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はいさい、こんにちはsaizouです。
お盆休みは4日間お休みがいただけたので、今回は石垣島へとダイビングに行ってきました。
石垣島のダイビングで有名なのがマンタという、エイのめちゃくちゃでっかいやつ。こいつをお目当てに、いろんなものを撮影してきました。
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関空からピーチで石垣島へ
石垣島へは関空から直行便が出ておりました。7時10分発のピーチがあったのでこちらを予約。
前日に夜に島根から大阪に移動し、ネカフェで仮眠をとって朝イチで関空へと向かいました。
相変わらず荷造りになやんでいる
ピーチなどの格安航空会社は機内持ち込みの重量が制限されていることが多く、ピーチでは全ての手荷物が合計7kg以内となっています。
以前、フィリピンに行ったときもこの重量制限にひっかかって、搭乗前に慌てて荷物を入れ替えしたのでかなり少なめにしていったのですが、今回も気づいたら7kg超えていました。ぐう、無能。
フィリピン・ボホールでダイビング!ギンガメアジの大群を撮影してきた!!カメラが1kg、レンズが2本で2kg、MacBook Proが1.5kg、カメラバッグが2kgなのでどうかんがえても重量オーバーですね
これにバッテリー類など入れていたのでそりゃあ超えるわと、今これを書いているところですが、じゃあ僕は普段何kgの荷物を担いで撮影にでかけているんでしょうね…。
預け入れ荷物にすると、ロストバゲージや移動中の破損などが怖いので、基本的にカメラやレンズなどは機内持ち込みにしたいのですが、格安航空会社ではちょっと難しいなとひしひし感じました。
結局レンズ類は預け入れ荷物の中に入れたんですが、ガチガチに撮影機材を持っていくのならJALとかANAにしておかないとですね。
てなことをやっておりましたら、あっという間に石垣空港に到着しました。はいさーい。
この日は到着日ダイビングを予約しておりまして、そちらの集合時間が12時だったので、それまでランチをして待つことに。
ダイビング前だったので軽いものにしようと、八重山そばをいただきました。
沖縄ってどこもおんなじ感じかと思ってたんですが、宮古で食べたものとちょっと味が違っていて、島それぞれでおそばが違うんだという知見を得ました。
ダイビング初日
竜宮の城
1本目は竜宮の城というポイントで潜りました。
まだまだ魚の名前を覚えきれてないので、あやふやですが、ハナゴイやキンギョハナダイがたくさん泳いでいました。
今年は石垣島には台風が来ていません。台風が来ると海中がかき混ぜられて透明度が増すらしいのですが、来てないせいでけっこう透明度が悪かったです。水温もかなり高く、水面近くは30℃くらいと、ぬるま湯に入っているみたいでした。
にごりはあるものの、構図や光の向きによってはそれがちょっと幻想的な雰囲気な感じに写ってくれました。
キンギョハナダイがとにかく多かったなあ。
魚の群れを撮るときはちょっと浅いところで太陽光入れて撮るといい感じがします。
今回のカメラは全部ワイドで潜ったのですが、ワイドはまだまだ構図の作り方やストロボの当て方が難しいので四苦八苦しています。
いつも最初の1本目は緊張するので、写真は残っているんですが、あまり記憶がありません。やっぱり写真撮っておくものですね。
本日のお宿
本日のお宿は「ホテルグランビュー石垣新川」
中心街からちょっと離れている場所にありましたが、とってもきれいなホテルでよかったです。
ホテルグランビュー石垣新川ダイビング後は鰓呼吸さんへ
ダイビングに行くと昼間に写真を撮れて、夜はしっかり飲めるのがいいですね。ということで初日は鰓呼吸さんへやってきました。
実はこのお店、宮古島にもありまして、6月にも利用させてもらっておりました。
ということでオリオンではじめていきましょう。はいさーい。
もはや海ぶどうを食べたいがために沖縄に来ているといっても過言ではありません。
前回、宮古島で食べた塩てびちが、箸でホロホロになるくらい柔らかくめちゃくちゃうまかったのでリピートしたのですが、今回は調子が悪かったのか、けっこう固くて上手に食べられませんでした。けどうまかったです。
なにかの魚の刺身です。メモっとくの忘れました。ぐう、無能。
鰓呼吸 石垣島美崎町点ダイビング2日目
おはようございます。2日目です。なんだか最近は日本中が熱くなっており、石垣島のほうが涼しく感じられるくらいでした。
ホテルで朝食ビュッフェをいただきます。昨夜、うっかり飲み放題をつけてしまいちょっと暴飲暴食気味だったので、朝ご飯は控え目にしておきました。
3泊したのですが、ビュッフェは毎日料理が変わっていました。飽きずに食べられるのはよかったのですが、個人的には朝食ビュッフェはウインナーが一番好きなんですよ。メニューが変わるおかげでウインナー2日目しか食べられなかったのが残念でした。
いざ出港!
しっかり朝ご飯を食べて、ダイビングショップの方にホテルでピックアップしてもらっていざ出港です。
天気もとても安定しておりまして、海もベッタベタのベタ凪。あまりにもベタ凪すぎて海でリフレクションが撮れるくらいでした。
1本目:米原南
1本目は米原南というポイントに潜りました。
写真の真ん中に黒い筋が見えると思うんですが、これサーモクラインと呼ばれるものだそうでして。
水温の違う水が層になっているときに見えるものらしいです。この筋の上のほうはぬるま湯くらいの温度なんですが、ここから下に入るとちょっと肌寒いくらいの水温になっていました。
このポイントではサンゴの周りにたくさんの魚が群れていました。これはたぶんアカネハナゴイの群れ。
やっぱりちょっと浅瀬で水面の揺らぎが見えるくらいの水深で撮る方がいい感じですね。
ワイドで撮ってるのでちょっと伝わりづらいですけど、お魚がめっちゃ群れてて見ているだけで楽しかったです。
イソギンチャクに居着いてるクマノミもいたんですが、こういう子がいるとマクロが欲しくなりますね。目一杯よったんですが、ちっちゃくしか撮れなかった。
2本目でウミガメに遭遇!
2本目のポイントではウミガメに会うことができました。
ウミガメって相変わらずめちゃくちゃかわいいですよね。表情も豊かで、海で出会って嬉しいランキング上位にいる被写体です。
このいい感じの穴がお気に入りなのか、ぴったりフィットしていました。
その後、砂浜の海底でチンアナゴが撮れるポイントに案内してもらったんですが、僕はワイドなので残念ながら撮れないんですよね。
ですので、他のゲストがチンアナゴを撮影してる間ずっと、中性浮力を身につけられるようフィンピボットの練習をしていました。
3本目:マンタシティポイント
3本目はいよいよ、マンタを見に行きます!
マンタは体についた寄生虫やゴミを小魚に食べてもらう、という行動をするそうです。マンタだけでなくサメなどいろんな魚がこういった共生関係を築いているみたいです。
そんで、そういう小魚が住み着いている場所をクリーニングステーションといいます。マンタたちはこのクリーニングステーションに訪れ、しばらくの時間ホバリングして体をキレイにしてもらいます。
そんなクリーニングステーションが我々ダイバーの撮影ポイントになっているんですね。
石垣島にはマンタがちょくちょく訪れることで有名なクリーニングステーションがあり、ダイビングポイントとなっており、その一つがマンタシティポイントです。
というわけで3本目ダイブして撮影できたのがこちら。
え?見えない?
ちょっとちょっと、網膜取り出して洗濯したほうがいいんじゃないですか?まあ、saizouさんは優しいからね、ちょっとわかりやすく拡大してあげますね。
え?まだわかんない?
はい、これでわかったかな?
というわけでですね。もうあっという間すぎてカメラで捉えられなかったのですが、肉眼レフではしっかりとその御姿を拝見することができました。
このブログを見ている人はマンタなんて初めて聞いたなんて方がほとんどだと思いますのでちょっとググってみてくださいよ。なんかデカいエイが出てくるでしょ?こんなん何がおもろいの?なんておもうかもしれません。
僕もほとんど同じような感覚で石垣島まで行ったのですが、もうね、これね。めちゃくちゃデカいのよ。
海底の岩の向こうからヌッと出てきたんですが、その登場の仕方が完全にダイダラボッチでした。
は?こんなでかいの?やばばばば。
水中写真家の95%はこのマンタのデカさを表現できてないと思うくらいに、想像以上にデカかった。そら、みんなマンタ見たいマンタ見たい言うわと思いました。
残念ながら今回は写真に収めることはできなかったけど、こんな雄大で僕の想像を超えるような生き物が日本で見られるということが分かっただけで素晴らしい収穫でした。
ぜひまたチャレンジしたいです。
2日目は「ちねんや」
今回泊まったホテルは街中からちょっと離れていたのですが、そのすぐ近くにあった居酒屋が「ちねんや」さん。
マンタを撮れなかった悲しみはビールでしか癒せないわけです。
明日もまだダイビングがありますので、あんまり重たいものは控え目に。1品目はジーマミー豆腐。豆腐のような見た目ですがピーナッツを原料にしてデンプンで固めたもので、杏仁豆腐に近いような食感でした。
続いてはお刺身の盛り合わせ。マグロとメバチマグロと、ええと、あとなんだったかな。
最後はゴーヤーチャンプル。何気に沖縄でゴーヤーチャンプル食べるの初めてかもしれません。おいしかったです。
明日もダイビングがあるというのに、なぜか飲み放題を付けてしまってガブガブ飲んでいる様子。だって、飲み放題がお得だったもんで…。
ちねんや~石垣島 新川店3日目
はい、というわけで3日目です。この日は待望のウインナーが朝食ビュッフェに出てきていたので興奮のあまり3つも皿に盛ってしまいました。飲み放題しすぎた影響で若干気持ち悪いですが、ウインナーがあるなら話は別ですからね。
今日もベタベタのベタ凪で相変わらずベタ凪ウユニ塩湖みたいになっています。
んで、こんなにベタベタな日はあんまりないようで、この日はお天気が安定しているときにしか行けないポイントに連れってってもらえるのだそう。こちらのショップさんでも年に数回しかいけないポイントらしいです。やったね。
1本目:リュウキュウ庭園
1本目はリュウキュウ庭園というポイント。ここではリュウキュウキッカサンゴというサンゴの大群生を見られるということで、その写真がこちらです。とにかくデカいのでワイドでも入りきらない。
こういう時はダイバーを入れて撮ってみるとその大きさがよくわかりますね。ものすごい年月をかけて少しづつ広がっていった群生のサンゴは派手さはないものの、その刻んできた時間の雄大さを感じることができました。
水上から降り注ぐ太陽の光が、その神秘さをさらに増してくれます。
真上から撮影して、全体を入れてみようと試みるもデカくて入らなかった図。
2本目:サメに遭遇
2本目はワールドクラッシュというポイントに向かいました。石垣島の北部のほうで透明度もガンガン上がっていきます。
ここにはなんとサメが出現!水族館とかでは見たことがあるものの、まさか僕の人生で同じ海をサメと泳ぐことがあるとは。
一緒に泳いでみて初めて気づいたんですがサメの目ってめちゃくちゃ怖いですね。完全にキマっている人の目をしています。
ただ、僕らが思い描いているサメ映画のように襲いかかってくるわけでもなく、近づいたらうっとおしそうに離れていくといった感じでした。
ただ、こちらが離れたら近づいてくる、といったように一定間隔をとりながらこちらを伺っていたので、サメさんのお腹がへっていたらなにかしらあったのかもしれません。
遠くからこちらをうかがうサメさん。
3本目:カスミの根2番
3本目のポイントはけっこう潮の流れが早いところで、その潮がぶつかる根にたくさんの魚が群生しているというポイントでした。これはハナゴイの群れ。
中性浮力で浮かんでいると自然と流されてしまうので、けっこう必死で撮影しました。
こちらはカスミチョウチョウウオ。黄色がアクセントとなっているかわいい魚。
ひらひらと舞っているような泳ぎでした。
ということであっという間にダイビング日程が終了。楽しい時間はすぐに過ぎていまいますね。
3日目も「ちねんや」さんで
3日目の夜もホテルの横にあるちねんやさんでご飯をいただきました。あとはもう帰るだけなので力の限り飲むだけです。
海ぶどうを食べるために沖縄に来ているといっても過言ではない。
てびちを頼みました。甘辛い味付けかと思いきや、ここではおでんっぽい感じで炊いてありました。これもめっちゃおいしかったです。こういう食べ方もあるんだなあと感心しました。
石垣牛の炭火焼。肉を食うと元気になりますね。
4日目には石垣島から再び。関空に。楽しい旅でした。
まとめ
マンタをカメラに収められなかったのは残念でしたが、自然相手なので仕方がないですね。また石垣島を訪れる理由ができたということで。
とはいえ、ウミガメやサメなど大きな生き物や、ハナゴイやキンギョハナダイなどの華やかな魚たちにも出会うことができてとても楽しい4日間となりました。