比べ、格段に破綻が少なくなっています。

まだまだPhotoshopの使い方もおぼつかないですが、これからいろいろ勉強して、もっとエグい天の川が仕上げられたらと思います。目指せ、エグの川。

まとめ

というわけで、初の赤道儀チャレンジ。難しい言葉もあって、わかりづらかったかもしれませんが、まあ今回は僕の備忘録的なものと思っていただければ。

とはいえ、星景写真というのは、非常に楽しい半面、敷居が高く、情報が少ないというのも事実。せっかく赤道儀も手に入れたので、今後自分がやってみた気づきなどはブログに書いていけたらなと思います。

細かい用語の説明なんかもできたらいいですね。気が向けば。

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