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直島のベネッセアートサイト美術館エリアを堪能したあとは、本村エリアにある「家プロジェクト」を見て回りました。前回はこちらから。
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この「家プロジェクト」も美術館エリアに負けず劣らず、素敵でアーティスティックなものばかりでしたよん!
本村エリア「家プロジェクト」
家プロジェクトとは
本村エリアに展開されるアートプロジェクトの名称が「家プロジェクト」
点在していた空き家を改修し、アーティストが家そのものを作品化したもののことをいいます。
1998年から始まったこの家プロジェクトは
- 角屋
- 南寺
- きんざ
- 護王神社
- 石橋
- 碁会所
- はいしゃ
の7軒が公開されています。名前をみているだけでもなんだかアーティスティックですね。
このうち、「きんざ」は完全予約制で、一名ずつ内部にに入って作品を鑑賞することになります。もちろん、思いつきで旅だった僕は予約なんてしているはずがなく「きんざ」はおあずけとなりました。次回はぜひとも予約してから訪れたいものです。
共通チケットで回るのがおすすめ
家プロジェクトを巡るには
- 共通チケット(きんざを除く6軒を全部まわれる) 1030円
- ワンサイトチケット(1軒ごとに鑑賞できるチケット) 410円
の2種類のチケットがあるのですが、共通チケットで回るのをおすすめしたいです。ワンサイトチケットでもいいのですが、中には「410円だとちょっとたかいかなー」とういのもないこともないので。
まあ、せっかく時間もたっぷりありますし、天気もよくて気持ちいですし、のんびり全部巡った方がいいよね、ね!
チケットは「農協前」でバスを降りてすぐのところにある「本村ラウンジ&アーカイブ」にて購入することができます。ちなみにここも以前はスーパーマーケットとして使用されていた場所をオサレな感じに改装したものです。
家プロジェクトを巡ってみた!
南寺
基本どこから回ったっていいのですが、ここ南寺は1回に入場できる人数が決まっているため整理券がでます。なのでとりあえず、ここに行って整理券をもらっておくと安心です。
10分前には集合しないといけないのですが、その合間に他の家プロジェクト見に行ってもいいし、ボケーッとしていてもいいし。僕はボケーッとしていました。
ここ南寺は地中美術館でも作品を展示していたジェームズ・タレルさんの手がけたプロジェクト。というわけで、こちらも光をアートにされています。個人的には家プロジェクトの中で一番好きだった!ちょードキドキするよ!
角屋
家プロジェクトの栄えある第一弾がこちらの角屋。200年ほど前に建てられた家屋が現代風なアートになっています。
護王神社
江戸時代から祀られている神社もアーティスティックに!小高い丘の上にあるので、けっこうな運動になった!
碁会所
碁を打つ場所として、島の人々が使っていたそうです。なかには椿の花が展示されています。うっかりしていると通りすぎてしまいそうになるのでご注意を。
石橋
家プロジェクトの中でもちょっと外れにあるのがこちら「石橋」庭がとてもきれいでよかったです。縁側でのんびり風に吹かれてとても気持ちよい。
はいしゃ
家プロジェクトの中でもかなりの異彩をはなつのがこちらの「はいしゃ」
まるでマッドサイエンティストの秘密基地のような感じがすっげえかっこいいです。映画やマンガの世界に入ったかのような気分になってきます。ぶっ飛んだかんじがいいですよね。
かつては歯科医兼住居だったそうですが、当時の面影など微塵もない(笑)感じが素晴らしいです。外観同様中身もぶっ飛んだかんじです。
周りをぐるりと歩いてみましたが、2回の窓から何か見えますね、なんでしょうね(笑)
ちょっとジャンクでレトロな感じが満載の「はいしゃ」僕好みで楽しかったなあ。
家プロジェクトだけじゃない!直島の素敵な町並み
というわけで、とっても楽しい家プロジェクト巡りではあったのですが、それに負けず劣らず、直島の町並みがいーい感じなんですよねん。
こういう路地が多いところってすごく好きなんです。こんな町並みは35mmがよく合います。
なんか、倉庫みたいなんがある、と思ったら、こちらにおいてあるもの全部が物々交換できるみたいです。
こんなものまで、全て物々交換が可能!
こちらに物々交換の方法が書かれています。
- 一品につき一品の交換
- 等価値と考える交換
といった感じで交換しているみたいですね。
〜あなたから 次の人へ
ものが旅する中継地〜
ステキですねー。
護王神社からの下り坂から撮った直島の町並み。アート、アートとそちらばかりについ注目してしまいがちですが、島独特の素敵な町並みが広がります。
路地に目を向けるとこんな感じ。あー、ほんと天気が良くて気持ちいい。やっぱりこういう路地は単焦点レンズが楽しい。
郵便局もなんかハイカラ
町役場までなんかハイカラ。他にも学校や福祉センターなんかも軒並みアーティスティックだったので直島まじパネエと思いました。
直島銭湯「I♥湯」
家プロジェクトのはいしゃに負けず劣らずファンキーな建物がこちら直島銭湯「I♥湯}
というか、なるほど、作者が同じ大竹伸朗さんなんですね。はいしゃ同様、僕好みなファンカスティックな建物なんですが、こちらは現役営業中のお風呂屋さんなのです。
入浴料金は510円。石鹸やシャンプーはおいてないので番台で購入するか、持って行ってくださいね。タオルの貸出もありません。僕はタオルを購入したのですが、このタオルもファンキーでいい記念になりました。赤、おすすめ。
中に入れば入ったで、外観以上にファンカスティックな、銭湯ということを忘れてしまいそうな世界が広がります。ググってみれば写真もあるので見てみてくださいな。
まだまだ暑かった直島。歩きで巡ってかいた汗をザパーっと流せてとてもよかったです。
というわけで、直島散策終了!
朝っぱらから出かけた直島なんですが、行きたかった場所はぐるりと回ることができました。はー、満足、満足。
んで、今何時よ?と思って時計を見たらまだ13時前でした(;´Д`)
直島、もっとのんびり回ればよかった
島内のアクセスや距離感がいまいち分からず、とにかく行きたい場所には行かねば!と思っていたのですが、僕が想像していたよりスムーズに回ることができました。早朝から回ったのもよかったんでしょうが、それでも連休で人出が多い時でした。
たくさんのアート作品を鑑賞するのももちろんいいのですが、瀬戸内海から吹く風がめちゃくちゃ気持ちいいのでボケーッとのんびりーっと、島の空間を楽しむのが一番いいんじゃないかなーと思いました。
宿泊するのもいいかも
ベネッセハウスという「THE 直島」なとこに泊まるのもいいし、町のあちこちにあるゲストハウスに泊まるのもいいし、とにかくどっか宿を確保してみるものいいと思いました。
僕も次いく機会があればゲストハウスみたいなとこに泊まって、海とアートを見ながらぼんやりビールを飲みたいなあと思いました。
いっぱいやりたくなるけど、そういや車だった!
— saizou4 (@saizou4) 2014, 9月 14
ていうかとにかく次行くときはこの島でビール飲むんだ。
まとめ
天気にも恵まれ非常に楽しい時間をすごすことができました。直島まじハンパない。
家プロジェクトでは「南寺」「はいしゃ」がちょーオススメ。この2ヶ所は絶対まわったほうがいいと思う。ブワーッといろんなとこ行って「I♥湯」で最後汗を流したらいいんじゃないかなー。港からも近いし。
他にもまだまだ楽しそうなところ満載だったので、ぜったいまた行きたいです!
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