全国1億3千万人の雲台ファンのみなさまこんにちは。
Really Right Stuff(リアリーライトスタッフ)というメーカーがあるのですが、そこの自由雲台を購入したのでご紹介をしてみますね(╹◡╹)
三脚と雲台を選んだ経緯はコチラから。
ちなみに三脚はGITZOの「GT2542」を購入しました。
GITZOのマウンテニア2型4段「GT2542」を購入しました!
それは海を越えてやってきた
今回購入したReally Right Stuffというメーカーなんですが、こちら、アメリカの企業です。
精度の高い雲台や三脚で定評のあるこのRRS、なんといっても有名なのがL−プレートと呼ばれるアルカスイス互換のクイックリリースプレート。
1枚のアルミから、カメラの形にフィットするように削りだされたそのプレートの評価はかなり高いようです。
L−プレートとは
そのL−プレートというのがコチラ。
カメラに取り付けた際、側面と底部を覆うようになっています。この側面と底部、両方が雲台に取り付けることが可能。そのお陰で縦構図が非常に作りやすくなっています。
メーカーサイトでのみの取り扱い
そんな評判の高い雲台やL-プレートですが、日本で見ることは稀です。このブログをご覧のみなさんも知らなかったというかたも少なくないでしょう。
なぜか。
そう、売ってないんですよ。これ。日本には。
いえいえ、それだけじゃありません。
アメリカ国内の店舗にも卸しておらず、購入するのはReally Right Stuffの販売ページのみという、えらい職人気質なメーカーさんなのです。
やってきた
まさか自分の人生の中で、アメリカから個人で商品を取り寄せることになるなんて思いませんでしたが、いろんなものの進歩のお陰で案外スムーズにいきました。
最近ではRRSのサイトも日本語に対応(一部たどたどしい日本語ですがw)インターネットでクレジットカード決済が可能です。案外なんとかなるもんですね。
そして、アメリカからの発送にも関わらずわずか5日で到着。すごい世の中です。
勾玉を模したロゴがめっちゃかっこいいですね!ダンボーと比べてみてもかなり小さいのがおわかりでしょうか。
「これは全部アメリカで作ったんだワン」、と書いてあるような気がします。
箱の中身は雲台、雲台を入れる巾着、ヘックスレンチが2本、説明書です。
そして、気になる雲台がこちら「BH-40LRⅡ」
このBH-40はRRSの雲台の中では中型雲台のカテゴリになります。中型とはいえ、かなりコンパクトです。
コンパクトながら8.2kgの重量に耐えるパワフルさ。推奨レンズは最大300mmと、鳥など撮ることがなければ十分なスペックです。
上に付けるクランプをいくつかの種類の中から選ぶことができます。このLRⅡはレバー式クランプ、水準器を搭載したもの。
雲台には全部で3つのツマミが。
ロックレバーでボールを締め付け、固定します。
手前上のノブはフリクションコントロール。フリクションコントロールとはボールの動きの滑らかさを調節するものです。
緩めた状態であまりスルスル動くとカメラから手を離した瞬間ガクッとなってしまいます。この動きを微調整できるフリクションコントロールはとても便利です。
Really Right Stuffの雲台はボール部とは別に、根本の所を水平方向に動かすことができます。それを固定するのがパンノブです。
レバー式クランプ
この雲台の上の部分をクランプといいいます。このクランプでプレートを万力のように挟むことでガッチリと固定することができます。
クランプにはノブ式とレバー式のものがありますが、素早い着脱がしたかったのでレバー式をチョイス。引っかかって落ちるのが不安な人はノブ式を選ぶと安心ですね。
前回の状態からレバーを真ん中の位置に持って行くと、「半締め」の状態になります。プレートは左右にスライドすることができますが、上には外れません。
反対の位置までレバーをやると、完全に固定されます。かなり軽いタッチなのですが、非常に強力にロックされます。
雲台に取り付けてみた
実際にカメラを取り付けてみました。D750+24−70mm+バッテリーグリップ。2kgちょいの重さですがビクともしません。
L-プレートで縦構図にしてみます。縦構図の時に雲台を傾ける必要がないのですが、この便利さお分かりいただけるでしょうか。
三脚で縦構図にする場合、わりと可動域が制限されてしまいます。水平がとれなくて脚を動かしてみたり。いくらでも時間があるときならいいですが、星など撮っているとその間にも位置が変わってきてしまいます。
このL-プレートならレンズの位置もほとんど変わらないので一瞬で縦構図を構えることができます。
ちょっと無理な方向に動かしてみましょう。バランス悪いですが、しっかり支えてくれています。
1ヶ所、ミゾが掘ってあるのでこんな向きにも動きます。これもしっかり安定しています。
まとめ
非常にコンパクトで、各部の作動も軽快です。レバーで簡単に着脱できるし、ボールの動きやロックレバーの動きもスムーズ。なのにロックした時のガッチリ感はスゴイです。
合わせてL-プレートの使用感もすばらしいです。三脚での縦構図がこんなに快適になるとは思いませんでした。
GITZOの三脚と合わせて、しっかりカメラを支えてくれそうです。
こんちゃー
ニコン用はオプションアイテムそろってていいですよね〜
ペンタ用L-プレートとか出ない事も珍しくなくて一つの欠点かも
上向きとか出来るようになると構図の幅が広がっていいですよね♪
とか言うフランカーはギア雲台検討中。
それにしても2kgオーバーをしっかり支える雲台は心強いですけど
相当いいお値段したんじゃないっすか?
GRとか買ったばっかじゃなかったんすか?
おっかねぇくらいお金、大丈夫なんすか!?
>>フランカーさん
いつもコメントありがとうございます(╹◡╹)
いろんな周辺アクセサリが豊富なのは確かにNikonのメリットのひとつかもしれないですねー。たしかにたしかに。
ギア雲台いいですよね。僕も欲しいです。「D4 雲台」でググってみてください。
マンフロットのが手頃で評判いいですよねー。あれもいいなーと思っています。
フランカーさんは鳥撮るイメージがあるので、ビデオ雲台なんかもいいんじゃないですか?「ザハトラー」でググってみてください。
あああ、雲台に沼があるなんて思いもしませんでしたwww
お金!?知りませんwwwww
ガッチリ止まる雲台はプライスレスゥゥゥっっぅ(白目
鳥撮ってる人達ってスッゴイですよね。
大砲レンズに激重大型三脚にジンバルとか何百万かかってのよ!それ!
って感じで、もう感覚違いまっす。
私はこれまで座のあるレンズは一脚で運用してきましたが
そろそろきちんとした三脚を検討中です。
KIRKで行こうかしら。
三脚沼と雲台沼が呼んでまーす。いってきまーす。
>>matatamagoさん
コメントありがとうございます♪
僕もたまに撮影地などで鳥撮るかたとお話しさせていただくことがあるんですが、ほんとすごい装備ですよねー!
ジンバルはまだ見たことないので、一度見てみたいなあ。
何度も買い換えるものでもないですし、しっかり選びたいですね。
KIRKは評判もいいし、日本でも買えるので安心ですね!
Really right stuff
Fas-clampが欲しいのですが買い方を教えてください。
申し訳ない。
>>上倉さん
コメントありがとうございます!
こちらが参考になりますよ
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=8079741/