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【2020年】Panasonicのミラーレスカメラ(マイクロフォーサーズ)まとめ

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2020年現在、Panasonicから発売されているミラーレスカメラでセンサーサイズがマイクロフォーサーズのものをまとめてみます。



Panasonicのミラーレスカメラ(マイクロフォーサーズ)「Gシリーズ」

PanasonicはOLYMPUSと共に「マイクロフォーサーズ」というセンサーを用いて、同じ規格で製品を作っています。

マイクロフォーサーズであればPanasonicのカメラでOLYMPUSのレンズが使用できるし、逆もまたしかりです。メーカーが違うとレンズとボディに互換性がないというのがほとんどなので、マイクロフォーサーズ規格というのはちょっとおもしろい規格になっています。

いろんなカメラメーカーがあるなかでPanasonicが特徴的なのは「ムービーに力を入れている」ということ。

国内メーカーのほとんどが30分以上の連続撮影ができない仕様になっていることが多いです。これは以前、欧州向けに輸出する場合連続撮影時間が30分以上だと関税がかかってしまっていたことに起因します。今は条約でそれが撤廃されたのですが、それでも最近までのカメラでは30分以下の撮影時間のものが多いです。

Panasonicでは関税撤廃以前から30分以上の撮影ができるほか4Kなどムービーに力を入れており「スチルとムービーの両立」ができるカメラが多いです。

GH5

Panasonicのフラッグシップ機に相当するのがGH5。特徴である「スチルとムービー」のハイブリッド感が存分に感じられる機種。

4K/60Pというなめらかで高精細な映像の撮影が可能になっています。

4Kというのは画素数のこと。約800万画素の高画質で動画を撮影できることを意味します。

となりの60Pというのはフレームレート。フレームレートというのは1秒間に使用するコマ数の静止画がどれくらい記録されているかという数字なんですが60Pというのは1秒間に60コマ記録されているということ。このおかげで非常になめらかなムービーが再生できることになります。

またスチル面でも約1800万画素を動画のように秒間30コマを切り出す「6Kフォト」や、そうやって高速連続撮影された写真を合成することでノイズ低減する「時空間ノイズリダクション」など、ムービーの強さを活かした撮影が可能になっています。

GH5S

GH5の有効画素数が約2177万画素に対して、このGH5Sは約1193万画素。

スペック的に見ると画素数が少ない分劣るように感じますが、同じセンサーサイズで画素数を下げるということは1画素あたりの受光面が大きくなるということになります。

これにより低照度での撮影の際、ISOを上げたときに画素数が多いものよりノイズが少ないというメリットがあります。つまりこのGH5SはGH5の高感度撮影版といえるわけですね。

さらには4K動画じたいは800万画素なので「もうムービ撮るんやったら1000万画素で、その分ノイズ少ないほうがええやろ?」というPanasonicさんの心の声がだだ漏れしそうなモデルになっています。

G9

GH5がスチルとムービーを両立させたフラッグシップ機ならこのG9スチルに特化したPanasonicのフラッグシップ機といえます。

メカシャッター時ならGH5と同じ12コマ/秒ですが、電子シャッターを使うとGH5が12コマ/秒に対し、G9は60コマ/秒の高速連写、さらにはAF追尾でも20コマ/秒の撮影が可能です。フラッグシップ機にふさわしく動体へのアプローチもしやすそうですね。

さらにはセンサーをシフトさせながら8枚の画像を撮影し1枚の8000万画素相当のRAWやJPEGを生成する「ハイレゾモード」を搭載。

動体も静物もしっかり撮影できるようになっています。

G99

内蔵されているセンサーや設計思想はG9を引き継ぎながら、価格などバランスよく仕上がっているG99

メカシャッターでも9コマ/秒としっかりと撮影でき防塵防滴。ミドルクラスとしてしっかりとした作りになっています。

ムービーももちろんしっかりとしており4K/30pで撮影できます。

GX7MK3

 

マイクロフォーサーズのメリットである小型・軽量を活かしたGXシリーズ。その中でもハイエンド機に位置するのがGX7MK3

レンズキットにライカDGレンズキットのラインナップがあることからも分かるようにレンジファインダー機を意識したようなデザインとコンセプト。

モノクロの色づくりにもこだわりがあったりとストリートスナップなどにも使いやすそうですね。

もちろんムービーも4K/30Pと得意ですし、それを活かした4Kフォトなども搭載されています。

GF10/GF90

Panasonicのエントリーモデル。

なぜかまったく同じ仕様でGF10とGF90という2つの名前があるこの機種。なんだか流通経路の違いで区別しているようですがどんな大人の事情があったのか気になりますね。

さらにはこの1つ前の機種がGF9というんですがこのGF10/GF90との違いは自撮り機能がちょろっ追加されただけという超絶マイナーチェンジ。こちらもどんな大人の事情があったのか気になりますね。

さてさて。

こちらもマイクロフォーサーズを活かした小型・軽量なモデル。自撮りに特化していたりかわいらしいデザイン、かんたんに撮れる4Kフォトなど女性のユーザーを意識した感じになっていますね。

まとめ

やはり特徴的なのがムービーの強さのPanasonic。VlogやYou Tubeなど動画需要も高まっているのでスチルもムービーもやりたいかたは選択肢になってきそうですね。

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