梅雨に入り、毎日ジメジメしていますね。我が家のオイスターソースには早速カビが生えてました´д` ; オイスターソースは冷蔵庫で保存するんですね、知りませんでした…
レンズがカビる前に!ドライボックスの乾燥剤のチェックを!
レンズは高価なものなので、みなさん大事にされていると思います。防湿庫を用意できれば一番いいんですが、カメラ買ったばかりだとなかなかそこまでお金もまわりませんよね。
ということで一番てっとり早いのがドライボックスだと思います。
ついつい忘れがちなになりますが、ドライボックスに入れる乾燥剤、使用期限すぎていませんか?
カビはカメラ、レンズの大敵
カメラやレンズは非常に湿気に弱く、ちょっと油断しているといつの間にかやられてしまいます。
一度カビが発生してしまったレンズは曇ったようになってしまい もやがかかったような写真に。
一度ついてしまったカビを除去するにはレンズを全て分解、クリーニングする必要があるので素人ではなかなか難しいです。カメラ屋さんにもちこんだり、メーカーにクリーニングを依頼するのが確実ではありますが、そのクリーニング料金も結構なお値段がするみたいです。
メーカーやレンズによって違うのですが2万円近くするのもザラのようです。ひえええ。
カビの発生する原因
カビが繁殖する条件は以下のとおりです
- 酸素
- 温度(20度~30度くらいが一番カビが生えます)
- 湿度(湿度80%以上がカビにとっては最適)
- 栄養(汚れやホコリを栄養にカビは繁殖します)
湿度60%くらいで好乾性のカビはソワソワしはじめるみたいです。ちなみに今日(2014/06/09)の温度は最高気温25度、最低気温19度、湿度95%です。もうカビからしたらイヤッホーといった季節なのですね。
栄養、とありますが汚れやホコリだけでなくプラスチック、ビニールクロスなどなど、僕らが思っている以上にカビはいろんなものを栄養にするのです。プラスチックとか、カメラのボディやレンズに当たり前のように使われていますよね。
カビを発生させないための対策
酸素を取り除くことはできませんし、20度〜30度にならないようカメラのためにエアコンをかけっぱなし、というのも経済的ではありませんね。
というわけで、一番いいのは湿度を60%以上にならないようにコントロールしてやること。すなわち、ドライボックスでカメラを保管し、きちんと乾燥剤を入れ替えてやることです。
あと、やっぱりほったらかしにせず、カメラとレンズをいろんなところに持ちだして、きちんと使ってやる、というのも立派なカビ対策になります。普段使ってきちんとケアをしているカメラやレンズはそうそうカビることもありません。
「キングドライ」はカメラに最適な湿度を保ってくれるのでオススメ
僕がいつも使っているのはハクバの強力乾燥剤「キングドライ」です。
いくらカビがカメラに良くないといっても、あまりにも乾燥させてしまうのは逆にカメラやレンズによくありません。防湿庫ならばきちんと湿度もコントロールしてくれるのですが、ドライボックスだとなかなか湿度の管理が難しいのですね。カメラ機材の最適な湿度は30%〜40%といわれています。
このキングドライは丈夫なナイロン製のフィルムの中に乾燥剤を封入してあります。
このナイロン製フィルムは湿度が低いと吸湿力が下がるという特性があり、そのおかげでドライボックス内部の湿度を40%前後に保ってくれるのですね。すげえ!
カメラバッグの中に入れておくのもおすすめ
ドライボックスだけ乾燥させていても、なんだかんだ、カメラバッグの中にレンズ入れっぱなしという人も少なくないと思います。
キングドライをカメラバッグの中に入れておくのもおすすめです。とにかく湿度のコントロールをしておきたいですね。
結露対策にも
寒い場所で撮影するときの大敵が結露。
いろいろ気をつけたいことはたくさんあるんですが、いざ結露してしまったような場合にはジップロックの中にキングドライをつっこむのが一番だと思います。もちろん、結露しないように対策をしておくのも大事ですねん。
まとめ
乾燥剤っていつのまにか湿気を吸ってパンパンになってしまっているもんですよね。
今うちのドライボックスを見たらやっぱりパンパンになっていたので新しいのに取り替えてやりましたw
大事なカメラやレンズ、カビが生えてしまってから後悔しても遅いですよ(うちのオイスターソースみたいに )梅雨もまだまだ始まったばかりなので今のうちにドライボックスの中身をチェックしてみてはいかがでしょうか?
とはいえ、乾燥剤って案外そばに売ってないんですよね。これだけ買いにいちいちカメラ屋にいくのも面倒くさい。
と思っていたら、Amazonで3個パックが売ってるみたいです。しかも570円。安!5個入りなら送料も無料です。