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突然ですがカメラリュックを探しております。
実はですね、ずっと愛用してきたTHULEのカメラリュックなんですが最近中の仕切りのマジックテープが弱くなってきてるのか、すぐに外れるようになっちゃっているのです。
せっかくキレイにパッキングしてもすぐに中でグッチャグチャになってしまうので新しいカメラリュックが欲しいなと思っているんです。
今日は僕が新しいカメラリュックが欲しい、ただそれだけのことをつらつらと書いていきたいと思います。
「カメラリュック おすすめ」でも「カメラザック おすすめ」でも欲しいのが出てこない
まあ、カメラリュックに限ったことではないんですが、最近はちょっとあれですね。大変なことになってますね。
昔は欲しい情報得るためにググるキーワードは「◯◯ おすすめ」が定番だったんですが、まあ出てこない出てこない。それでもいくらか掘っていったらマニアックな情報にも触れることができていたんですが、最近は全然ダメですわ。
「カメラザック おすすめ」「カメラリュック おすすめ」「カメラバック おすすめ」とかで検索してもどこの馬の骨かもわからんような変な企業みたいなところが検索結果に出てくるのでちっとも僕にとってのおすすめは出てこないのです。どうせえゆうねん。
このへんはカメラなんかも同じような感じになってますよね。
[blogcard url=”https://logcamera.com/shosinshaosusume/″]Twitterで聞いてみた
なんか、こうあれですね。ネットが普及して、欲しい情報にいつでも触れることができる未来を想像していたのに結局のところ頼りになるのは身近にいるマニアックな方々でした。
というわけでTwitterでカメラリュックのおすすめを聞いてみたらいろいろ教えてもらったのです。
僕が欲しいカメラリュック
さて、そのまえにどんなのが欲しいのか整理しておきましょう。
ショルダーバッグでもなくハードケースでもなくカメラリュックが欲しい
カメラを収納するためのバッグ。いろんな種類がありますが大きくわけてショルダーバッグとカメラリュックにわけられるのではないでしょうか。
んで、今ショルダーバッグはf64のNSCXを使っています。めちゃくちゃ大量に収納できるので今ある機材のほとんどを持ち出すことができます。デザインも好きなので気に入っています。
[blogcard url=”https://logcamera.com/f64/″]ハードケースも欲しいなと思うときもあるんですが、とりあえず今はまだいいかなあという感じ。もしも買うならペリカンケースが評判高いですよね。
んで、カメラリュックなんですよ。最近はいろいろと考えることがあり基本の装備をコンパクトにしたいと思っております。
[blogcard url=”https://logcamera.com/zoom/″]フットワークを第一に考えつつ、いろんなシチュエーションに対応できるように
- 大三元
- NDフィルター
- 要ればストロボ
これくらいを基本キットとして動きたいなと。となると、軽いフットワークにはやっぱりリュックタイプがいいわけですよね。
カメラリュックに必要なスペック
さて、カメラリュックに求めるスペックを箇条書きにしてみると
- 大三元・NDフィルター・ストロボが収納できる
- D750をバッテリーグリップをつけたまま収納できる
- ウエストベルトがしっかりしている
- 中で仕切りがバラバラにならない
- 2気室でカメラやレンズ以外のものも入ると嬉しい
- 機内持ち込みできる
- デザインがかっこよい
とまあ、こんくらいなんです。けれどですね、これがまあ選んでみるとけっこう難しいんですよね。
大三元・NDフィルター・ストロボが収納できる
大三元とD750でコンパクトなシステムにする、といってもこの組み合わせ自体けっこうデカいのです。さらにはNDフィルターなんですが、僕は出目金の広角レンズでも使えるようにNiSiのシステムを使用しています。
このNiSiのフィルターがはいるハードケースと広角レンズ用のホルダーもやはりけっこうデカいのです。
THULEのバックには一応全部入っているのですが、実は地味に横幅が足りておらずグニャっと曲がっているのがわかりますね。
D750をバッテリーグリップをつけたまま収納できる
僕のD750はバッテリーグリップを付けています。この形状、フラッグシップ機ではよくある形なのでカメラリュックに入ると思うじゃないですか?これけっこう入らないカメラリュック多いんですよね。
横からアクセスできるリュックがありますよね、あれめっちゃ便利そうなんですが、あのタイプはわりとダメなイメージがあります。
[blogcard url=”https://logcamera.com/mb-d16/″]ウエストベルトがしっかりしている
こちらは登山用のザックなのですが、この腰の周りの部分をウエストベルトと呼びます。肩のベルトだけだとその重さは全部肩にかかってきてしまいます。大三元+D750だとざっくり5kg近くになるのでかなり重たいわけです。
このウエストベルトがきちんと作ってあると重量を腰に逃がしてやることができ、体全体で担げて負担がかなり減ります。なので、カメラリュックにもこのウエストベルトは必須。
とはいえ、カメラリュックだとこのウエストベルトが「とりあえずつけてみた」って感じの貧弱なものが多いのですよ。そもそもこれ巻いてるだけじゃないの?みたいなのもけっこうあります。
骨盤の上に載せるような感じでしっかりと重量を分散できるように、しっかりとしたウエストベルトのついているものが欲しいです。
中で仕切りがバラバラにならない
機材をパンパンに入れている状態なら中でバラバラになるということは少ないんですが、これが撮影地に到着して中にある機材をいくらか出した状態で動き回った時どうなのか気になるところです。今もっているTHULEはけっこうすぐにバラバラになってしまいました。
2気室でカメラやレンズ以外のものも入ると嬉しい
車で移動するならいいんですが、たまには電車に乗って泊まりで、みたいなときもあるわけです。そういう時にお泊りセットと軽い着替えくらいが入るような2気室のものがあると嬉しいなと。
ただ、そうなると今使っているTHULEよりもデカくなりそうです。
機内持ち込みサイズである
さらには飛行機で移動するような場合もあるわけですね。飛行機の荷物を預けるのはけっこう怖いこともあるので、できればカメラ類はまるっと機内に持ち込みたいところ。
デザインがかっこよい
ないわけじゃないんですよ。これまでの希望を満たしているカメラリュックが。ただですね、そうなってくると、まああれですよ、ちょっといかにもカメラ好き好きおじさんみたいになってくるわけです。
ただ、せっかくなら自分が好きなデザインのイカすカメラリュックが欲しいわけです。なので、今日はそんなカメラリュックをいろいろとチェケラしてみようと思うわけです。
イカすカメラリュックの候補
というわけで、今回は「カメラリュック おすすめ」でぜんぜん思うようなのが出てこなかったので、Twitterや友だちにいろいろおすすめを教えてもらったのをちょっといくつかピックアップしてみます。
f-stop
via:Tilopa || f-stop
いきなり大本命からいきましょう。ここ最近、界隈を騒がしまくっている(僕の観測範囲で)カメラリュックの大本命「f-stop(エフストップ)」ぶっちゃけ、僕が欲しい要件を見事なまでに満たしているかなり理想に近い逸品です。
ウエストベルトもかなりしっかりとしており、重量をしっかり分散してくれそうです。山に登っている友だちにも使っている人がいるのですが、かなりいいみたい。
ただ、僕はバルトロ信者なので山にはバルトロで登ろうとは思っていますが、それでも登山ザックに近い背負い心地というのはカメラリュックにはなかなかないです。
ICU(インターナルカメラユニット)
さらに、なんといっても特徴的なのがICU(インターナルカメラユニット)。
これはカメラリュックの中の仕切りの部分とガワのリュックを別々に組み合わせることができるというもの。
via:ICU Series || f-stop
それぞれのICUはf-stopのリュックの中にピッタリと機能するデザインになっています。ということはですよ。
- 今日は電車移動だから大三元だけのコンパクトなシステムで、そのかわりにお泊りセットや軽い着替えを持っていこうっていう日はコンパクトなICU。
- 今日は車で移動してガッツリ撮りたいからたくさんの単焦点レンズを持っていきたいという日はデカいICU。
なんて具合にいろんなシチュエーションで使い分けることができるわけですよ。なにそれすごい。
中に隙間があると、仕切りもバラバラになりやすいんですが、その日の装備に合わせることができるので隙間なくピッタリとしたパッキングができ中でバラバラになりにくそうです。
イカすデザイン
もっさり感が全面に出るリュックが多いなか、かなりシュッとしたデザイン。ICUはサイズがいろいろあるんですが、リュックもあわせて様々なサイズが用意されています。んで、どのリュックもかなりかっこうがいいわけです。リュックとICUを別で設計できるのでデザインに自由度があるのかもしれませんね。
もう、f-stopが大本命ですし、まわりの友だちも絶賛しているのでさっさと買っちゃえばいいんですが、さりとてこういうものは調べ尽くしてから買わないと納得がいかないタチなので、f-stopの対抗馬たりえるものが無いか探してみたわけです。
NYA-EVO(ニア・イーボ)
via:NYA-EVO
北欧デザインのカメラバッグ。クラウドファンディングで目標額を大きく上回る資金調達を成功。こちらは「FJORD(フィヨルド) 36」というモデル。こちらもカメラリュックとは思えないくらいイカすデザインじゃないですか。HAGLOFSとかにありそうなシュッとした感じですよね。
RCI(リムーバルカメラインサート)
via:NYA-EVO
このNYA-EVOの特徴というとなんといってもRCI(リムーバルカメラインサート)。着脱が可能な収納ケースを別に用意することで、荷物の量にあったRCIを選択することができ、カメラやレンズ以外の荷物も収納しやすくなっています。…あれ、なんか既視感あるな(白目
f-stopをかなりふんだんにパク…げふんげふん。リスペクトしている感じなので、ウエストベルトなんかもしっかりしてそうですしガワの堅牢性もかなり押している感じがあります。
とにかくデザインがシュッとしているのがいいですね。人によってはf-stopよりこっちが好きという人も少なくないかもしれません。
あと、僕のまわりはほっとくとf-stopだらけになって、みんながペアルックの妖しい雰囲気になりかねないので、ちょっと新しいもので周りに差をつけるのも良さそうです。
価格もf-stopに比べるとそれなりに手が出やすい価格帯になっています。
peak design(ピークデザイン)
via:Everyday Backpack | Peak Design
ワンタッチでの着脱ができるストラップで有名なpeak designですが、カメラリュックもおしゃんなものを出しています。それが「everyday BackPack」
今までのf-stopやNYA-EVOはアウトドアな感じでしたが、こちらは一転してアーバンな雰囲気なデザイン。カメラへのアクセスが横からもできるようになっており、今までの背面アクセスタイプのカメラバックのように地面においてから中身を取り出す煩雑さもなくスタイリッシュです。
前述しましたが、こういうタイプはバッテリーグリップのついたカメラなどは入れにくいものが多いんですが、これは中の仕切りをうまいことやればそいういうものも入りそうです。コンパクトに見えますが、収納力もけっこうありあそうです。
ただ、アウトドアでガンガン取り回す、というよりはアーバンなデザインどおり、町中をスマートに撮り歩く、みたいなシチュエーションのほうが良さそうな気もします。
Lowepro(ロープロ)
via:Lowepro | Trekker Series: Expedition ready professional camera backpacks
ロープロはやっぱりド定番のひとつかもしれませんね。使っている人もけっこう多そうです。ガチガチで機材入れるのならプロトレッカーシリーズが使いやすそう。
背面アクセスのザックが多いなか、こちらは反対側からアクセスするタイプになります。僕はわりと撮影しに行ったらそのへんの地面にザックを置いておくことが多いので、背面アクセスのほうが担ぐ部分(ハーネス)が汚れなくていいんですけどね。
フリップサイドシリーズなら背面からアクセスアクセスできるみたい。
仕切りはどれくらい強いのか気になるところ。Amazonの写真を見てみるとけっこうたわんでるんですよね。
ということで、やっぱりf-stopかなあという結論とその理由
まあ、あれですね。ぶっちゃけ今回の記事、f-stopが欲しいというデキレースみたいなもんなんですが、それでもいま現在いろんなメーカーから発売されているカメラリュックをチェックしておきたいという思いがありまして。そんななかで、やはりf-stopがいい、と納得して買いたかったわけです。
もちろん、他のメーカーのリュックもすばらしいものばかりですしどれがいいとか悪いとかではありません。あくまで僕が使うシチュエーションとしてはf-stopがベストかなと思うわけです。
リュックとしての出来がよさそう
via:Tilopa || f-stop
僕は中にたくさんの機材を詰め込むことになるのですが、やっぱり長時間担いでいたらかなり重くてしんどくなってきます。そういった時にハーネスやウエストベルトの作りというのはかなり重要になるんですがカメラリュックはここがわりとイマイチなものが多かったりします。
登山用ザックでカメラ対応みたいなのも売っててそういうのはリュックとしての出来はけっこうよさげなんですが、そうなってくると今度は収納力がイマイチなのも多い。
バルトロ信者なので登山にカメラを持っていくときは、バルトロにインナーケースかなにかで持っていこうと思ってはいます。
[blogcard url=”https://logcamera.com/baltoro/″]登山とまではいかなくても、ちょっとした丘の上とか一日中リュック背負って歩き回る撮影とかよくあるんですが、そうなってきた時にはやはりカメラリュックみたいなのが欲しい。
友だちがf-stopもっているので背負わせてもらったことがあるんですが、ウエストベルトの出来なんかは登山ザック並、とまでは言わないですがそれでも他のカメラリュックのものとは全然作りが違うと感じました。
ICUが便利そう
via:ICU Series || f-stop
THULEのザックもけっこう気に入ってたんですが、結局中のマジックテープの仕切りがへたってきてしまったです。んで、その一番の理由はやはりマジックテープをつけたり外したりしていたこと。とはいえ、いろんな機材があってその都度必要な機材を入れるためにマジックテープの着脱は必須なわけです。
f-stopはICUを複数個そろえることで、荷物に合わせてそのICUを入れ替えればいい。ICUを複数もっていれば、さらに今後ガワのリュックを増やしてもいい。といろいろ応用が効きそうです。
ICUの中身もけっこうしっかりしていそうですが、それでも中身がへたってくると思います。そうなった時は今度はICUだけ買い直せばまるごと交換する必要もなくなるので経済的なわけです。
結局背面アクセスがいちばん使いやすい
横からや上からアクセスできるリュック、それはマジで便利なんです。僕も好きでリュックを地面に置きたいとは思いません。
けれど、やっぱり横や上からアクセスできるリュックというのは中身の構成に制限が出てくるんです。たくさんのレンズが入って「こんなに収納力が!」なんてのもありますが、どう考えても大三元いれようと思ったらけっこう難しいんじゃないかと。特に70-200mmが鬼門…
せめて担ぐ部分は汚したくないので、やはり結局背面アクセスがいい。ベストではないけどベター、という感じ。カメラリュックの中で機材が迷子になることも多いので、ガバっと開く背面アクセスは視認性もいいわけです。レンズやアクセサリを探しててシャッターチャンスを逃した、なんてのはけっこうあったりするもんです。
デカい
ICUやリュックの組み合わせにもよってきますが、それでも選ぼうと思ったらものすごくデカいものをチョイスすることができます。NYN-EVOなんかもかっこよくてよかったんですが、やっぱりもうちょっとガツガツ機材が入るものが欲しい。せめて今のTHULEのものよりは余裕が欲しい。
機材以外のものも収納しやすい
via:Pro ICU – Large || f-stop
写真だけ撮りに行くのならいいんですが、そういう場合はデカいショルダーバッグでいいんです。リュックが必要なときって、機材以外のものも入れたいということが圧倒的に多い。
ガチなカメラリュックって中に仕切り満載でカメラ機材以外いれるんじゃねえぞ、という強い意志を感じるわけです。スペースが合ったとしてもほんとお情け程度のものばかり。
f-stopは、これまたICUとの組み合わせにはなりますが、カメラ機材以外の荷物も収納できるようにデザインされています。機材以外にもお泊りセットと軽い着替え一式くらなら入りそう。気温差のはげしいところに行くのならちょっと厚手のダウンなんかも入りそうです。
かっこうがよい
かなりのウエイトを占めるのがこれ。かっこうがよい。いやいや、なにをミーハーな。写真のできにカメラリュックのデザインが関係ありますか?そう思っていた時期が俺にもありました。
まあ、かっこうがよいわけです。
カメラリュックはどうしても堅牢性の部分から亀の甲羅みたいなデザインのものが多いんですが、一見してカメラリュックには見えないようなデザインです。まあ、三脚を横にくくりつけるのでバレバレにはなるんですが。
まとめ
というわけで、カメラリュックのおすすめを探したけれどイマイチ見つからないので、友だちやTwitterでみんなが使ってるよさげなアイテムをチェックするのが一番いいなと思っている今日このごろです。
気がついたら、すでにうちにはf-stopのリュックがはるばるアメリカから海をこえてやってきたので、またレビューしたいと思います。
[blogcard url=”https://logcamera.com/f-stop-erabikata/″]