本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

サンカヨウを撮影してきました。雨の日の撮影の注意点や反省点など。

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みなさんはサンカヨウという花をご存知でしょうか?

この花は普段は普通の白い花ですが、雨に濡れるとその花びらが透明になるという不思議な性質をもっているのです。

今回はそのサンカヨウの撮影をしてきたので書いてみたいと思います。

サンカヨウの撮影

何枚か撮影してみましたが、このカットが一番透明に撮れました。

今回サンカヨウの花を探しにいったのですがけっこう難儀しました。

どうもシーズン終わりギリギリにいったっぽくて、1時間くらい山の中をさまよったのですが見つけることができたのはこの1輪だけ。とはいえ、1輪だけでも見つけることができてマジでよかった。なぜなら、サンカヨウは雨の日にしか透明にならないからです。

あやうくただずぶ濡れになりながら山中をさまよっただけになるところでした。

どれがサンカヨウか分からない問題

僕は基本的に、ロケハンってあんまりしないんですよね。なぜならめんどくさいからです。

ということで基本的にはぶっつけ本番でこれまでなんとなく事なきを得てきたわけです。ただ、まあ今回はかなり大変でした。

まず、シーズンがあっているか分からない。そもそもここで咲いているのかわからない。そして極めつけがどんな花か分からない。

たくさん咲いてて、お花畑になってくれているのなら良かったのですが、シーズン終わりのほぼ咲いてないタイミング。さらには雨も降っていて視界も悪い中探していたのでどれがどれか分からないのです。

結局、1輪だけ発見することができたのですがこれも全然気づきませんでした。花自体も透明っぽくなっているので存在感がないんですよね。

じゃあ、どうして見つかったかというと、この葉っぱのおかげでした。最初は花を探して歩いていたのですがぜんぜんわからなかったので、この紫蘇のでかいような葉っぱを探していたところ発見しました。

saizou
saizou

そうそう、こんなシソの葉っぱみたいな植物なんだよなあ……。あ、これだ…

みたいな感じで発見しました。

撮影も難しかった

ようやく見つけての実際の撮影ですが、これもまた難しかったです。

雨に濡れると透明になるということで、必然的に雨の中の撮影になるのですが、この雨の撮影というのがかなりシビアでした。

レンズは105mmを選択

雨の中の撮影になるのでレンズ交換は不可能。花のサイズもいまいち分からないので58mmと105mmをつけたカメラ2台をザックにいれていきました。

想像よりも小さい花だったので105mmがちょうどよかったですね。

ちなみに持っていった58mmというのはNoctです。あまり寄れず大きく切り取れなかったので、ただずぶ濡れになっただけでした。

光が足らないのにサンカヨウが動きまくる

雨の日なので光量が不足しています。多少ISOをあげ、シャッタースピードも稼ぎたいところなのですが、雨が降っているということは風も強く、このか細いサンカヨウちゃんが風に煽られてガンガン揺れるのです。

風が止むまでまっての撮影になるのですが、せっかく合わせたピントと構図が、風に煽られて位置が移動してしまったりと、ずぶ濡れの中、かなり長い時間撮影していました。

雨の日の装備

さて、そんな雨の日の撮影でしたが、わりと快適に撮影することができました。ある程度装備を整え、濡れてもいいという心構えでいくと、雨の日でも案外いけるんだなということに気づきました。

ということでどんな装備でいったのか紹介してみたいと思います。

アウター:ARC’TERYX ベータ

アウターはARC’TERYXのベータ。こちらはゴアテックスのシェルジャケットですね。

今回雨の山中を1時間以上歩いたのですがそんなに蒸れ感を感じることがなかったのはすごいなと思いました。インナーをちょっと薄手でいったのも良かったのだと思います。

また、撮影で停滞しているときもしっかりと風を止めてくれたので寒さを感じることがありませんでした。

パンツ:モンベル ストームクルーザー

パンツはモンベルのストームクルーザー。こちらはだいぶ前に購入したのですが、基本晴れの日にしか山に登らないので、いつもお守りのようにザックの底にいれていることが多く、久しぶりに使いました。

こちらも蒸れることなくいけたので、やっぱりモンベルはすごいなと思いました。

キャップ:THE NORTH FACE ゴアテックスキャップ

思ったよりも重宝したのがこちらのゴアテックスキャップ。ゴアテックス製なので雨を通さないキャップ。

ベータジャケットのフードはヘルメットの上から被れるくらい、かなり大きめに作ってありしっかり雨を防いでくれるんですが、このキャップをプラスして被っているとさらに雨をよけてくれて快適でした。

つばの部分が普通のキャップよりちょっと大きめなので、このつばのおかげで雨が顔にかかることがなく、視界をしっかりと確保できました。雨が弱まればキャップだけでも十分ですし。

かなりおすすめです。

長靴:日本野鳥の会 バードウォッチング長靴

長靴は日本野鳥の会のバードウォッチング長靴を履いていったのですが、これがちょっとイマイチでした。

膝丈まであるので、レインウェアの下に履くとなるとちょっとモサモサしてしまうんですね。雨が降っていない日に渓谷やぬかるみを歩いたりする場合は膝丈まであるのは濡れなくて安心なんですが、雨の日にレインウェアの下に履くのには向いてませんでした。

あと、けっこう滑りやすく、1時間くらい歩いたうち2回ほど転んでしまいました。雨の日に転ぶと泥だらけになるという知見を得ました。

雨の日の撮影で、山中を歩くのなら専用のしっかりした靴を用意したほうがよさげです。

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カメラザック:f-stop TILOPA

カメラザックはいつもどおりTILOPAを使いました。このTILOPAは背面のポケットにザックカバーが収納してあるので、それを覆いかぶせていきました。

ハーネスの部分などはどうしても濡れてしまうので、後でしっかりと乾かしておきました。

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Nikonの防塵防滴のカメラ・レンズはやっぱり安心感がある

サンカヨウの撮影自体は30分くら行っていたのですが、その間はカメラとレンズは濡れっぱなし。

まあ、Nikonのカメラなら壊れないでしょ。という謎の信頼感を僕はもっています。一応、撮影のあとはしっかりタオルで水分を拭き取っておきました。

まとめ

今まで雨の日にはあんまり撮影でかけなかったのですが、装備さえしっかりしておけば、そんなにしんどい撮影にもならないんだなと勉強になりました。

雨の日にしか撮れないものもあるので、また機会があれば撮りに出かけてみたいと思います。