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新しいカメラやレンズを購入するために今持っているものを売却して購入資金の足しにしたいことってありますよね。
せっかく売るのならできるだけ高く売りたいものですが、どこに売ったらいいのか分からない人も多いと思います。
今日は僕が今までいろんな機材を売却してみて感じた、それぞれのメリットやデメリットを書いてみたいと思います。
カメラやレンズはリセールバリューが高い
まず知っておきたいことなんですが、カメラやレンズというのはリセールバリュー(再販価値)が非常に高いということ。
特にレンズなんかは発売サイクルが非常に長く、製品が発売されるサイクルが数年、下手したら10年以上という場合も少なくありません。
つまり10年前のレンズでも立派に現役ですし、そうそう劣化するようなものでもないので中古買取価格が値下がりしにくいのです。
レンズひとつひとつクセが違うので昔のレンズでも需要がある
さらにはレンズはそれぞれクセがあります。最新のレンズが昔のレンズよりもすべてにおいて素晴らしいというわけでもないのが面白いところ。
オールドレンズといったりするように、ちょっと古い昔のレンズだからこそ出る味みたいなものもあります。
カメラはレンズよりもサイクルが早いけどやっぱり値下がりしにくい
最近はカメラの発売サイクルはけっこう早くなっています。このへんはデジタルの日進月歩の進化によるところが大きいですね。
ですのでレンズと比べてしまうと型落ちになってしまう期間というのは短いのですが、それでも数年前のカメラであればしっかりと高く売ることができます。
ちなみに僕は車を下取りしたときにたかだか3年しか乗ってないのにえらい安く買い叩かれてしまいびっくりしたことがあります。カメラやレンズの売却で慣れていたので、車はこんなにすぐ値下がりするものなのかと思いました。
うまく機材を売ることで、いろんなカメラやレンズを渡り歩ける
カメラ機材ってけっこう高いのにいろんなカメラやレンズをみんなどうやって買ってるんだろう…と思うかもしれません。
たしかに最初の頃は必要な焦点距離のラインナップを揃えるだけでも大変です。しかし、ある程度機材が揃ってくるとそれを元手に次の機材を購入しやすくなるのです。
マウントごと移動する人もよく見ますが、一見大変なようですがある程度レンズ資産が揃っていればけっこういけちゃうんですよね。
- カメラやレンズはリセールバリューが高い
- きちんと機材を売ればいろんなカメラやレンズを渡り歩ける
カメラやレンズをどうやって売るか?
ではそんなカメラやレンズ資産を実際にどのように売ったらいいのか見ていきましょう。
どうやって売るか?
機材を売却するのにはいろんな方法がありますが、大きく分けると3つに大別されます。
- 個人売買
- フリマアプリ・オークションサイト
- カメラ買取店
個人売買はその名のとおり、個人間で機材を取引することですね。例えばこれからカメラを始める友だちに自分の機材を安く譲ってあげるとか。
フリマアプリやオークションサイトも個人間での取引になりますが、運営会社が間に入ります。そのため手数料などが発生しますが、個人間のトラブルがあったときに仲介してくれたりとメリットもたくさんあります。
カメラ買取店は専門の業者が機材を査定して買い取ってくれます。
高く売れるのは?
個人売買>フリマアプリ・オークションサイト>カメラ買取店
誰もができるだけ高く機材を売却したいと思います。同じものを売りに出して高く売れるのは個人売買>フリマアプリ・オークションサイト>カメラ買取店です。
個人間ではお互いの間で取引が完了するのでほかにお金がかかりません。
一方、フリマアプリやオークションサイトは取引の場を提供する代わりに手数料がかかりますし、カメラ買取店では買い取った機材を販売しなければいけないのでフリマアプリやオークションサイトに比べると安くなってしまいます。
安心なのは?
カメラ買取店>>フリマアプリ・オークションサイト≧個人売買
カメラ買取店であれば専門の業者がきちんと査定して買い取ってくれるので非常に安心です。他の方法に比べると少し割安になりますが、安心を買っていると考えることができます。
フリマアプリやオークションサイトで売却した場合、相手に届いた後、自分が発見できなかった瑕疵が見つかったり、相手が思っていた状態と違ったりなどトラブルが発生するかもしれません。多くの場合は運営会社が仲介に入ってくれますが、全部業者におまかせできるカメラ買取店に比べると少し不安が残ります。
個人売買に至ってはトラブルがあればそれらは全部その個人間で解決しないといけません。友人同士などであればまだしも、顔も知らないようなSNSなどで取引するときは十分な注意が必要です。
すぐ売れるのは?
カメラ買取店>>フリマアプリ・オークションサイト>個人売買
あたらしい機材との入れ替えで売却する人も多いと思うので、すぐ売れるかどうかはけっこう重要になってきます。
カメラ買取店であれば査定さえできればすぐに買い取ってもらえるのも大きなメリットのひとつ、壊れていたりカビや曇りのあるものでも大丈夫だったりするので取引が非常に簡便です。
フリマアプリやオークションサイトも出品するサイトによって違うのですがあまりマニアックなものは需要がなかったりします。
個人売買は買ってくれる人を探すのがまず難しかったりします。
それぞれの特徴やメリット・デメリット
僕も実際にいろんな方法でカメラを売却した経験があるのでそれぞれの特徴やメリット・デメリットについて紹介してみます。
個人売買
- 手数料などがないので高く売れる
- 売ったあとに思ってたのと違うとか言われても困る
- トラブルがあったら自分で解決しないといけない
- 住所や電話番号・銀行口座などを相手に明かさないといけないのでプライバシーがちょっと心配
- 金額の交渉がちょっと気まずい
- 買い手がつかないことがある
なんか書いてみたら、やたらデメリットだらけになってしまいました(笑)
僕はよくSNSを利用して買い手を探すことが多いです。Twitter・Instagram・Facebookなどなど色々とありますが、一番多いのはTwitterですね。
もちろん、カメラをやっている友人に割安で買ってもらうこともよくあります。
友人やSNSのフォロワーさんとかであればそこまで心配はないのですが、フォロー外の方へ売却することもよくあるのでデメリットに上がっているようなものはけっこう心配にもなります。
ちゃんと挨拶できる人か?言葉遣いはしっかりしているか?日頃のSNSの言動は変な感じはしないかなどなど、販売して変なトラブルにならないような信頼できそうな人であるかをしっかり確認したいところです。
また、SNSを利用すれば荷物を送ることになりますが、そうなると必然的に住所や電話番号を相手に明かすことになるので女性などはちょっと注意したほうがいいですね。
最近では匿名で発送できるサービスも増えているようなのでそれを利用してもいいかもしれません。
また、フォロワー数にも左右されますが、機材によってはなかなか買い手がつかないものもあります。あまりにも高価すぎるものやマニアックすぎるもの、型がちょっと古く人気のないものなど。やはり買うほうも個人売買にはそれなりに慎重になりますから、その分買い手も少なくなるわけです。
売値もけっこう迷うところで、相手の希望価格がいまいちわからない分、希望者がいても価格に折り合いがつかず話が流れることも多々あります。
さて、こんなデメリットばかりに見える個人売買ですが、それらをひっくり返すメリットがやはり高く売れるということです。
カメラ買取店に持っていくとかなり安くなってしまいますし、フリマアプリなどはまあまあ高く売れたと思っても手数料がけっこうかかったりするもの(特に高価な機材になるほど手数料がしんどい)
個人で売買すれば、買取価格の相場やフリマサイトなどの価格を参考にしながらもそれよりも高く売れる可能性が高いわけです。
フリマアプリ・ネットオークション
- カメラ買取店より高く売れる
- ユーザーがけっこう多いのでわりとすぐに売れる
- 匿名で発送することができる
- トラブルがあっても運営会社が仲介してくれるのでわりと安心
- 手数料をとられる
- トラブルがないわけではない
- 値引き対応がうっとおしい(フリマアプリ)
- 決済した価格で売らないといけない(ネットオークション)
- 売れないときは売れない
フリマアプリやネットオークションも個人間の売買にはなりますが、間に運営会社が入ってくれるので直接の取引よりもいろいろと安心・安全になってきます。
基本は匿名で発送できますし、なにかしらトラブルがあった場合は運営が仲介してくれます。料金なども購入者が一度運営会社を中継してから支払われるために個人間での売買よりも安心して決済することができます。
また、最近ではこういったサイトやアプリがかなり使われておりたくさんのユーザーがいます。たくさんのユーザーがいるということはそれだけ売れやすくなるということ。カメラやレンズに限らずいろんなものが売れるので、非常に重宝します。
デメリットとしては、やはりトラブルがないことはないということ。出品したものの情報は写真と相手とのやりとりだけなので、自分ではそんなに汚れや痛みがないと思っていても相手がそうとは思わなかったりしてもめることもあります。
運営会社が間に入ってくれるとはいえ、こういうトラブルはやはり神経をすり減らすものです。カメラではありませんが、僕は以前洋服を出品した時に自分が思っている色と相手が思っている色が違っていいたため、少し揉めたことがあります。大事には至りませんでしたが、かなり疲れた覚えがあります。
さらにフリマアプリでは出品したものに値下げ交渉がくることがあります。常識の範疇ならまだいいんですが、いきなり半額くらいにふっかけてくるような破天荒な人や、値下げに応じたら調子に乗ってさらに値下げさせようとするような人までいるのでけっこうぐったりすることがあります。
あと、やはり手数料もなにげにネックになってきます。販売価格の数%という場合が多いですが、カメラやレンズはわりと高額なのでけっこうガッツリ手数料で持って行かれます。
カメラ買取店
- 様々なものが売れる
- ゴミ、ホコリ、カビ、曇りなどがあっても売れる
- 壊れてても売れる
- 専門業者なので安心して売れる
- 他の売却方法に比べると安い
カメラ買取店で売却する方法は個人売買やフリマアプリ・ネットオークションに比べるとどうしても売値が安くなってしまいます。
なので、少しでも高く売りたいという人にはおすすめできませんが、やはりそれ以上にメリットがあるのも事実。
基本的にどんなカメラやレンズでも買ってくれるので、売れなくて困るなんてことはなくなります。また、ゴミ、ホコリ、カビ、曇りのような瑕疵があっても査定はしてもらえ、買い取ってもらうことができます。壊れていてもそれなりに値がつくところもあるようです。
個人売買では、自分では気づかないような傷などが後々トラブルになりかねないですが、カメラ買取店であればそういった部分もしっかり査定してくれるので、多少減額にはなるかもしれませんが後で心配するようなことにはならないのがいいです。
また、個人売買やフリマアプリ・ネットオークションでは相手方とそれなりにやりとりが必要になりますが、カメラ買取店であれば持ち込むか発送するだけで現金化できるのも手間がなくていいです。例えば安いレンズなんかをたくさん売りたいときなどいちいち価格交渉やら発送の段取りやら振込の確認やらするのは手間賃まで考えたらそんなにメリットがなかったりします。カメラ買取店ならまとめてドーンで買ってもらえるので楽ちんです。
まとめ
機材を売るための方法を大きく3つにわけて紹介してみました。最初のうちはカメラ買取店などを利用して、慣れていったら少しづつフリマアプリやネットオークション、個人売買などを使ってみるといいかもしれません。
めんどくさがらずに、きちんと売ればどんどん機材を入れ替えられるのでぜひチャレンジしてみてください。
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