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全国1億3千万人の北アルプス愛好家のみなさまこんにちは。
やりましたよ。行ってきましたよ、北アルプス。
行く行くってはりきってテントやらザックやら買ったのに8月の後半からお天気がまったく冴えず、今年は断念しようかと悩んでいましたが、滑り込みで涸沢の紅葉を見に行くことができました!
今回はその記録と写真をだらだら書き綴ろうと思うので、しばしお付き合いくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧
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涸沢カールの紅葉を撮ってきた!
コースタイム
登山口である上高地から涸沢までは片道6時間。普通は朝一から涸沢まで行かれるかたがほとんどのようですが、僕は島根からなので交通機関の都合でお昼に上高地入り。涸沢のいっこ手前の横尾でテントを張り、翌日涸沢を目指しました。
1日目
- 13:15 上高地バスターミナル着
- 13:40 河童橋
- 15:30 徳沢
- 16:30 横尾
2日目
- 6:30 横尾発
- 7:30 本谷橋
- 9:30 涸沢
- 2日目はずっと涸沢に滞在
3日目
- 8:20 涸沢発
- 11:00 横尾
- 12:00 徳沢(昼食)
- 12:20 徳沢発
- 13:00 明神館
- 14:00 河童橋
- 14:10 上高地
北アルプス1日目
13:15 上高地
朝3時に起床。交通機関を乗継…
乗り継ぎ…乗り継ぎ……
ようやくその玄関口である上高地についたのは13:15。もうお昼も過ぎています。
ちなみに名古屋まで新幹線で移動、名古屋から特急「しなの」に乗り換え松本駅まで。松本駅から在来線で新島々駅、さらにそこからバスに乗り上高地です。
もう、なんか移動だけでヘトヘトでした。
上高地にはたくさんの人。紅葉シーズンの土曜日なだけありますね。
上高地で登山届けを出して、いざ登山開始です。
13:40 河童橋
上高地から少し歩くと見えてくるのが河童橋です。
北アルプスに、なんでこんなに憧れているかっていうと、僕、「岳」っていうマンガがめっちゃ好きなんですね。小栗旬さん主演で映画にもなりましたよね。
そんで、その作中になんども出てくるのがこの「河童橋」。おおー!これがあの河童橋か!否が応でもテンションがあがります。
その橋の上からは遥か彼方に穂高連峰を見渡すことができ、その麓には梓川の美しい流れ。ふだん生活していると見ることができないような圧倒的な光景が目の前に広がります。
これだけでもはるばるやってきたかいがある、そんな景色です。
河童橋からの眺めに心を奪われているなか、ふと見るとサルがwwかなり人に慣れている感じでした。
気持ちのいい道を延々と歩く
ほんとなら涸沢まで行きたいところですが、片道で6時間。お昼出発なので、この日は涸沢までたどりつけません。というわけで、そのひとつ手前のテント場である横尾まで行きます。
横尾まではずーっと平坦な道を歩いていきます。このあたりまでは、登山というより、ハイキングに来られたかたなんかもたくさんいます。
遥か彼方には美しい山々を眺めることができ、飽きることなく歩いていけます。
15:30 徳沢
上高地から2時間くらいで徳沢に到着です。こちらの建物は徳沢園の食堂。
すぐそばにはキャンプ場が。フワフワの芝生なので気持ちよさそうです。ここでテントを張るのも楽しそうですが、今日はもう少し距離をかせぎます。
16:30 横尾に到着!
さらに1時間、平坦な道を歩いて行くと目の前に飛び込んできたのはたくさんのテント!ひえ!やっぱり多い!
16:30にテン場に着くっていうのはけっこう遅いので、テント張れるか不安になります。
すぐそばには「横尾山荘」という小屋が。ここでテントの受付をしてもらいます。こちらの山小屋は1泊2食付きで9800円。山なのにお風呂もあるというステキな小屋。
とはいえ、今日はテント泊なのでお風呂は使えません(/・ω・)/ テン場の使用料700円を払って受付を済ませます。ちなみにトイレはチップ制ですがテン場の使用料の中に含まれています。
横尾のテン場は2ヶ所。上の写真のテントがたくさんのところは小屋のすぐ近く。トイレも近いです。ペグが打てるためか、こちらは人がたくさん。
もう1ヶ所が横尾大橋の下あたり。なぜかこっちは人が少なかったです。川のすぐ近くだからかな?ペグが打てないので石でアンカーとります。2ヶ所合わせて100張くらい設営できるようです。
僕は混雑がいやだったのでこちらの横尾大橋の下にテントを張りました。
ちゃちゃっとテント設営!
テント設営するのは坊がつる以来。もちろん石でアンカーとるなんて初めてです。ドキドキしながら周りの人が立ててるテントを見よう見まねで立ててますwそんなに風が強い日でなかったのであれですが、きちんとテント設営できるよう練習が必要だと思いましたw
さあさあ!今夜の宿もできあがったら、ご飯の準備です。山の夜はあっという間にやってきます。
横尾の自動販売機はこんなラインナップでした。1本250円。
ビールの自動販売機もあります。350mlが500円、500mlが700円。山に登らない人がこんなん見るとすごく高いように見えるかもしれませんが、携帯の電波も届かないような場所で冷たいビールが飲めるなんて、プライスレスですからね。
小屋のほうに売店もあります。
というわけで、やっぱあれですわな、飲むしかないですわな。売店で350mlを2本とおつまみにチップスターを買ってテントに戻ります。
今日の晩ごはんはリフィルタイプのカップヌードル。周りにはいろんな食べ物を持ってきてワイワイとキャンプを楽しんでおられる登山者もたくさんですが、僕のザックの荷物はほとんどカメラ機材なのでご飯は控えめです。いつかは、山盛りに宴会道具を持って、山の食事を楽しんでみたいですね。
とはいえ、山で、しかも自分のテントでビール片手に食べればカップヌードルも御馳走ですよ奥さん。この御馳走を食べられる感動を下界で得ようと思ったらどんな高級店に行かなきゃいけないか。
ほんとはテントの中で煮炊きしないほうがいいんですけどね。リフィルタイプなのでクッカーでいただきます。
ああー、プライスレスですわー。テントでビールとチップスター、プライスレスですわー。
そして、横尾に夜が訪れる
ほろ酔いになりながらウトウトしていると、あっという間に夜が訪れます。7時を過ぎるとすでにあたりは真っ暗。そして、空には満点の星が踊ります。
天の川をただ撮ってもつまらないので何かいい前景は無いものかしらとウロウロしていると…
ちょうど横尾大橋を前景に天の川の登る様子が撮れました!ヘッドライトで天の川を炙りだしているような写真よく見るので挑戦してみましたが、ちょっとインパクト不足ですね。
そんなこんなで遊んでいると、あっという間にいい時間。明日は涸沢までの本格的なトレッキングになるので、今日は早めに寝床につくことにします。
秋山のテント泊ということで、ネットで調べているとけっこう寒くて寝れなかったという声が多かったので、わりと多めに防寒具を持って行きました。
シュラフはmontbellの#3、就寝用に上下のメリノウールの肌着、パタゴニアのR2、薄手のダウンジャケットと、けっこうモコモコに着込んだので、案外寒さはへっちゃらでした。
まとめ
初日はほとんど移動と平坦な道をハイキング。それでもカメラ機材でパンパンの荷物のせいで案外お疲れ。
あっという間に眠ることができました。
さあ、明日はいよいよ涸沢だZE!
- いざ北アルプス!涸沢カールで紅葉を撮ってきた!!その2〜横尾・涸沢〜
- いざ北アルプス!涸沢カールで紅葉を撮ってきた!!その3〜涸沢の夜〜
- いざ北アルプス!涸沢カールで紅葉を撮ってきた!!その4〜涸沢から上高地〜