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お盆休みを利用して、くじゅうに行ってきました。
昨年も坊ガツルにテントを張って、久住山に登ってきたのですが、今年は久住山以外の山々も縦走してきました。
前回の山行はコチラ↓
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コースタイム
いつも長者原から登って、また長者原に下りてくるルートを使っているんですが、たまにはグルーッとまわってみたいなと思い、牧ノ戸から登り始めて長者原に下りてくる縦走路をチョイス。
牧ノ戸〜長者原間をバスで移動しようと思っていたのですが、現在、先日の地震の影響で道の工事中でバスが使えませんでした。
1日目
- 6:00 牧ノ戸発
- 7:00 沓掛山\(^o^)/
- 9:00 久住分れ
- 10:00 久住山 山頂\(^o^)/
- 10:40 久住山発
- 11:10 御池
- 11:50 中岳 山頂\(^o^)/
- 12:10 中岳発
- 12:30 久住分れ
- 13:00 北千里ヶ浜
- 13:30 すがもり越
- 14:30 坊ガツル
2日目
- 7:45 坊ガツル発
- 8:45 雨ヶ池
- 10:20 長者原
テン泊装備、やたらと重い撮影機材、久しぶりの登山なのに調子にのって縦走と、1日目はかなりバテバテだったのでコースタイムはだいぶ遅めだと思います(;´Д`)
1日目
6:00 牧ノ戸(まきのと)発
夜中のうちに牧ノ戸つき、そのまま車中泊。お盆なので駐車場いっぱいかな?と思ったのですが、案外すいていてびっくり。
6:00に牧ノ戸を出発します。
牧ノ戸の登山口は駐車場からすぐそばでわかりやすい。たまにどこに登山口があるのかよくわからない山ありますよねw
きちんと登山届を入れて出発します。
まだ朝もやが残る中歩いていきます。とても気持ちがいいですが、すでに暑いです。
7:00 沓掛山(くつかけやま)
久住山までの道を歩いている途中に沓掛山(くつかけやま)の山頂を踏むことになります。標高1503m。牧ノ戸からかるいハイキングにもいいですね。
ちょっと下って行くとハシゴがある場所も。テン泊装備のデカいザックだったのでけっこうふらふらしながら降りました。
ここからは久住山を目指し、久住分れに向かいます。途中、星生山にも足を伸ばすことができますが、今回はパス。
夏の雲に包まれる久住山が見えてきました。日本百名山のひとつです。カッチョイー。
9:00 久住分れ(くじゅうわかれ)
久住分れに到着!
ここにはトイレがあるので、山頂アタックの前に一休憩します。1人100円の協力金がいるので小銭を持っていっておきましょう。
さあ、久住山までもう少しです。雲があるので心配。
10:00 久住山(くじゅうざん) 山頂到着\(^o^)/
登山開始から4時間、ゆっくりゆっくり登って久住山山頂に到着!荷物が重いんじゃ!!!
ここ久住山は日本百名山のひとつ。雄大なくじゅうの景色を一望できます。標高は1786.5m。
昨年登った時は山頂でガスってしまったんですが、今回は見事に晴れてくれました!真ん中の茶色になっているのは硫黄の沸き立つ硫黄山、そしてその奥の雲がかかっているのは三俣山。まるで「山」の文字そのまんまのカタチをしています。
山頂でカップラーメンをいただきました。なんで山で食べるカップラーメンってあんなにおいしいんでしょうね。
ところで、この久住山というのは日本百名山なんですが、実は九重連山の最高峰ではないのですね。九重連山の最高峰ってこのとなりにある中岳(1791m)になります。
久住山より高いのに百名山に選んでもらえなかった中岳ってどんな山かずっと気になっていたので今回は縦走してみることにしました!
10:40 久住山発
小腹も満たしたところで、久住山を出発します。中岳へは久住分れよりちょっと手前を右手に曲がっていくことになります。
途中、天狗ヶ城という山の山頂も踏めるのですが、ちょっとこのへんからバテてきだしたので今回はパス。久住・中岳への縦走をする人はだいたい天狗ヶ城も登るみたいですけどね。
11:10 御池(みいけ)
しばらく歩を進めていると眼前の突然美しい池が!これが御池です。存在だけは知っていたのですが、見るのはこれが初めて!風が無ければキレイなリフレクションも狙えそうですね。
御池のほとりを歩いていきます。
ぶっちゃけ、縦走するかもきめてなく、わりとノリで中岳へ向かったので下調べをぜんぜんしてなかったんですね。いや、あんまこんなんやっちゃダメなんですが。
なので、久住山から見える山を中岳と勘違いしていたので、予想以上にキツかったww
おまけに坊ガツルまでぐるっと回れるのかと思っていたんですが、中岳から坊ガツルに行くにはもう一度久住分れまで戻らないといけないみたいでかなりテンションもさげぽよです。
11:50 中岳(なかだけ) 到着\(^o^)/
そんなこんなで中岳到着ー!!九重連山最高峰です!九州本土での最高峰もここ中岳なんですよん。
九州地方、となると屋久島にある宮之浦岳が一番高いみたいですが。
ちょっとガスってしまいましたが、御池を眼下にできる中岳からの展望も素晴らしいですね。なんで百名山になれなかったの中岳タン。
12:10 中岳発
登るもん登ったので、今日のテント場である坊ガツルを目指しましょう。
12:30 久住分れ
サクッと久住分れまでもどってきます。
久住分れから坊ガツルへ向かうにはこのガレた岩場を下っていくことになります。ここ苦手やねん。
荷物も重いのでゆっくりゆっくり下りていきます。
下り終わったところを振り返ってみるとこんな感じ。坊ガツル方面から来るとここを登ることになるのでウンザリですねww
13:00 北千里ヶ浜(きたせんりがはま)
ガレ場を下り切ると北千里ヶ浜。しばらくは左手に硫黄山を眺めながら、なだらかな平地を歩きます。キリが溜まりやすく、道に迷いやすい場所でところどころにケルンが置いてあります。
テン場の近く、法華院温泉には自動販売機もあるし、水は1Lでいいかなーなんて安易な考えできたのですが、夏のくじゅう縦走は思いの外熱く、このへんで水が心もとなくなってきました。これはかなり反省。歩き慣れた山とはいえ、ちょっと舐めてかかるのはよくないなと痛感しました。
夏山は2Lくらいもってきておかなくては。
13:30 すがもり越(すがもりごえ)
北千里ヶ浜を越えると左手にすがもり越。写真右手は三俣山です。今回はこのすがもり越登らなくていいのでホッとします。
さあ、あとは坊ガツルを目指すだけ!
だいぶ遠くに坊ガツルのキャンプ場が見えてきました。ちらほらテントが設営されているのがわかります。
14:30 坊ガツル(ぼうがつる)
ようやくとうちゃーく!
牧ノ戸方面から来ると、法華院温泉山荘の裏手に出てくるので、一瞬道に間違えたかと思うのですが、この裏手を通りぬけ坊ガツルのキャンプ場に行きます。
1年ぶりの法華院温泉山荘。
水も足らず、体力も足らず、とかなり反省の多かった1日目。だいぶヘトヘトになってしまいましたので
こんなん超絶ごほーびなわけです。生き返ります。ありがとうございます。ありがとうございます。
テン場でだらだらと
さっそく坊ガツルのキャンプ場にテントを張ります。このテン場は草がふっかふかなのでめっちゃ気持ちがいいです。
テン場でダラダラしたい!ということで今回はサンダルを購入して持ってきました。荷物にはなってしまいますが、登山靴から開放されるこの気持ちよさはプライスレスです。
ああ〜テン場でだらだらするの最高なんじゃー。
法華院温泉山荘には温泉がある!
さてさて、坊ガツルキャンプ場から歩いて5分くらいのところにある、この法華院温泉山荘。ここにはその名前の通り温泉があるんですよ!
ひとつ言っていいですか?
女子か!!!
まったく最近の山ガールブームか知りませんが、山に来てまで温泉とか。
登山なんてね、こう自分の体力と山との戦いなわけですよ。ギリギリに張り詰めた緊張感、体力の果てに辿りつく山頂から見る雄大な長め。
それをちゃらちゃらちゃらちゃら、何が温泉だと。リゾート気分かと。
ちなみに泉質は単純硫化水素泉で、動脈硬化や高血圧症などに効きます。
汗を流した衣服もそのまんまに、ちょっとカビ臭いシュラフに体を突っ込んで寝るような、そんなもんでしたよね!?登山なんて!
料金は500円です。山の上にある温泉なのに嬉しい価格ですね。
やれ、山ガールだ山のおしゃれだ。何をいっているんだ。吉野家で牛丼食うよりも、もっと殺伐としていたのが登山じゃないのか!
こちらの受付で料金を支払います。温泉内では石鹸やシャンプーは使えませんのでご注意。
そんなギリギリの緊張間のある山の中で、なに温泉につかってのんびりしてるんだ!
いや、あれですね。山で入る温泉とかサイコーですね。
法華院温泉山荘でビールと食料を買い出し
風呂あがりに法華院温泉山荘の売店で食料を買って、キャンプ場に戻ります。ビールは自動販売機で売っていました。
地鶏600円。山小屋の売店なのであんまり期待してなかったのですが、思いの外本格的でめちゃくちゃうまかった。ビールいくらでもいただけます。
ホントは山の夕方や、星撮るために三脚やら重たいカメラやら持ってきたんですが、夕方から夜にかけて雲が多くなってきたので、彼らはただの重りになりました。
ビールが倒れそうなので、なんかいいものないかなと思ったら、靴にピッタリでした。だいぶ酔ってます。
もうだいぶいい塩梅なので早めに眠ります。むにゃむにゃ。
2日目
2日目の朝。
坊ガツルは盆地になっていて、霧が出やすいのです。朝焼け期待したんですが、イマイチ。うーん、今回の山行、写真がイマイチだ。
霧が出やすいということは、テントも朝露でびっしょびしょになりますわな。
もう少し乾いてから撤収したいんですが、日が登っちゃうとまた暑くなるのである程度水気を払ってスタッフバッグに詰め込みます。
7:45 坊ガツル発
あとは下りの帰り道だけで楽チンですねー。8時前には坊ガツルを出発しました。
朝の気持ちのいい森を歩いていきます。坊ガツルから長者原への道には、水の通り道がけっこうあって、登山道と間違えやすいので注意が必要です。
8:45 雨ヶ池(あまがいけ)
1時間ほどで雨ヶ池まで。雨がたくさん降るとここが池になるそうです。
10:20 長者原(ちょうじゃばる)
ようやく長者原に到着!くだりはさっぱりしたもんですよね。
平治号にお出迎えしてもらいました。
長者原から牧ノ戸へのバスは運休中
ほんとだったら、ここから牧ノ戸まではバスが通っているんですが、長者原〜牧ノ戸間の道が先日の地震の影響で工事中!現在は迂回路を通っています。
そんなのぜんぜん知らずに来て、ここから牧ノ戸までバスで移動しようと思っていたsaizouさんなのでかなり涙目になりました。゚(゚´Д`゚)゚。
一応、九州自然歩道があるので、車の通る車道を歩かず、ハイキング気分では歩けるのですが1時間以上の道のり。だいぶ疲れましたorz
というわけで、相変わらず重い荷物を抱えながら延々と歩き続けてようやく牧ノ戸まで。
ご褒美のソフトクリームがおいしいです。
くじゅうは温泉も豊富なので、星生ホテルで立ち寄り湯で疲れを癒やしました。最高ですな。
まとめ
かなり久しぶりの登山にもかかわらず、けっこうな長丁場となったくじゅうの縦走。
お天気もよく、非常に気持ちいい山行になりました(๑´ڡ`๑)
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