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屋外での撮影は、わりとレンズが汚れてしまうことがあります。
基本、汚れてしまったらレンズペンで清掃するんですけど、他にも持っておいたほうがいいのがこのレンズクリーニングペーパー。
見た目はただの紙なんですが、これが1冊あるだけでかなり助けられます。
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外観
厚紙のケースの中に、レンズクリーニングペーパー本体が入っています。ペーパーは100枚つづりで、上のほうがホッチキスでとめたあります。
必要な時に1枚1枚ちぎって使用します。
めくってみるとこんな感じ。そんなに厚みは無い紙です。
大きさ
レンズペンと一緒に持っていくことが多いと思うので比べてみます。レンズペンよりちょっと大きめ、手のひらより少し小さいくらいでしょうか。
かなり薄いので、カメラバッグの隙間に忍ばせておけて邪魔になることはありません。
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どんな時に使うか?
レンズに汚れが付いた時普通に使ってもいいのですが、これ自体にはクリーニング液が染み込んでるわけでもないただの紙なので、レンズペンやアルコールを染み込ませたクリーニングペーパーを使ったほうがいいと思います。
じゃあ、一体どんな時に使うか?撮影しているとかなり困っちゃうのがレンズに付いた水分なんです。ブロアーで吹いてもすべて取り除けません。タオルや布などは一度湿ってしまうと、次に拭いた時にムラになってしまったり、繊維が付いてしまうこともあります。
そういう時にこのドライなレンズクリーニングペーパーがあると非常に重宝するんですね。必要な分だけちぎって使えるのでいつもドライなままレンズの水分を拭うことができます。
具体的にどういったところで水分が付きやすいか見てみましょう。
星の撮影
水分と聞くと、水辺とかのイメージするでしょ?実はこのクリーニングペーパーを使うことが多いのってそうじゃない場合がけっこうあるんですよ。特に多いのが星の撮影の時。
気温が下がる夜間の撮影となる星景写真の撮影。どうしてもレンズの結露に悩まされることがあります。もちろん、ほんとはレンズヒーターをつけておいて結露を防止するのが一番なんですが、出目金レンズとかだとヒーターが効ききらずレンズの出っ張った部分を中心に結露することがあります。
出目金レンズにはフィルターもつけられないので、傷のつかないレンズクリーニングペーパーのようなものが必要不可欠です。
ホタルの撮影
ホタルの撮影もわりと結露しやすいですね。
梅雨時期の湿度が多い時期、カメラを地面すれすれとかに構えていると地面から蒸発した湿気でいつの間にかカメラが曇っていることもあります。
雪の撮影
雪は服にかかってもササッと払えるので気にせず撮ってしまいますが、いつの間にかレンズがびっちゃびちゃになっているなんてのはよくあることです。
雪玉は夜のほうが撮りやすいですが、夜は街灯などの強い光もあります。レンズに水滴がついたままだと変なフレアやゴーストが出たり、コントラストが低下したりするのでこまめに拭き上げたいです。
海辺での撮影
海での撮影は波が被るところまでいかなければいいと思うんですが、実は波の飛沫ってかなり遠くまで飛んできます。風の強い日はいつの間にやらレンズが濡れてしまっていることがあるので気をつけましょう。
波が乾いてしまうと塩になってしまうので、そういうときはアルコールを含んだクリーニングペーパーのほうが使いやすいですね。
雲海の撮影
雲海の撮影も湿度が高く、放射冷却で気温がグッと下がるという日に出てくるもの。レンズが結露しやすい環境とも言えるわけです。
こちらもレンズヒーターをしとくといいんですが、レンズが濡れた時に拭き取りましょう。
雨の日の撮影
もちろん、雨の日には必須アイテムです。小雨と思ってもレンズはいつの間にか濡れてしまっています。
こまめに拭き取らないとせっかくの傑作なのに水滴がついててダメになってた、ということもあるわけです。
まとめ
かなり薄くて、ほんと場所をとりません。レンズが水に濡れてしまうと、もうそこで撮影終了なのでカメラバッグの隙間にいれておきたいですね。
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