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2020年現在、Canonから発売されている一眼レフカメラでセンサーサイズがAPS-Cのものをまとめてみます。
※現在CanonのHPにあるもののみ
Canonの一眼レフカメラ(APS-C)「EOSシリーズ」
CanonのAPS-C機の型番はちょっとややこしいです。
APS-Cフラッグシップ機は一桁の数字に末尾がD(7D MarkⅡ)
その他に末尾にDが付くシリーズとKissシリーズがあります。Kissシリーズは特に、お母さんや女性をメインターゲットにした機種になっているといえます。
EOSはシリーズの開発コード「Electro-Optical-System」の略でギリシャ神話の女神エーオースからもとられているそうです。
Kissの由来は「Keep It Smart and Silent」の略で、賢く静かなカメラでお母さんが赤ちゃんにキスするように撮れるカメラという意味。
マウントはEF-Sマウントになります。
EOS 7D Mark II
2014年発売と発売から4年もたっており、いささか前世代といった感はいなめませんがそれでもCanonの誇るAPS-Cフラッグシップ機がこの7DⅡ。
当時のフルサイズフラッグシップ機である1DXの12コマ/秒にせまる10コマ/秒の高速連写機。さらにはオールクロスセンサーを65点も搭載と、動体撮るならオレにまかせろー!といった威風堂々のカメラです。
発売当時はNikonはAPS-C機ではフルサイズ機との格差をつけるためここまでのスペックのものを出していなかったので非常にぶったまげた覚えがあります。
画素数は2020万画素。いまやAPS-C機も高画素化しているので若干物足りなく思うかもしれませんが、これくらいの画素数のほうが逆に扱いやすかったりもします。
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EOS 80D
via:キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ EOS 80D|概要
EOS 80Dも動き物に強いカメラ。7コマ/秒の連写速度ではありますが、まあ7コマも撮れればけっこうなスピードで撮影することができるでしょう。クロスセンサーも45点ではありますが、こちらもオールクロスセンサー。
画素数は2420万画素と7D2よりも高画素となっています。このへんはカメラにありがちな後発の下剋上がおきていますね。
動きものに強いカメラなのにバリアングルモニター搭載とけっこう珍しいカメラになっています。
このバリアングルモニターを使ったライブビュー時にはデュアルピクセルCMOS AFと呼ばれるオートフォーカス方式を採用しています。これは全有効画素を位相差AFに利用しているのでライブビューでも高速なAFが可能となっています。
ライブビュー撮影時はコントラスト方式を採用してもっさりしているNikonさんにも見習ってほしいところです。
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EOS 90D
EOS 80Dの後継機、EOS 90D。約3年ぶりのバージョンアップということでかなり改良されてきました。
有効画素数3230万画素、連写速度10コマ/秒、今はやりの瞳AF搭載、動画も4K搭載とスペック大好きおじさんたちがウキウキしそうなてんこ盛り盛りのスペックになっております。
映像エンジンもCANON最新のDIGIC8となったことで常用ISOも25600まで上げられるように。
一応、7D MarkⅡがフラッグシップ機ということになっていますが、ぶっちゃけもはやこっちのほうがスペック高いという裏番長的存在となっています。
EOS Kiss X9i
2420万画素、45点オールクロスセンサー、ISOの常用感度は25600、ライブビューでのデュアルピクセルCMOS AFなどなどかなり高スペックなモデル。
Kissシリーズというのは前述したとおり女性をターゲットにしているモデルでして、このKiss X9iも女性のかたが使いやすいような機能がたくさんなんですが、スペックだけ見るともうガチ勢も納得のモデルになっています。
防塵防滴がなかったり、ペンタ部がペンタダハミラーだったりと細かいところは80Dや90Dには及ばないものの、愛する我が子が生まれたからちょっといいカメラが欲しい、なんて人にズキュンとくるのではないでしょうか。
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EOS 9000D
2420万画素、45点オールクロスセンサー、ISOの常用感度は25600、ライブビューでのデュアルピクセルCMOS AFなどなどかなり高スペックなもd…あれ、なんか既視感ありますね?
こちらの9000D、実はKiss X9iとほぼ同じスペックなのです。モチロン多少の違いはありますが、一番の違いは名前です。そう。このカメラにはKissの冠名が無いのです。
われわれカメラおじさんも納得のモデルであるKiss X9i。けれど、カメラおじさんが家電量販店で「キ、キッスくださいな…」と店員さんに言うのはやはりどこかしらこっ恥ずかしさがあるわけです。
そんなわれわれシャイなカメラおじさんのためにCanonさんは同じスペックのカメラを、もう少しおじさん向けにして名前を変えて出してくれてるのです。よかったですね。
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EOS Kiss X10
EOS Kiss 9の後継機となるEOS Kiss X10。2019年4月9日現在、バリアングル液晶モニタ搭載一眼レフで世界最軽量の449gです。
APS-C機は小型・軽量がメリットですが、このKissシリーズは特にそれを意識して作られているという印象がありますね。
Kissシリーズは世代ごとにナンバーがふられています。今の最新型はX10。前世代のものがX9ですね。んでもって、同じナンバリングのものでもiがつくものとつかないものがあります。
このiがつくと、同じナンバリングでも少し格上、ということになります。ここでちょっと難しいのが前世代の格上なカメラのX9iとX10の違い。
一応、X10のほうが後から出ている分、下剋上なスペックな部分があるのですが、それでも格上であるX9iをあんまり超えすぎないようなスペックになっています。
EOS Kiss X90
必要最小限の機能を搭載した、とりあえず一眼レフに触ってみたい人向けのカメラがこちらのKiss X90。
連写も3コマ/、ISOも6400までといままでのラインナップに比べると少しスペックが落ちますがその価格も抑えられているので、あまり高いものは買えないけど一眼レフが欲しいという人におすすめですね。
バリアングルモニターとかもないので、ほんといろいろと削ぎ落としているとう感じです。
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まとめ
多種多様なニーズに答えられるような豊富なラインナップこそがCanonのAPS-C機の魅力なのではないでしょうか。
マーケティングもしっかりしているのでかゆいところに手が届くような機種ばかりですし、ここまで豊富にラインナップを揃えられるのはやはりシェアNO.1だからこそですね。