この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
全国1億3千万のNikonユーザーのみなさまこんにちは。
ずっと単焦点好きアピールしといてなんですが、実は最初に購入したのはダブルズームキットでした。
[blogcard url=”https://logcamera.com/tanshouten/″]
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRはその望遠レンズとしてレンズキットについてきました。これが案外キットレンズだからといって馬鹿にならない写りをしてくれるのです。
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR Ⅱと一緒にD5100のダブルズームキットとして我が家にやってきたAF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR。
最初はただの望遠レンズ、くらいにおもっていたのですが、いやいや、されどニッコールレンズ、実はなかなかに侮れないレンズでした。
遠くの被写体をたぐり寄せる
望遠レンズなのでモチロンのことなのですが、遠くの小さな被写体を大きく写すことができます。
この白川郷の夜景は車で10分ほど離れた展望台から1km先の合掌造りの集落を狙ったものです。
この夜景を撮るには望遠レンズが必須です。
55-300mmという焦点距離はフルサイズに換算すると82.5-450mm。なので目一杯ズームしてやると月のクレーターまで分かる写真も撮れます。(ちょい、トリミングはしてますが)
フルサイズで400mmの写真を撮ろうと思ったらけっこう高めのズームレンズを使うかテレコンをつけてやる必要があります。フルサイズはセンサーサイズが大きいのでよくボケたり、高感度に強かったりというメリットがありますが、このような望遠端に強いのはAPS-C機の強みですよね。
動物園や水族館など、物理的に近づけないような場所でも大活躍です。標準レンズでライオンにここまで近づくのはなかなかできないですよね。
望遠レンズ特有のボケが気持ちいい
写真でボケを表現したい時、実は2通りの手段があります。
一つはf値の小さい明るいレンズで撮る方法。単焦点レンズなどの写真がそうですね。
- 【機材紹介】Nikonの50mmが好きすぎるのでその愛を語ってみる【AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G】
- 【機材紹介】軽くて安い!Nikonの35mmについて語ってみる【AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G】
もう一つが焦点距離の長いレンズ、つまり望遠レンズで撮る方法。
上のひまわりは300mm目一杯まで伸ばして撮った写真。手前のひまわりと背景がしっかりボケているのがわかります。
僕はとにかくよくボケた写真が好きなのですが、このレンズは単焦点とはまた違った雰囲気のボケ方をしてくれるので気に入っています。
前ボケがつくりやすいのも望遠レンズならではだと思います。
圧縮効果の不思議な世界
望遠レンズには、距離が離れているものが、まるで圧縮されたかのように近くに縮まって感じる 「圧縮効果」という特性があります。
逆に広角レンズは近くのものと遠くのものが離れて写ります。
たとえばこの写真。これは広角レンズで撮ったものですが、柱1本1本が離れて見えますね。
それを望遠レンズで撮るとこんな感じに。
柱1本1本の距離が狭まって感じるのがお分かりになるでしょうか?
この圧縮効果使って撮った写真がとても不思議でおもろいんですねー。
この工場の写真、奥に見えている工場がまるですぐ後ろにあるみたいですよね。
貴船神社の灯籠。これもなんだか不思議な感じです。
これも手前の人物とデカいアヒルを圧縮することで、なんかアヒルのデカさが際立っていて気に入ってますwでかいww
ちょっと覚えておくだけで、おもしろい写真が撮れますよね。
なんちゃってマクロレンズ!?
花を撮る時はマクロレンズがあると非常に便利だろうなーと思います。ただ、僕マクロレンズを持っておりませんで。
だいたい花をアップで撮るときはこの望遠レンズを使って「なんちゃってマクロ」写真を撮っています。
望遠レンズならではのボケと圧縮効果のお陰でなんとなくマクロレンズっぽい写りをしてくれるんですね。
まったくマクロレンズと同じように!というわけにはいきませんが、レンズをひと通り揃えるのもなかなか大変なものです。
はじめのうちはこの「なんちゃってマクロレンズ」でも花の撮影楽しめます。
やっぱりズームは便利
単焦点の写りはとても魅力的ではありますが、それでもやはりズームレンズは便利なもんです。
特に自分が動けないけど被写体との距離を調節したい時、たとえばこんなふうに鳥を狙う時なんかそうですよね。
シャッターチャンスが一瞬のものを狙う時、いちいちレンズ交換してたら間に合わないですしね。
まとめ
D5100のダブルズームキットレンズとして同時に購入したAF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRですが、望遠レンズはしばらくこの子に頑張ってもらおうと思っています。AFが遅かったり、ボケがちょっと二線ボケっぽかったりと弱点がないわけではないのですが、それでもキットレンズでこれだけ活躍してくれるっていうのは正直すごいです。
単体で買っても3万しないくらいで買えるみたいですしコスパは非常に高いのではないでしょうか?
望遠レンズって、持って行っていないときい限ってそれ使って撮りたいシチュエーションに出くわすのでちょっとかさばりますがだいたいいつも連れて行くレンズの1本です。
[amazonjs asin=”B003ZSHNCC” locale=”JP” title=”Nikon 望遠ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR ニコンDXフォーマット専用”]
関連記事
【機材紹介】Nikonの50mmが好きすぎるのでその愛を語ってみる【AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G】
【機材紹介】軽くて安い!Nikonの35mmについて語ってみる【AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G】
欲しくてたまらないので勝手に脳内レビューしたNikonのレンズ7選!!!