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全国1億3千万人のNikonユーザーのみなさまこんにちは。
以前、僕の持っている50mmのレンズの紹介をさせてもらいましたが、今日は35mmのことについて書いてみたいと思います。
例のごとく、画質がどうとか、周辺がどうとか、などはよくわからないのですがまたも35mmへの愛をツラツラと綴っていきたみます。
目次 非表示
35mm、という画角
D5100をダブルズームキットで購入した後、初めて購入した交換レンズがAF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gでした。 まだカメラのレンズも画角のこともよくわからない頃「交換レンズのことがよく分かる本 」みたいなのを買っていろんなレンズの勉強をしていたらそこには「50mmが標準レンズ!これで写真の基礎を覚えろ!」といったことが書いてあったのです。
ははあ、なるほど、50mmが標準なのか、じゃあ、これを買うっきゃ無い!と思って購入したのですが、標準というわりにはなんだか画面がエライ狭い。
のちのち気づいたのですが50mmが標準レンズっていうのはフルサイズ機での話なのであって、センサーサイズが小さいAPS-C機ではそれに1.5をかけたものが実際の画角になるわけですね。
初めて単焦点レンズを購入する人は要注意!50mmは標準レンズじゃないぞーい!
初心者がつまづきやすい35mm換算を徹底的にわかりやすく解説してみる!
ここ、テストに出るのできちんとメモしておくように(;´Д`)
単焦点レンズが好きだし、以前も書いたようにAF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gのよくボケてくれるのはすごく好きなのですが、やはり画角が狭い。 50mmといえば 35mm換算でだいたい75mm。ジャンルとしては中望遠に分けられるレンズなのであたりまえっちゃあ、あたりまえです。カメラを構えてみて、狭いので1,2歩後ろに下がるというのが日常茶飯事になっていました。
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G購入!
じゃあ、APS-C機の標準レンズって何mmのレンズなんだ!?となるわけですね。まあ、答えは簡単です。50÷1.5=35mmのレンズが、APS-C機での標準レンズになります。
ということで購入に至ったのが今回ご紹介する、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gなのです。50mmとわずか15mmの差ですが、これをつけるといっぺんに画面が広くなります。
軽い、小さい、安い
このAF-S NIKKOR 35mm f/1.8Gなんですが、ご覧のとおりめちゃくちゃ小さくて、軽いレンズです。 DXフォーマットはAPS-C機でしか使えないデメリットがありますが、APS-Cに特化している分、小型軽量化を図ることができるのですね。ダンボーと比べてみても小さいのがよくわかると思います。
D5100に装着してみてもこんな感じ。D5100も小さいので非常にコンパクトです。
一眼レフというと、やたら大きく威圧感があったりするのですが、これくらいならお散歩のついでに持ち歩いてもいいですね。
35mmの画角は、標準レンズというくらいなので、自分の見た景色そのものがファインダーに写ります。 クセがない分、撮りたいものがハッキリしていないとなんとなくつまらない写真になりがちなのですが、自分が見てビビッときたものをそのまま撮れるのでつけっぱなしレンズにするのもオススメです。僕も家にカメラを置いておくときはだいたいこのレンズをつけっぱなしにしています。
そして、なんといってもこのレンズ、とっても安いのです。だいたい¥25000〜30000くらいで購入できるようです。
Canonの撒き餌レンズと比べてしまうと若干高い気もしてきますが、まあ、撒き餌レンズがちょっと異常なくらい安いので……。
ただ、Nikonさんのいいところは、撒き餌レンズというような安いレンズだろうが、手を抜かないとこだと思うのです。このレンズなんかも、実はイメージサークルなんかもかなり大きく作られていたりします。
なので、とりあえず1本目の単焦点レンズを探している!っていう人にもオススメです。カメラにつけっぱにしておくのもいいし、カメラバックの片隅に入れておくのにも邪魔になりません。
1.8はやっぱり明るい
いくら安くて小さいといっても、f値は1.8なので非常に明るいレンズです。画角も35mmなのでAF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gよりは少しおとなしめなボケですが使っていてとても楽しいレンズです。
また、明るいレンズということはこのようなホタルの写真や星空の写真などもキレイに撮れます。室内などのちょっと暗いところでもしっかりシャッタースピードを稼ぐこともできますよね!
ヒメボタルなんか撮るときも、ホタルの光跡と背景のバランスがとりやすく、よく使用します。
開放で撮ってみる。しっかりボケていますね。
f2.2 シャッタースピード 1/400
水族館は暗くてなかなかシャッタースピードを稼げないので非常に難しいのですが、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gなら被写体ブレしないくらいSSを稼いでやることができます。
f2.8 シャッタースピード 15秒 113枚コンポジット
星の写真を撮るのにもよく使います。
ダンボー撮るのにもちょうどいいかも
ダンボーってけっこうちっちゃいんですね。ダンボーの大きさや距離間、背景のボケ方との感じがちょうどいいのか、ダンボー写真で気に入っているのはほとんどAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gmmで撮ってました。
ダンボーかわいいよね。
ダンボーがいると一眼レフで写真を撮るのが格段に楽しくなるよ! – ログカメラ
デメリットもある
明るくて、小さくて、非常に使いやすいレンズなのですが、ひとつだけ注意したいことがフォーマットです。 さきほど少し触れましたが、このレンズはDXフォーマットになっていますので、APS-C機でしか使うことができません(あなたのカメラ人生を決める「マウント」と「センサーサイズ」)
今使っているカメラがAPS-C機で、今後買い替えたとしてもAPS-C機を選択する!というかたならいいのですが、いつかはフルサイズと思っているのならこのレンズはNikonのフルサイズのFXフォーマットでは使えないのです。
少し値段は高くなりますが、最近FXフォーマットの35mm f1.8のレンズもNikonから発売されたので「いつかはフルサイズ!」派の人にはそちらもオススメです。
その他、作例をいくつか
雲海の写真。グラデーションもキレイにでていますね。
島根県の宍道湖の写真。マジックアワー。
花を撮るのにもいい感じですね。
まとめ
一眼レフにつけてもとってもコンパクトなこのレンズはどこに持って行くにも持ち出しやすいサイズです。僕は今5本レンズを持っていますが、このAF-S NIKKOR 35mm f/1.8Gだけは不動のレギュラーとして毎回持って行っています。持って行っても邪魔にならないですしね。
単焦点レンズの楽しさも充分味わえるレンズです。
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