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KingstonのWorkflow Stationで高速転送できるシステムを構築してみた【PR】

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Kingstonさんから商品をご提供いただきましたので今回「Workflow Station(ワークフローステーション)」のご紹介をさせていただきたいと思います。

カメラのスチル撮影はもちろん、最近ではドローンやゴープロなどの動画もすっかり身近になりました。必然的に扱うファイルサイズは増え、各機器ごとに異なる記録媒体を使うようになります。

1度の撮影でスチルもムービーも撮るなんてことも増えているのですが、それらをパソコンに取り込むのもけっこう億劫になるものです。そんな煩わしさを解消シてくれるのが今回ご紹介するWorkflow Station(ワークフローステーション)なんですね。

この記事はKingstonさんの提供でお送りします。

Workflow Station

Workflow Stationとはいったいどんなものなのか?一見するとちょっと分かりづらいかもしれないのでひとつずつ見ていきましょう。

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こちらがWorkflow Stationの本体であるドックになります。

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中を見るとUSB-Cのオス型のコネクタが並んでいます。

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このドックにハブを差し込んで使います。Workflow Stationに同梱しているハブはUSB-AとUSB-Cに対応。

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別売りでSDカード用、MicroSDカード用のハブがあります。

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それらを必要に応じてこのようにドックに差し込んで使うというシステムになっております。いわゆるパイルダーオンですね。いつの時代になっても男の子としてはこういうドッキングのシステムって憧れるわけです。

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それぞれのハブは独自のカードリーダーとして使えます。

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こちらもUSB-Cの端子がついているので単体でも高速転送が可能。

2TBの外付けSSD「XS2000」

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こちらもKingstonさんの製品。これなにかというと2TBのSSDのXS2000という製品です。

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そのサイズがびっくりするんですが、こんなにコンパクトになっております。2TBですよ?しかもSSDですよ?僕の知らない間に文明が発達しまくってびっくりしております。

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んで、このめちゃくちゃコンパクトな2TBのSSD、なんとWorkflow Stationに差し込んで使うことができるのです。

このWorkflow Stationでできること

初見だとなんだかよく分からなかったかもしれないWorkflow Stationですが、なんとなくどういうものか分かったところで、じゃあこのWorkflow Stationでなにができるのか?ということを考えてみましょう。

大容量の各種ファイルを高速転送

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技術の進歩に合わせて高画素で美しい撮影が身近な機材でできるようになってきました。それに伴い1つのファイルも大容量化、さらには複数の記録媒体を使うことも多くなってきています。SDカードだけでなく、MicroSDやフラッシュメモリなど。

一眼カメラでも最近は4Kムービーに対応することがトレンドとなっていたりしますよね。

一度の撮影でスチルもムービーも撮影、一眼だけでなくドローンやアクションカメラを使うなんて方も多いと思います。そうなってくるとわりと億劫なのがPCへの取り込み。

僕も撮影後の一番大きな壁となっているのが取り込みです。カメラで撮影した静止画だけでも億劫なのに複数の機器の取り込みまでやるとなるととても大変です。一時期、動画にもチャレンジしていたことがあるのですがそういった煩わしさがあって断念しました。

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Workflow Stationのまずは最も大きなメリットはそういった複数の記録媒体のデータをPCに一気に取り込めるところ。しかもUSB-Cを使用しているので高速転送ができます。

デスクの上がすっきりと

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全ての記録媒体がドックひとつに集約されるのでデスクの上が非常にスッキリとします。ドックは電源を必要としますが、電源ケーブルとPCと接続するUSBケーブルだけにできます。今のうちのデスクはSDカードリーダーやらそれぞれの規格のいろんなケーブルが散らかっているのですごく便利です。

ちなみに今発売されているハブはSD、MicroSD、USB miniハブのみ。個人的には今はXQDやCFexpressを使うことが多いので、対応したハブが出るといいなと思っています。

ハブは単体で使えるので外でリーダーとしても使用可能

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普段は家の中で使っているハブは、単体でも使えるので屋外へ持ってでることもできます。ノートパソコンを持って出て、屋外で撮影したものをすぐに取り込むということもできるようになりますね。

バックアップも

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SSDをハブに差し込むことができるのでPCに取り込みながら、こっちのSSDにもバックアップのためにファイルを転送させるなんてこともできます。

コピー と 名称未設定フォルダ

さらにはこのSSD自体も非常にコンパクトなので、ノートパソコンを屋外へ持ち出す際の外付けSSD、バックアップとしても使うことができるわけです。

必要なものを必要に応じて

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今はデスクトップのiMacを使っているのですが、今後はMacBookとモニターを購入し、クラムシェルで運用しようかなと考えています。

基本はデスクで大きなモニターで作業したいのですが、撮影に際に屋外に持ち出したり、レタッチやブログの執筆を気分を変えて外やリビングでやりたいみたいな運用ができたらなと思っているからです。

そんな使い方の場合なんかでもこのWorkflow Stationがあれば非常に流動的な運用ができてよさそうだなと思いました。

スロットが4つあり、ハブを使い分けることができるので拡張性も十分ですし、今後このハブ自体が増えていけば必要なものを必要に応じて使いわけることもできそうです。

SSDを2つさして、ひとつは外付けSSD、ひとつはそれのバックアップにするなんてことも可能です。さらには普段はドックに挿しているものを外に持ち出すことだって可能。

映像表現や制作の場も多様化している昨今、いろんな使い方ができそうです。

実際の転送速度

では実際にどれくらいの転送速度がでるのか計測してみましょう。

SDカードをハブで直接

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SDカードハブをドックに挿して

Blackmagic Design Disk Speed Test

KingstonのSDカード「Canvas React Plus SD」の転送速度を計測してみました。

理論値が書き込み260MB/秒、読み込みが300MB/秒なのでそれに近い数字がでました。

Blackmagic Design Disk Speed Test

ちなみにMacのSDカードスロットに挿して計測してみたらこんな数字に…

2017年とちょっと古いMacなんですが、SDカードスロットだとこんなに遅いんですね。いや、うすうす遅いなとは思っていたんですが…。

これからはこのカードリーダー使います、、、

SSDをドックに挿して

自宅のMacだとXS2000を直挿しすると認識しませんでした。XS2000がUSB3.2Gen2×2なので対応してないのかもしれません…。

Blackmagic Design Disk Speed Test

理論値は2000MB/秒なのですが、1000MB/秒に満たない結果に。ドックはUSB3.2 Gen2の対応のみ、SSDのほうはUSB3.2 Gen2×2なので遅くなったようですね。

とはいえ、余裕でうちのSDカードスロットよりも早いです。10GBとかのおっきいデータでも10秒そこらで転送できるわけです。半端ないですね。

まとめ

非常に拡張性が高く、用途に応じてさまざまな使い方ができるWorkflow Station。今後、いろんな機器が増えていっても対応がしやすそうです。

スロットの組み合わせもいろいろできそうなのでXQDやCFExpressにもぜひ対応してもらえたら嬉しいですね。