書評

「カメラはじめます!」が初心者にめっちゃくちゃよさそうだったので全力で推したい件

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カメラはじめます!

今までたくさんの「初心者用のカメラ本」っていうのを読んできたのですが、なんだかんだいって難しいわけです。カメラの本。

なので、自分自身が初心者の頃に役立った本、みたいなのもあんまり思い出せないし、よくよく考えたらほんとなんもわからないまま手探りでやってきたような気がします。

そんな選ぶのが難しい「初心者用のカメラ本」なんですが、こないだ書店で出会ったこの「カメラはじめます!」という本がすごくよかったので全力で推してみたいと思います。

カメラはじめます!の内容

カメラはじめます!内容

この本の大きなテーマは「3つのことだけをまずは覚える」ということ。詳しい内容は本書を読んでいただきたいのですが、まあこれがよかったです。

写真を撮るのに必要でありながら、そこをわかりやすくしっかりと解説してあるので理解がしやすいと思います。カメラってほんと難しそうなんですが3つだけならなんだかいけるんちゃうか。そんな気分になってきます。

全編マンガなのがいい

イラストレーターのこいしゆうかさんがカメラマンの鈴木知子さんに写真を教えてもらう様子をマンガで描かれています。これがもう最高。

マンガなのでさくさく読めるわけです。そして、きちんと読了できる。これがけっこう大事だと思っています。

僕も経験あるんですが初心者の頃ってわりと気合いれてカメラの本買うわけです。書店で立ち読みしているときにはもう「めっちゃ勉強しよう!」と燃えているのでそのテンションで分厚いやつを買って帰るわけです。燃えてますからね。

けれども、じゃあいざ家に買って本を開けてみるとまあ読まない。まあ読まない。

なんでこんな小難しいことが羅列してある分厚い本を買ったのか問いたい、問い詰めたい。そんな気分になるわけです。

カメラの本って著者が伝えたいことが全編に書いてあるので読了するから理解ができるわけなんですが、全部読むのってけっこう骨が折れる。

僕もいくつもカメラの本を買っては「露出とは」のところで力尽きてはまた新しい本を買うみたいなことを繰り返していました。

この「カメラはじめます!」は頭から最後まで読み終えるのにそんなに時間はかかりません。マンガだから。こんなふうに言うと、なんかもっとボリュームがほしいと思うでしょう?けれど、大事なんですよとりあえず頭から最後まで読み終えるというのは。

とりあえず読み終えることで「なんとなく知っている状態」になります。それで写真を撮りにいけばいろんな気付きがあるんですね「あ、これってあの本で読んだあのことかしら」みたいな。

これが全くの無知ならそんな気付きもないわけです。

そこで実際に読んでみたことを実践してみれば経験になります。うまくいけば次につなげたらいいし、うまくいかなかったらもう一度本書を読み返して再チャレンジしてみればいいわけです。

さらにはマンガなので何回も読み直すのも楽ちんです。分厚い本をもう一度読み直す気なんてしませんが、読み直すことで知識も深まっていくはずです。

女性が書いているのがいいんだと思う

カメラはじめます!

この本は著者こいしゆうかさん、監修鈴木知子さんと、女性が書かれています。読み終えたときにすごく思ったのが女性が書かれているからこその良さがあるなと思ったのです。

こういう本っておじさまが書かれることが多いのですが、まあめっちゃボリューミーになるですよ。

そら、おじさまがたも親切心で「よっしゃ丁寧に教えたろ!」って思って書かれるんでしょうが知識量が渋滞おこしがちなわけです。さっきも書いたように「露出とは」で投げ出してしまうわけです。

いや、そうじゃないんだ!たしかにボケの仕組みとか被写界深度とかセンサーの由来とか覚えていたほうがいいとは思うんだけど僕たちはてっとり早くそれっぽいのが撮りたいだけなんだ!もうシャッター押したらそれだけでそれっぽくなってほしいんだ!だってわざわざ高いお金出してカメラ買ってんだから!写れよちくしょー!という気分なわけです。

この本はあまりにも小難しいようなことはサラッとすっ飛ばしてあるし、けれども押さえておかないといけないようなことはしっかり押さえてあるのでもうめちゃくちゃわかりやすいわけです。

これはなかなか男性には作れない本だなと、自分自身ブログで初心者向けにいろいろ書いているんですが、非常に反省いたしました。

撮り方ではなく「撮ることが楽しくなる」方法が書いてある

そして一番感動したのが、この本には写真やカメラと触れることで得られる楽しさがどんなものかっていうのがしっかりと書かれています。

どうしても初心者向けの写真本では撮り方や操作の仕方に終始してしまいますが、いやいやそうじゃないんだなと思いました。

結局、こういう本を通して得たいのは「写真をうまく撮る方法」ではないんですね。「楽しく写真を撮ること」が先なんです。そしてそれに必要だから撮り方や操作の仕方が必要なわけです。

僕は以前から、写真が上達する秘訣はなにはなくても写真を楽しむことだと思っているので、本書の構成には非常に共感を得ました。やっぱり楽しまないとだめだよなー。

まとめ

ということで、これからカメラを始めよう、カメラを買ったけど使い方がわからない。そんな方にめちゃくちゃオススメできる内容になっています。僕のまわりで写真はじめたい人がいたらまずはこれを勧めようかと思います。

  • この記事を書いた人

saizou

Z7とへっぽこのセンスで撮影しています。 写真や登山、キャンプが好きなのでいろんなことを発信していきたいです。

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