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ナショジオのこのシリーズ、今まで2冊読んでおり特に「構図の法則」はかなり参考になりました。
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ということで、もっと構図について踏み込んで学んでみたいと思い今回手に取ったのがこちらの「プロの撮り方 構図を極める」
結論からいうとイマイチ合わなかったなぁという感じでした。
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大まかな内容
三分割構図やビジュアルウェイトなどいわゆる構図的の理論的なことがさらりと触れられていますが、そこまで深く掘り下げられてはいません。
構図的なことをテーマにしながら読み解いてみると「みんなはこう撮るだろうけど、僕の言うようにこんな風に撮ったらさらによくなるだろう?」と言った筆者の好みの撮り方をたくさんの作例と共に紹介されています。
作例の写真が好みにあうのなら買い
ということで、作例にある写真を見て「こういう写真が撮りたい!」と思うのならぜひ購入してみるといいと思います。
「失敗の例」と筆者の考える「正解の例」を比較しながら、なぜそのように考えて構図を選んだのかということが書いてあります。
イマイチ合わなかった…
これはあくまで個人的な感想ですし、Amazonとかのレビュー見てみるとわりと絶賛されてるので僕の受け取り方が悪いんでしょうけどイマイチ合いませんでした。
プロとしてのキャリアを何十年と積み、写真教室も運営しているであろう筆者。 長年の経験ならではの、主観的な構図の作り方は書いてあるのですがイマイチ体系的でないというか言語化できてないというか。
「君はこう撮っているけれど私がならこのように撮ってみる、それ見たことかいい写真だろう?」というパターンばかりなわけです。
こんなおじさんおるなぁ…
なんか既視感あるなと思いながらも読み進めていくのですが、思い出しました。
撮影地でたまに出くわす、やたら教えたがりのおじさんいるじゃないですか。ああ、あれだ。
いや、別にぜんぜんいいんですよ。先輩がたのお話を聞くのもためになりますし、向こうも善意で教えていただいてるわけですから。
ただ、ほんとたまにこっちのやり方まで否定して持論を押し通したがる人もいるじゃない?ほんとたまにね…? そんなおっさんを相手している時の感覚とこの本を読んでいる感覚がとても似てるなぁと、まあちょっと思ったわけです(笑)
写真がすごい好きならまだいいんですけど、自信満々に「ほら私が撮ったこっちの写真の方が素晴らしいだろう?」みたいに言われるほど、いやぁ…マァ、ソッスネ…みたいにならざるを得ないわけでして。
いや、いいとは思うんですょ…
まとめ
ということで、三分割構図やビジュアルウェイトとかよく分からない人や、本書の写真が好みなのであれば、構図の初心者的な本としてはよいかと。
繰り返しますがAmazonでは絶賛のレビューが多いので僕がひねくれているだけなんだと思います。