この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
さて、突然ですがソフトシェルの話です。
この1年くらい、ずっとソフトシェルばっかり着ていたような気がします。いろんな服を持っていたんですが、写真を撮影しにでかけることが多いとやっぱり動きやすい服装になるわけでして。
ソフトシェルといってもいろんなものがあるのですが、だいぶ前にマムートのアルティメイトフーディを購入しまして、まあほんと楽ちんなのですっかり山着メインになってしまいました。
アルティメイトフーディ(ultimate hoody)
ソフトシェルとは
ソフトシェルというと、聞きなれない言葉なので、知らない人もけっこういると思います。ソフトシェル自体にもいろんな種類があるので一概には言えませんが、今回ご紹介するアルティメイトフーディは高機能ジャージです。
高機能ジャージ、というと身も蓋もないような気がしますが、いちばんわかりやすくそれっぽい言葉だと思うので、まあそんなもんと思って読み進めていただければ幸いです。なんか、偉い人に怒られそうな気もしないでもないですが。
もっと!アタイはもっとソフトシェルについて知りたいんだよ!っていうかたはこちらをご覧になってみてください。
[blogcard url=”https://logcamera.com/softshell/″]
とりあえず冬山ではちょうどよかった
こないだですね、念願の冬の大山に登ってきたんですよ。お天気もよくて最高だったわけです。
んでまあ、なんか冬山というとやたらハードシェルというイメージがあるじゃないですか。いや、もうね、晴れた冬山の暑いこと暑いこと。
最初こそナノパフ挟んで登ってたんですが、もう途中からめちゃくちゃ暑くて、最終的にはモンベルのメリノウールの上にこのマムートのアルティメイトフーディだけ着て登っていました。
[blogcard url=”https://logcamera.com/nanopuff/″]
山頂で写真撮るときは、体を動かすことがなくちょっと寒くなるので、またナノパフを挟んでおきましたが、それでだいたい充分でした。ハードシェルも持っていったんですが、ザックの中にしまいっぱなし。けっこう高かったのに…。
アルティメイトフーディはかなり厚手の高機能ジャージソフトシェルなのでこれ1枚羽織っておくだけでけっこう暖かいです。
ウインドストッパー(WIND STOPPER)素材なので風を通さない
素材にウインドストッパー(WIND STOPPER)を使用しています。ウインドストッパーとは、ゴアテックスでおなじみのゴア社がつくっている素材のひとつで、高い防風性と透湿性をそなえたもの。ゴアテックスは防水性もありますが、ウインドストッパーに防水性はありません。その分、透湿性が非常に高くなっています。
んで、その防風性なわけです。
大山の山頂は森林限界超えているのですごい風が吹くんです。ただ、アルティメイトフーディはしっかりその風を止めてくれていました。長い時間山頂で遊んでいましたが、けっこう平気でした。
風にやられると、一気に体温もっていかれるので防風性は大事なだと思いました。
透湿性が高いので行動中もわりと快適
ウインドストッパーは高い透湿性があると先ほど書きました。登山中はかなり暑くなってくるのですが、汗抜けがいいのでわりと快適です。
脇の下のあたりからジッパーがついており、写真のようにガバッとあけることができます。なんなら下のほうは外せます。
行動中に暑くなってきてもその都度ザックを下ろすのは非常にめんどくさいわけでして、そういういうときにベンチレーションがしっかりしてると行動しながら体温調節できて便利です。
透湿性が高いといってもイメージしにくいかたは、ジャージのあの感じを思い出してもらえればいいと思います。ただ、ジャージはけっこう風を通しちゃうんですが、こちらは風もしっかり止めてくれる。そう、それが高機能ジャージソフトシェルなわけなんです。
冬山以外の山には着ていかないほうがいいかも
さて、めちゃくちゃ便利そうなアルティメイトフーディですが、これ冬山だからいいのであって、それ以外の季節の山ではちょっと使えないとは思います。
かなり厚めの生地なので、冬以外の季節で着ているとすぐにオーバーヒートするのではないでしょうか。生地が厚い分かなりかさばるのでちょっとザックの隙間に、というわけにはいきません。
春や秋の山ではもっと薄手のソフトシェルのほうがいいと思います。
山で着れないなら平野で着ればいいじゃない
さてさて、山で着れないからと嘆く必要はありません。かのマリー・アントワネットもこう言っています「山で着れないなら平野で着ればいいじゃない」
それこそ、このマムートのアルティメイトフーディ、かなりいろんな季節で活躍してくれます。
僕は写真をよく撮りに行くんですが、写真撮影は機材をかついでエッサホイサあちこち歩き回っているとけっこうな運動量になります。撮影スポットに到着すればシャッターチャンスまでじっとしていることにもなります。
風を通さず、透湿性の高いこのアルティメイトフーディは本当に重宝するんですね。ある程度の撥水性もあるので、小雨くらいなら余裕です。
デザインもかっこいいので街でもいける
ソフトシェルは、わりとめげそうなお値段がするんですが、これを山だけで着てるだけではあまりにもコスパが悪いわけです。アルティメイトフーディはかなりタイトなデザインでシュッとしておりますので、街でもけっこういけるんじゃないかと思います。
最近は山着をうまいこと街着に転用して減価償却しようと必死なわけであります。
アルティメイトフーディにクライミングパンツを街で着てるとやたら元気のいいおじさんに見えてしまうので、ジーンズとかの普段着にちょっと小洒落たリュックなんかを合わせるのがシュッとしてていいです。
昔は街で山着を着るファオタプギャーなどと思っていましたが、ちょっとマジでコスパが悪すぎるので減価償却に必死なわけでありますよ。
着用感
それでは着用感を見ていきましょう。僕は170cmの55kgとわりと痩せ型の体型。
マムートには日本人の体型に合わせたAF(アジアンフィット)というモデルを出しており、このアルティメイトフーディもAFタイプになります。
んでまたちょっとややこしいんですが、マムートはヨーロッパ、US、アジアで3種類のサイズを表記しています。
ヨーロッパでS、アジアでMのタイプになります。僕は山着を買うときはほとんどXSを選ぶことが多いのですが、マムートはもけっこうタイトですね。ソフトシェルなので間にインサレーションを挟むこともあるんで、Mくらいがちょうどいいサイズ感です。
ただ、風の侵入を防ぐために腕のあたりはかなりパツパツになっています。ちょっと人を選ぶ服かもしれませんね。
横から。風の侵入を防ぐため、アゴのだいぶ上のあたりまでフードがきています。チンガードもついているのでジッパーが冷いということもありません。
後ろから。着丈は腰のあたりまで。行動するのにはこれくらいがちょうどいいですが、停滞しているときはおしりのあたりが寒いかもしれません。おしりより長めのダウンとかをこの上から羽織るのもいいですね。
側面が全部ベンチレーションになっているので、裾にドローコードが無く、腰回りの調整はできません。
フードを被るとこんな感じ。ドローコードがあるので調節できます。帽子の上からは平気ですが、ヘルメットの上から被るにはちょっときついです。
サムホールがついているので、萌え袖にすることができます。萌え萌え。
ちょっと寒いときに、親指ひっかけるだけでけっこう体感温度あがるので重宝してます。あとこのサムホール部分の生地がチョー気持ちいいです。
ポケットは側面にハンドポケットが2つ、胸のあたりにチェストポケットがひとつ付いています。
まとめ
生地もしっかりしており、中にはさんだり上にはおったりといろんな季節で使い回しの効く万能のソフトシェルです。登山も写真も撮るというかたにはほんとおすすめです。
赤のタイプだと自撮りをしても映えます(笑)
サイズ感はけっこう難しいと思うので、かならず試着してみてくださいね。
[amazonjs asin=”B01FI5HNGK” locale=”JP” title=”マムート Ultimate Hoody Men アルティメイト フーディ 0095/titanium-imperial 1010-14900 S”]