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富士山に無事登頂できたsaizouです。
いやー、とってもキレイな景色でした。
富士山を富士宮ルートで登ってきた!五合目〜八合目の山小屋まで
いろんな人にぜひとも登ってみて欲しいなあと思うので、今回は僕が1泊2日の山行に持っていった全ての装備と道具を晒してみようと思います。
各道具、以下のように印をつけてみます。
- ◎ー持っていくべきもの
- ◯ー持って行ってよかったもの
- △ーあれば便利だけどなくてもいいもの
- ✕ーいらなかったもの
もしこれから富士山に挑戦してみたい!というかたはちょっと参考にしてみてくださいね。
富士山に持っていった道具
ザック
◎ーGREGORY(グレゴリー) Z40
リュックはGREGORYの40Lを持って行きました。
富士山は小屋泊になるのでそんなに荷物はいりません。また各◯合目に小屋があり水や食料が調達できるので、そんなに神経質にならなくてもいいです。
なので他の登山者を見ると、けっこう軽装なかたも多かったです。30Lでも充分余裕があるのではないでしょうか。
それでも僕はご来光撮影のためのカメラと、それを待つための防寒具などいらない荷物がたくさんあったので40Lを選びました。まぁ、ザックはこれしか持ってないっていうのもあるのですが。このザックパンパンになるまで荷物いれるからバテるんだ。
専用のザックカバーが中に入っています。
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登山靴
◎ーberghaus(バーグハウス) エクステラトレックGTX
登山靴はミドルカットのもの。僕は偏平足なのでしっくりくる靴があまりないので、好日山荘でいろいろ履き比べて選びました。
ゴアテックスなので水も入ってきませんし、非常に歩きやすい靴です。登山以外でも長時間歩くような撮影の時はこれ履いていきます。
富士山は砂利が細かく靴の中に入ってきやすいのでミドルカットやハイカットの登山靴がおすすめです。
中には普通のスニーカーを履いてきてる人もいましたが、やっぱり専用のものが歩きやすいと思います。そういや五合目ですれ違った時に靴底が取れたって言ってたお母さんは無事だったろうか(;´Д`)
着衣
ベースレイヤー
◯ーpatagonia(パタゴニア) キャプリーン2
ベースレイヤーはpatagonia(パタゴニア)のキャプリーン2を着ていきました。長袖だと暑いかな?と不安だったのですが、日が当たらない時はちょっと肌寒いくらいでした。紫外線も強いので、長袖の着用をオススメします。
汗をかくので、やはりポリエステル製のベースレイヤーがいいですね。キャプリーン2は匂いもつきにくいし、肌触りがいいです。
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◯ーミズノ アイスタッチ トランクス
パンツなんで画像は割愛します(笑)。
これも化学繊維の下着。アイスタッチという吸水速乾性のある涼感素材。蒸れなくていいです。
◯ーTHE NORTH FACE(ノースフェイス) ズボン
登山の時にいつも履いていくTHE NORTH FACEのズボン。適度にストレッチがきいているので細身ですが歩きやすい。
◯ーsmartwool(スマートウール) ハイキングミディアムクルー
靴下はいっつもsmartwoolです。ふかふか。五合目くらいだとちょっと暑いかな、という感じですが、ご来光待ちのときはこれでも足先が痺れるくらいさむかったです。
これで登山道が絨毯に変わる!smartwool(スマートウール)の靴下がめっちゃ気持ちいい! |
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ミッドレイヤー
△ーTHE NORTH FACE(ノースフェイス)ショートスリーブ マキシフレッシュシャツ
キャプリーン2をそのまま1枚で登ってもよかったのですが、なんか恥ずかしくて(笑)上から羽織っていました。一応これも化学繊維のシャツなので汗をかいてもすぐ乾きます。
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◎ーpatagonia(パタゴニア) R2
ご来光待の防寒具として。山小屋での宿泊時や早朝出発した時のまだ寒い時間帯など、ミッドレイヤーとしてフリースは必需品でした。R2は暑くなってきてもファスナーを下ろせば体温調節できるので、着たり脱いだりという手間が少し省けます。
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◯ーMarmot(マーモット)ダウンジャケット
R2の上からこれ着て、さらにレインウェアを羽織ってもまだ寒かった富士山頂でした。ダウンはフリースに比べて小さくまとまるのでいいですね。
こんなにちっちゃくなります。
✕ーmontbell(モンベル) U.L.サーマラップパンツ
寒い時期にピッタリの中綿入り化繊パンツ。
こんなの持っていってるから荷物が多くなるんだよ!とはいえ、僕のように日の出前の山頂で何時間も滞在しようという物好きのかたはあってもいいかもしれません。これでもまだ寒かったもの。
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アウターレイヤー(雨具)
◎ーmontbell(モンベル) ストームクルーザー ジャケット&パンツ
僕が行った時は快晴でしたが、日によっては台風並みの暴風雨が吹き荒れていたそうです。体温を奪われたら一気に体力が低下します。雨具は最重要な必需品です。
僕はmontbellのストームクルーザーを愛用しています。 雨の時だけでなく、富士山は風が強いのでそれを防ぐのにも活躍してくれました。
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その他 着衣
帽子
◯ーTHE NORTH FACE(ノースフェイス)プリマーハット
富士山は想像以上に強い紫外線にさらされています。幅広のつばのついたハットをかぶっていきました。ていうか、上からしたまでTHE NORTH FACEばっかだな(笑)
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✕ー毛糸の帽子
こんなの持っていってるから荷物が(ry
まあ、これも長い間山頂にいることがなければいらないですね。
◯ー軍手
登山用の手袋が欲しいですが、なかなか高いので。富士山は岩場が多いので軍手は持っていったほうがいいですよ。
✕ー手袋
こんなの持って(ry
まあ、とにかく山頂が寒かったので僕には必需品でした。
△ータオル
montbellのタオル。富士山は案外涼しいのでそんなに汗をかくこともありませんでした。
✕ーゲーター
富士山のことを調べているとあちこちで必需品!ってかいてありますが、こと富士宮ルートではそんなに必要なかったです。せっかく買ったのに履かなかった。
御殿場や須走など、砂場を駆け下りるようなルートでは必要なんでしょうね。
ヘッドライト
◯ーmontbell(モンベル)コンパクトヘッドランプ リーフグリーン & eneloop
ご来光を目指すならヘッドランプは必需品です。必ず予備の電池を持って行きましょう。僕はeneloopを愛用しています。
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小物類
△ー腕時計
コースタイムを測ったりするのに。ホームセンターで買った防水性のものを使っています。
◯ーmontbell(モンベル) スクリュートップアルミボトル
水は別途プラティパスに入れているので、水筒は小さめの500ml。富士山なら途中途中の山小屋で水を調達するのも一つの手だと思います。余計な荷物にならないしね。
△ーplatypus(プラティパス)ソフトボトル 1L
水筒とは別に水を1L持っていきました。けれど、ほとんど残っちゃったなあ。まあ、保険として。買うのもけっこう高いですしね。
プラティパスのソフトボトルは水が減れば減るほど嵩がへっていくのでお気に入りです。これ考えた人、天才だよなー。
◯ー救急セット
自作の救急セット。エマージェンシーシートや絆創膏、包帯などをいれています。
防水のためジップロックに入れてます。
△ー日焼け止め、予備のコンタクトレンズ、手鏡、ウェットシート
富士山の紫外線は非常に強いのでこまめに日焼け止めを塗ったほうがいいと思います。僕も厚めに塗ってたつもりでしたが、登山後やはり顔がヒリヒリしました。
コンタクトは予備で。ウェットシートは使わなかったです。これらと予備の電池、ヘッドランプをポーチにいれ、さらにジップロックの中にいれています。
△ーウェットティッシュ、ティッシュ
今回は食器類を持っていったわけではないので使わなかったのだけど、ウェットティッシュとティッシュ。食器などの片付けにいつもはこれを使います。
△ー芯を抜いたトイレットペーパー
各所に山小屋があり、トイレもきちんとついているのですが、一応念のために。芯を抜いておくとコンパクトになっていいです。
食べ物
行動食
△ーSNICKERS
僕の行動食はだいたいSNICKERSです。甘くて最高。これ食べると非常に元気がでる。
知らないうちに汗もたくさんかいてたので、ちょっと塩気のある行動食を持って行ってもよかったなと思いました。
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非常食
△ーカロリーメイト
これも山小屋がたくさんあるのでいらないっちゃあいらないのですが、お守りみたいなもん。非常用に山行にはいつもカロリーメイトを持っていきます。これもジップロックに入れて携行。
カメラ・電子機器類
カメラ
△ーD5100
カメラはD5100を持って行きました。バッテリーの充電と予備バッテリーはお忘れなく(戒め)
レンズ
△ーAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
富士山でD5100につけっぱにしてたのは標準ズームレンズのAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR。
山でレンズ交換ってなかなかできないので、やっぱりズームレンズは便利でした。重量も軽いしね。
✕ーAF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
こんなも(ry
重い上にほとんど使ってない。今から富士山登ろうと思っている人は望遠レンズなんか持って行っても使うことないから気をつけてね!
けど、後悔はしてない。
ちなみに、この雲海とご来光を待つ登山者のシルエットの写真がAF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRをつかって撮った写真。この圧縮した感じはやっぱ望遠レンズならではだと思うし。
うん、けど、やっぱり重い。
✕ーレリーズ
ほんとならこれで星の長時間露光をするつもりだったのに、バッテリーを忘れたせいでほとんど使わなかった。
✕ー三脚
ほとんど使わなかった。ご来光の時にちょこっと。
ご来光前でも結構明るいので手持ちでなんとかなるかもしれなかったのだけど、意地で頂上まで運んだった。せめてもう少し軽い三脚が欲しい今日このごろ。
それでも後悔はしていない。
△ーmontbell(モンベル)カメラショルダーバッグM
ショルダーバッグと書いてあるけど、僕はこれ体の前側にぶら下げている。使わない時はこの中にカメラを入れる。
見た目はそんなによくないのだけど、やはり体の前側に収納がひとつあると非常に便利。iPhoneや財布などもこの中に入れていた。レインカバーは無いのでじつは雨に弱い。
◎ーiPhone5s
富士山に行って一番驚いたのが、山頂でもきちんと電波がはいるということ。なんでもありだな富士山と思った(笑)
なので、スマホは必ず持って行きましょう。山で万一の時の連絡手段があるというのは非常に心強い。4G回線も使えるので、ネットにも繋がる。
余談ではありますが、ご来光がどこから見えるか調べるために、日の出の場所が分かるアプリを山頂でダウンロードしました。なんでもありだな富士山と思った。
△ーPanasonic USBモバイル電池パック
iPhoneの充電用に。これがあればiPhone2回分の充電ができます。
◯ー小銭
富士山のトイレなど、小銭を使う機会がけっこうあります。ちょっと多めにくずしていきましょう。
まとめ
今回持っていった道具たちをまとめて記念写真。
あくまで今回の道具は「富士山頂に日の出前に着き、2時間以上写真を撮る場合」という偏った例をあげていますのでご注意ください。また、そういう偏ったかたがご覧になっていただいていればぜひ参考にしていただければ(笑)
◎や◯をつけているものに関しては大事なものばかりなので、なるべく持って行ってもらえればと思います。
富士山ですれ違う人の中には「この人、こんな装備で大丈夫なんだろうか?」というようなかたがけっこういらっしゃいました。
夏山で登山道もしっかりしていて、途中山小屋もたくさんあるのでそうそう危険な目にあうことはないでしょうが、そのぶん山に慣れていないような人たちもたくさん見受けらました。
よけいなお世話かもしれませんが、せっかく素晴らしい山に来たのに、装備の準備不足でしんどい思いをして、もう登山なんてコリゴリ……というような結果にならないといいなーと思うんですよね。
あ、あと僕はカメラがあったので持って行かなかったのですが、トレッキングポールなどがあれば持っていったほうがいいかと思います。
登山を楽しむにはしっかりとした準備が大事!きちんとした装備をするだけで負担がだいぶ違ってきますよ!