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2020年現在、SONYから発売されているミラーレスカメラでセンサーサイズがフルサイズのものをまとめてみます。
※現在SONYのHPにあるもののみ ディスコンの製品はのぞく
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SONYのミラーレスカメラ(フルサイズ)「αシリーズ」
SONYのミラーレスカメラはフルサイズとAPS-Cがあるのですが、フルサイズは数字一桁、APS-Cは数字4桁の型番になっています。マウントはEマウント。
型番の付け方には法則性があり、フラッグシップ機がα9、それ以外の機種がα7。世代ごとにローマ数字が振られています。
また、ベーシック機、高画素機、高感度機の3種類をラインナップしており、ベーシック機は無印、高画素機はR(Resolution)、高感度機はS(Sensitivity)のアルファベットが付きます。例えば、第三世代の高画素機ならα7RⅢとなるわけですね。
製品型名はまたちがっており、ILCEが頭に、その後7RM3(7シリーズ・高画素機・マーク3)みたいに続きます。ちょいややこしい。α7RⅢみたいな型番で検索するとでてこなかったりすることもあるので(SONYのお問い合わせフォームとか)ちょっと注意が必要です。
α9
via:α9 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
Canon、Nikonの二大巨頭がシェアを占めるカメラ業界に「ゲームチェンジャー」として投入されたSONYのフラッグシップモデル「α9」これまであえて一眼レフではないカメラを作り続けてきたSONYの、ミラーレスだからこそできたものすごいカメラ。
革新的な積層型CMOSイメージセンサーを搭載したこのバケモノマシンは最高20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影を可能に。撮影領域の93%をカバーする693点の像面位相差AFセンサーなどもおそろしいくらいびっしりとAFポイントが並びます。
もはや動画を撮っているような感覚で写真撮影ができるとんでもないカメラに仕上がりました。
今までの一眼レフを過去の遺物にするんだというSONYさんの強い気持ちが伝わるような意欲作。これまでのαシリーズでもそういう時代の流れを感じていましたが、このα9の登場でいっきに各社のケツに火がつき、CANON・NIKONの2大メーカーに加えPanasonicまで参入するというミラーレス戦国時代が始まりました。
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α9Ⅱ
ゲームチェンジャーであるα9の後継機として投入されたのがこちらのSONYの新しいフラッグシップモデル「α9Ⅱ」
とはいえ、センサーなどスペック面では大きな変更はそんなにありません。メカニカルシャッターでの連写コマ数が5コマ/秒から10コマ/秒に増えたり手ブレ補正が5段から5.5段とどちらかというとマイナーチェンジといった感じになっています。
しかし、LAN端子の転送速度が上がったり、操作性にもかゆいところに手が届くような変更が加えられています。
α9シリーズはフラッグシップ機であり、メインのターゲットは報道やスポーツを撮っているようなプロカメラマンになります。そんなプロ向けにプロが欲しい機能をニーズに合わせて付け加えた。といったモデルになっています。
実際、これはけっこう大きなことで、今まではα7シリーズで既存の一眼レフのコンシューマーユーザーのシェアを奪ってきたSONYがいよいよCANON・NIKONのもつ「プロ層」の牙城を崩しにかかってきた。そんな印象を受けるカメラ、それがα9Ⅱです。
α7Ⅲ
via:α7 III | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
革新を続けるα7シリーズ。
そのベーシックモデルというのがα7Ⅲ。なんですが、まあこのモデルも非常に意欲的な機種となっております。
第三世代は先立って、高画素機であるα7RⅢが発売されましたが、そのスペックに勝るとも劣らない超絶ハイスペックを搭載してドカンとやってきました。なのにお値段はわりとお手頃な20万ちょい。
こちらも今ある一眼レフの市場をミラーレスで塗り替えようという気持ちが溢れ出ている「ゲームチェンジャー」になるようなマシンではないかと思います。
裏面照射型のセンサー、常用感度はISO51200、10コマ/秒の連写性能、α9ゆずりの693点AFポイント。出し惜しみをしない。なのにベーシックモデルといい切っちゃうこのSONYの漢気。
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α7RⅢ
via:α7R III | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
α7Ⅲに先駆けて発売された第三世代の高画素機「α7RⅢ」
高画素だから画質がキレイとういわけではない、と言いつつもやっぱり目で見てわかりやすい画素数というスペックは世のカメラおじさんの心をくすぐるようで未だ熱い高画素戦争は続行中です。
センサー番長のSONYのお得意とするところで、裏面照射型センサーをを搭載したこのα7RⅢは超高画素機にもかかわらず常用感度が32000というハイスペック。誰だ、高画素機は高感度に弱いとか言ったやつは!
さらには連写性能も10コマ/秒と、4240万画素ものデカいデータをよくもまあ10コマの速度で連写させるもんだなと。バッファも前世代のα7RⅡのRAW9枚から大幅にアップさせRAWで28枚も撮れるようになっています。誰だ高画素機は連写に弱いとか言ったやつは!
以前からずっとαシリーズの弱点であったバッテリーの持ちの悪さもこの第三世代から大幅に改善され、ようやく実用に足るレベルになってきました。
まさしく新世代の高画素機の名にふさわしい銘機となっています。
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α7Ⅳ
カメラおじさん大好き高画素機。彼らのために続々と投入される各メーカーの高画素機で世は高画素戦争まっただなか。
とはいえ、ゆうて4000万画素あたりで頭うつかと油断していたところに綺羅星のように現れた有効画素数6100万画素の黒船α7Ⅳ。おそろしい。ついにフルサイズセンサーで6000万オーバー。もはや中判並の画素数。さすがセンサー番長。
お得意の瞳AFも今度は動物にまで対応させており、君の瞳にジャスピンどころの話じゃないわけです。
今まではわりともっさかったEVFも576万ドットの高精細・高輝度・高コントラストとなり、かなり見やすくなりました。
おまけに高感度強いは、連写は10コマ/秒けるわと、まあおそろしいマシンに仕上がってきております。
はたして君のPCはこのカメラのRAWをさばききれるか!?
α7Ⅱ
via:α7 II | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
第二世代のベーシックモデルとなるα7Ⅱ。
発売からちょっとたっているので、値段がこなれまくっている機種。実売10万ちょいでフルサイズが買えるとかいい時代になりました。
Eマウントは後発のマウントということもあり、レンズが少ないという欠点がありました。
しかし、フランジバックの短いミラーレスという特性を活かし、自社でレンズが供給できないのならよその使ったらええんや、と言ったかどうか知りませんがマウントアダプターを介していろんなレンズを装着することが可能。
ちょっと月日がたってるとはいえ、5軸の手ぶれ補正、2430万画素、常用感度25600、5コマ/秒の連写速度などなど、この価格でここまでの性能があるのなら充分じゃないでしょうか。
僕もオールドレンズが使いたくて買いました。
オールドレンズで遊びたくてSONYのα7Ⅱを買いました!Nikonのサブにも最適! – ログカメラ
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α7RⅡ
第二世代の高画素機モデル。
世界初の35mmフルサイズで裏面照射型のCMOSセンサーを搭載した画期的なこのモデルは第二世代といえどまだまだ使える機種。
連写性能やAFなどがα7RⅢでは進化したものの、高画素機は風景の人の使用率が高いと思いますし静物を写すなら十二分な性能といえるでしょう。
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α7SⅡ
こちらはまだ第三世代が発売されておらず、一番新しいモデルのα7Sシリーズ。このSシリーズの特徴としてはなんといっても高感度。
画素数を1220万に抑え1画素あたりの受光面積を増やすことで常用感度102400、拡張感度で409600という、もう少しでフリーザの戦闘力に追いつくほどの恐ろしい高感度を実現。
この高感度や5軸ボディ内手ブレ補正で、手持ちでの4K撮影も現実的になりました。カメラというとスチルばかりが目立ちますが、今やムービー目的で購入されるかたもたくさんいます。
ただ単に高感度に強いピーキーなカメラにせず、基本性能もしっかりしているところはさすが。
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α7
もともとAPS-C用のマウントとして始まったEマウント。そんなマウントにまさかのフルサイズ。当時の人たちは、おいマジかフルサイズのせやがった!といった感じでした。このセンサーの見える画像見えても、パツパツなのがのってるのがわかりますね。
当時はまだまだ一眼レフが主流の時代。ミラーレスなんか、といった風潮もめちゃくちゃありました。そんな最初のミラーレスフルサイズとなったα7。
いろんな問題もたくさんあった機体ではありましたが、現在の席巻ぶりを見るとSONYさんとしてはしてやったりといった感じではないでしょうか。
現在では10万せずにも買えるので、とりあえずフルサイズミラーレス使ってみたい!という人にも。
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α7S
第一世代の高感度機、α7S。
当時、ヨドバシカメラに行くと暗い箱の中にカメラが突っ込んであってこれ撮ってみてください、みたいなこと言われてみると中が鮮明に写し出されるという展示していておったまげた思い出があります。
こちらも2013年の機体とかなり昔のものになりますが、常用感度102400とものすごい高感度性能を備えたカメラになります。
AFポイントなどは25点と動き物は少々あれですが、そういうカメラではありませんから。暗いところでバキバキに映し出すカメラなわけですから。
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まとめ
今やフルサイズミラーレスといったらSONYという時代になってきました。
常にバッキバキのスペックを搭載したカメラを出してくるセンサー番長は今や時期のカメラ業界を牽引していくのではないかという力強ささえ感じます。
今後の動向も楽しみですね。