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こんにちはsaizouです。今回、ポートレートを撮らせていただける機会があったのでNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctで撮影してきました。
現在、コロナで自粛中なので以前に撮ったやつのアップです。
ポートレート自体あまり経験もないので、備忘録的にいろいろ書いてみたいと思います。
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ポートレートを撮ってきた
今回モデルになっていただいたのは春坂りなさん(@hrsk001)
Noctは後ボケはもちろんなんですが前ボケが非常にきれいです。手前でふわふわしているのはカーテン。レンズの前に入れて撮影するとボケに囲まれてゆるふわな感じがいいですね。
開放のf0.95で撮影。
58mmの画角でf0.95ってどれくらいボケるか皆さん気になるところだと思いますが中望遠レンズのようなボケ方をします。僕が持っているレンズの中ではアポゾナー135mmがそれに近い雰囲気で撮影できるかなという感じ。
[blogcard url=”https://logcamera.com/aposonnar/″]
ただ、135mmなんてのはまあ使いにくい画角。一番好きなレンズではあるんですが、用途がかなり制限されます。一方、Noctは58mmなのでモデルさんとの距離もそこまで離れずとも撮影でき、さらにギャンギャンにボケるということでかなりいい感じでした。
こちらも前ボケ。手前にカーテンを入れています。モデルさんの雰囲気もやわらかい感じだったのでいい雰囲気ですね。
ちなみにf0.95ってピントどうなの?と思う方も少なくないのではないでしょうか。たしかにピント面はかなり薄いのでちょっと手が動いただけでピントが外れます。
ただ、Z7はミラーレスなのでピントに関してはかなり追い込めます。僕はカメラの前の方についているFnボタンに拡大等倍表示を割り振っているので、ワンタッチでピント面を拡大できるため、そんなに外すことはありません。
以前は一眼レフの光学ファインダーでピントを合わせてたんですが、あれに比べればかなり歩留まりはよくなりました。
非常にいい雰囲気の写真ですね。お気に入りの1枚。
曇りの日に室内での撮影というかなり条件の悪い日でしたが、f0.95が活躍しまくりました。窓から入る光だけですが1/320で撮影できています。f0.95おそるべし。ただ、逆をいえば屋外で光が強い日は開放使えないかなという気がします。
こちらとっさに構えたのでピントが指に行っちゃってるんですが、個人的にはこういうピントがあってない写真ってわりと好きです。
Planar f1.4でも撮った
この日はPlanar T*1.4/85でも撮ってきました。
まあ、あれですね。ツァイスの写りはやっぱりいいですね。
Noctはバキバキの光学性能で収差なんかは可能なかぎり抑えられています。なので、ちょっと優等生すぎる部分があるというか(笑)
Planar自体も非常に解像度の高いレンズなんですが、Noctと比べるとかなりゆるく感じますし、まあポトレなんかはこれくらいゆるく写っているくらいがちょうどいいのではないかと思いました。
逆光で少しフレアが入る感じと好きです。
曇りの室内なので窓から入る光も非常に柔らかい。ブラックポイントを少しあげて現像しています。最近のお気に入りの仕上げ方。
[blogcard url=”https://logcamera.com/tonecurve/″]
Planarのボケもきれいですね。お気に入りのレンズのひとつです。
まとめ
Noctで写すとやっぱりなんだか、うまく言葉にできないような雰囲気が生まれて非常にいいなと思います。
なかなか扱うのにクセのあるレンズですが、はやく使いこなせるようになりたいです。