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写真の印象というのは明るさの違いでまったく変わってきます。明るめに撮るのをハイキー、暗めに撮るのをローキーと呼びます。
適正露出で撮るのとはまた違った雰囲気になるのでぜひチャレンジしてみましょう!
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ハイキーな写真の撮り方
ハイキーとは
ハイキーというのはこのように意図的に明るく撮影したものをいいます。
適正露出でとるのが基本ですが、あえて露出補正を上げることで写真を見る人に次のようなイメージを与えることができます。
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ハイキーな写真が与えるイメージ
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- 爽やかさ
- ふんわりとした感じ
- 明るい雰囲気
- 幻想的
- やさしさ
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ハイキーな写真からはこのようなイメージを与えることができます。
撮影する被写体に対して、こういったイメージを作りたい場合はハイキーな写真を撮ると良いということになりますね。
ハイキーが合う被写体
実際にどういう被写体がハイキーな合うのか見てみましょう。
花
花はハイキー写真がよく似合います。特に小さくて可憐な花を見つけたら積極的に狙ってみたいですねり
ポートレート
ポートレートを撮るのにもいろんな表現がありますが、女性を撮る際はやはりふんわりと明るいイメージというのはよく似合います。
テーブルフォト
窓から差し込む光などを使ってのテーブルフォトもハイキーにすることで爽やかな印象になります。
ハイキーな写真の撮り方
露出を上げる
一番の基本は露出を上げ、しっかりと明るくすることです。
シチュエーションによって違いますが露出補正を+1〜3くらいまであげるとそれっぽい写真になってきます。
白飛びしても気にしない
露出補正を上げていくと白飛びすることがあります。
白飛びというと嫌われることも多いので、ヒストグラムをしっかりチェックして飛ばないように気をつけてる方も多いと思いますがハイキーな写真ではちょっと飛んでるくらいがちょうどいいです。
自分のイメージに近づいてるのなら白飛びしていてもOK、気にしすぎないようにしましょう。
後でRAWで補正するというのもありです。
明暗差を意識する
全体が同じような光だと、露出補正してもただ明るいだけの写真になってしまいます。
構図の中にある程度、明暗差を意識して撮影するとよりハイキーらしいさわやかな雰囲気を出すことができます。
木漏れ日などを入れてみるのもいいですね
ふんわりとボカす
露出を変えているわけではないので厳密に言えばハイキーとは関係はないのですが、ハイキーな写真とボケとは非常に相性がいいです。
ボケも見る人にやわらかでやさしいイメージを与えることができます。うまく組み合わせてみましょう。
ローキーな写真の撮り方
ローキーとは
ローキーとはハイキーと対照的に意図的に暗くした表現の写真のことをいいます。
ローキー写真が与えるイメージ
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- 重厚感
- かっこよさ
- メリハリのある描写
- ダークで退廃的な雰囲気
- 硬さのある様子
[/box]
ローキーの与えるイメージはこういった感じになります。
被写体にもよりますが、ハイキーとは反対にあるようなイメージなることがわかります。明るさだけで反対のイメージになるっておもしろいですよね。
ローキーが合う被写体
実際にどういう被写体がローキーに合うのか見てみましょう。
硬い質感のもの
岩や金属など硬い質感のものはローキーな表現によく合います。重厚感だったりその硬さが伝わります。
古めかしいもの
古めかしいもの、朽ち果てたようなもの、枯れたものなどもローキーがもつ、退廃的でダークなイメージによく似合います。
花
ハイキーにも合う花ですが、種類やイメージによってはローキーな表現もよく似合います。
建造物
建物の中などは直線的な部分が多く、光をうまく使いながらローキーに撮影するとカッコよく撮れます。
スポットライト的に
光が差し込んでいるような部分を見つけてみたら思い切りローキーにしてスポットライトのような表現にしてみるのもいいでしょう。
ローキーな写真の撮り方
露出を下げる
基本的にはハイキーな写真の反対のことをやっていきます。
シチュエーションに合わせ露出補正を-1〜-3EVに調整します。露出を下げることで明るい場所でもしっかり暗くすることができます。
黒つぶれしても気にしない
露出を下げれば部分によっては黒つぶれしてしまいます。しっかりとしたイメージがあれば潰れた写真になってもかまいません。
ただ、黒つぶれしてしまうと後から補正がしにくくなるので、RAWで現像するときは後処理で露出を下げてやるのもありです。
明暗差を意識する
ハイキーな写真と同じように明暗差やコントラストを意識するといいでしょう。
光が差し込んでいるところなどを見つけたりすると明暗が作りやすいです。
見せたいものをしっかり考える
ローキーな写真は全体的に暗くなるので、必然的に情報量が少なくなります。
いろんなものを削ぎ落として、自分が写真の中で何を見せたいのかしっかり考えてみましょう。
まとめ
同じ被写体、同じシチュエーションでも明るさが違うだけでまったくイメージが変わってきます。
ハイキー、ローキー写真を覚えていろんな表現にチャレンジしてみましょう。