本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

大容量の波はmicroSDカードにまで!Kingston(キングストン)の256GBをレビュー!!

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Kingston microSDカード ダンボー

みなさんが初めて買ったパソコンのハードディスクの容量っていくらぐらいでしたいか?僕の最初のパソコンって20GBだったのを覚えています。

その後、ハードディスクなどの記憶装置はガンガン容量が増えていって、いつの間にかテラ超えなんてのもあたりまえになってきました。文明の進歩はすごいですね。

いやーいい時代だね、なんて思ってたんですが、ちょっとみてくださいよ、このダンボーが持っているの。え?なんか256GBとかかいてあるんだけど。SDカードに!



ついにmicroSDカードが256GBの大容量に!

今回、Kingston(キングストン)256GBのmicro(マイクロ)SDカードを提供していただく機会があり、実際につかってみて非常におったまげました。

現在使っているSDカードはほとんど32GBのものを使っているのですが、その容量の差!しかもこれ、SDカードよりもさらに小さいmicroSDカードなんですよ!?

Kingston(キングストン)のmicroSDカード、外観はこんな感じ

Kingston microSDカード 外観

KingstonのmicroSDカードがこちら。microSDカードはAndroidのスマホでよく使われているみたいですね。僕はスマホはiPhoneなので、microSDカードが使える製品をもっていません。

ただ、SDカードアダプタをかませば、通常のSDカードのように使えるので、SDカードアダプタ同梱版を提供していただきました。

Kingston(キングストン)って?

さて、この赤いモアイのパッケージが印象的ではありますが、お恥ずかしながら、今回お話をいただくまでKingstonというメーカーを知りませんでした。

ということこで、ITに明るい友だちにKingstonのことを聞いてみたんですが、PCメモリなどの世界ではちょー有名みたいなんですね。SDカードなどでも、コストパフォーマンスに優れる製品を作っているみたいです。なるほど、なるほど。

というわけで、さっそく開封

Kingston microSDカード 開封

さっそく空けてみましょう。中に入っているのは2つ。左がSDカードのサイズのアダプタ。そして、その右にあるちっこいのがmicroSDカードです。

僕、microSDカードを見るのって初めてなんですが、あれですね、こんなに小さいんですね!ITの技術はここまできたのか!!

Kingston microSDカード 小さい

何がすごいかって、この小さいカードに印字する技術がすごいと思いません?米粒写経のレベルですよ、こんなん。

こんな小さい本体の中に夢と希望と256GBが詰まっているんですって!胸が熱い!僕が生まれて初めて買ったパソコンがこんなかに10台以上入る計算ですよ!そろそろドラえもんも作れるんじゃないですか?技術の進歩はすさまじい!

このままじゃ使えないのでSDアダプタにかます

SDカードアダプタ Kingston microSDカード

このままではカメラで使えないので、右のちっさいmicroSDカードを左のSDカードにパイルダーオンさせてやります。

microSDカード

パイルダアアアァァァァ!!!!

microSDカード

オオオオオォォォォォンンン!!!

microSDカード ダンボ

……

………すみません、元ネタわかりますかね?大丈夫ですかね、すべってないですかね。

microSDカード

わからない人は置いていきますよ。義務教育じゃないんですからね。

というわけで、microSDカードをSDカードアダプタに挿入したのがこちら。最初はうまく認識するのかな?と不安だったんですが、持っている一眼レフカメラで問題なく使うことができました。



256GBの大容量はハンパなんかった!

32GB の容量

さて、さっきもちょっと書きましたが、僕は普段32GBくらいの容量のSDカードを使っていることが多いです。んで、これがいつもの様子。32GBのSDカードを使い、保存形式はRAWファイル。

RAWはjpgに比べるととても容量が大きいです。とはいえ、32GBもあるとカメラにもよりますが、今僕が使っているD750では567枚撮影することが可能です。

では、このKingstonの256GBのSDカードを挿入してみましょう。

sdカード 256gb 容量

kがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

わかりますかね、4.6枚じゃないんですよ、横のkって1000の単位なんで、これ4600枚撮れるって意味なんですよ!とwwwれwwwすwwwぎwww

以前に台湾に3泊4日で旅行に行ったときの撮影枚数が2133枚だったので、これなら2回台湾にいってもお釣りがきますね。大容量ハンパない!

んで、ん?もしや?という出来心でちょっとやってみました。1番容量の少ない「jpgのSサイズ」で保存したら何枚くらい撮れるもんなんだろう、と。

SDカード 容量 jpg

11万9千枚いいいいいいい!!!

もう、これ見てひとりでケラケラ笑ってました。一生分くらい使えそうな枚数ですね。

Kingston microSDカード 小さい

しかも、SDカードサイズではなく、この米粒写経サイズにその大容量の枚数の写真が保存できるんですよ!めちゃくちゃすごいですね。

大容量であることのメリット

僕は長期間撮影にでかけることもけっこうあります。たくさん枚数を撮りたければ、たくさんSDカードを持っていけばいいと思うじゃないですか。んでも、実は案外いいところでSDカードの容量が切れてしまうことがあるんですよね。

さっさと変えればいいんですが、カバンの奥にしまってる、なんてことが何回かありました。んで、そういう時にかぎってシャッターチャンスを取り損ねるんですよね。

大山豪円山のろし台から見る星景

他にも星の長時間露光なんかは非常にたくさんの枚数を撮影することになります。これも、中途半端に使っちゃってるSDカードを入れていると途中で容量が不足してしまって撮影を切り上げなければならない、なんてことがあります。

大容量のSDカードであればそういったリスクを減らすことができますよね。

また、最近のカメラは写真と同じ以上に動画にも力をいれている印象があります。4K動画に対応しているようなカメラも少なくありません。そういう場合でも大容量があれば、思う存分動画の撮影をすることができますよね。

SDカードに関しては、大は小を兼ねるのではないでしょうか。



使い勝手はどうなのか?

とはいえ、大容量タイプのSDカードで気になるのが使い勝手。特に、書き込み速度と読み込み速度がどれくらいなのかってのは気になるところだと思います。

一眼レフなどを使われているかたは連射時の書き込み速度が気になるところではないでしょうか。

バッファとSDカードの書き込み速度

一眼レフなどはカメラそれぞれにバッファというのがあります。1秒間に7コマとか10コマとか高速連写ができるカメラだとしても、その撮影した画像を保存するのはSDカードです。SDカードにもそのスピードでガンガン書き込みできればいいんですが、残念ながら今のSDカードはそこまでの書き込みスピードはありません。

なので各カメラにはその連写した画像を一時的に保存しておく場所があり、それをバッファといいます。

このバッファ、カメラごとにその枚数が違い、D750であれば、RAWでの撮影で12枚、D5500なら6枚まで一時的に保存できます。

んで、ここに貯めた画像をちょっとずつSDカードに書き込んでいくんですが、この書き込みスピードがSDカードごとに早かったり遅かったりします。高いSDカードというのは、この書き込み速度なんかも早いんですよね。

ということこで、今僕が持っているSDカードとKingstonの256GBとで書き込み速度の比較をしてみました。

今回比べてみるのは

SanDisk EXTREME

サンディスク EXTREME

SanDiskの高速書き込み、読み込みに対応したタイプ。

SanDisk EXTREME PRO

SanDiskEXTREMEPro

EXTREMEよりもさらに早いEXTREME PRO

TOSHIBA SDHC

TOSHIBA SDHC

TOSHIBAのクラス10のSDカード。ちょっとモデルが古いんですが、まあ一般的なSDカードです。

さて、ということでこの3枚とKingstonのSDカードを比べてみます。比較方法は、バッファが切れるまで連写、その後も連写を続けると書き込み速度に応じた連写速度に低下するので、それらを比べてみました。

その動画がこちら。

やはり、高速書き込みを謳っているSanDiskのEXTREMEは書き込み速度が早いですね。んで、なぜか、それより遅かったEXTREME PRO(笑)並行輸入買ったからスカ掴まされたのかな?

さてさて。

大容量&超小型microSDカードとそれなりに値段のするSDカードタイプを単に比べてみて早いだ遅いだというのもナンセンスです。だいたいこの32GBのSDカードが5000円くらい、Kingstonの256GBのほうはだいたい17000円位。GBで換算するとSanDiskは40000円くらいになってしまいます。

注目してみたいのは、Kingstonが遅いのは遅いんですが、じゃあ使い物にならないくらいに遅いかといったらそうでもないな、ということ。

確かに連写でバシバシ撮るようなシチュエーションであれば、すぐに書き込んでくれるSDカードを選べばいいと思うんですね。ただ、僕みたいに風景だとかを普通に撮るのであれば、これくらいの書き込み速度があれば通常の使用で困ることはそうそうありません。大容量&超小型、さらにはコスパもいいカードだったので、全然期待していなかった分、予想以上の結果となりました。



ハードな環境でも使用可能

microSDカード ハード

via:microSDHC/microSDXC Class 10 UHS-I カード | Kingston

さて、このmicroSDカード、ただ大容量なだけでなく、様々なハードな環境でも使用が可能です。

防水、耐震/耐衝撃性、X線照射からの影響を受けない、温度耐性などなど、ほんとに精密機械かと思うほどの性能です。

このmicroSDカード、いろんな用途に使われるでしょうが、特に写真を撮影にでかけるっていう場合、かなりハードな環境下に置かれることって少なくありません

突然の雨に降られたり、雪に降られたり、はたまた波をかぶったり。水に濡れる機会なんてざらにありますよね、撮影してると。なので、防塵防滴のカメラって頼りになりますし、されにその中にいれているSDカードまで防水性があるなんてのは心強いです。

吹雪の中撮影することだって、真夏の炎天下に撮影することだって、あります。-25〜85℃までサポートされているのでいろんな場面に撮影にいけます。

SDカードというのは、撮影に行ったときの全てを記録してくれるもの。しっかりとそのデータを守ってくれるのはありがたいです。

まとめ

これからもカメラの性能っていうのはガンガンに上がって行くことでしょう。

特に、画素数なんてのはここ最近びっくりするくらい多くなってきました。動画に対応するカメラもほとんどで、4Kや8Kなんてのが当たり前になってくる世界がもうすぐきそうです。

そうなると、やはり1枚あたり、1動画あたりのファイル容量というのは大きくなってきますよね。

256GBのフラッシュメモリが2万円もしない価格で買えるとか、ほんと夢のような世界がきてほんとビックリですが、来るべき大容量ファイルをしっかり記録させるために、大容量フラッシュメモリもしっかり用意しておきたいところです。

256GBはいままだこちらのオンラインストアのみの取扱のようです。

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128GBのタイプはAmazonからもいけるようです。これも安いなしかし。

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