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最近、僕が禁煙した時に気をつけたことをまとめた記事をごらんになられるかたが結構いらっしゃいまして、みなさんやはりなかなか辞められないタバコに苦労しておられるんだなあと思いました。
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タバコをやめてみると、喫煙時には思いもしなかったようなことに気づいたりします。喫煙していた期間はかれこれ10年間くらいだったのですがその間僕がずっと勘違いしていたことを今日はつらつら書いてみたいと思います。もしかしたら、あなたもそうかもしれませんよ?
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タバコを吸っていた頃勘違いしていた事
タバコ吸っている自分がかっこいいと思っていた
最近は少なくなってきましたが、以前の映画やドラマではタバコは大事な小道具のひとつでした。タバコにはハードボイルなイメージがありますよね。次元大介がちょっと折れ曲がったタバコを吸っている様などはやっぱりかっこいいと思います。
んで、僕もタバコを吸っている間は完全に次元大介なわけですよ。それか松田優作。
たいして味の違いなんかわかりゃあしないのにやたら銘柄にこだわったりしていたりね。
そんなある日、どんだけタバコを吸っている自分がかっこいいか見てやろうと思ってですね、鏡の前で吸ってみたんですよ。タバコ。
まあ、イメージはこんな感じですわ。
そしたらね、驚きの結果でしたよ。
タバコに火をつけ、それを咥える僕。煙を吸い込むとジワッと赤く燃えるタバコの先端。物憂げな表情で吐き出す煙。
ね、ちょーかっこいいでしょ。そんなイメージだったのに、鏡の前の僕はその煙、鼻から吐き出していたのです。
衝撃的デシタ。なにこれ、ちっともかっこくないやん。これじゃあおいらはぼいらー、三浦のボイラーやん。
いままでスカした顔していタバコをふかしていたのがいっぺんに恥ずかしくなりました。
タバコを吸っているけど、別に臭わないと思っていた
タバコをやめたら味覚が回復してごはんがおいしくなった、なんて話はよく聞く話ですよね。ただ、僕自身は禁煙したから劇的に味覚が回復した、というイメージはあんまないんですよね。まあ、いくらかはおいしくなったかな?という感じです。
しかし、それよりも喫煙していた時期に致命的にブッ壊れていたと思うのが一つあります。
それは嗅覚。
これに関しては僕だけ、というわけではないと思うんですよね。だって喫煙者ってお互いそんなに気になることってないでしょ?
タバコの臭いが……なんて話は聞くけど、喫煙時にはそんな大げさなと思っていたんです。けどね、辞めた今だからわかるけど、けっこうヤバイんですよ。
一番記憶に残っているのが、タバコをやめて初めての衣替えの時。さあさあ、季節も変わるし服を出そうと思ってタンスの奥から引っ張りだした物体が放つタバコの臭い(;´Д`)メチャクチャクサカッタヨ…
臭いにもショックを受けたのですが、なにより、この悪臭を振りまいて生活していたのになにも気づかなかったということが衝撃的でした。
禁煙した人ってかえって嫌煙者になることが多いのですが(昔吸ってたんだからそんなに目くじら立て無くても、と思うこともあるんだけど……)たぶん、この臭いが以前吸ってたぶん気になるんだと思うんですよね。
うまくいかないのは自分がダメなせいだと思っていた
やらなきゃ!って思ってもなかなかモチベーションが上がらない。やったらやったで注意散漫なことがあってミスをして自己嫌悪。もっとできるはずだったのに。なんて人いませんか?
かくいう僕もそうでした。なん〜か仕事もうまくできない。あれ、僕もうちょっとやれると思ってたんだけどなあ。んでも、やっぱりミスばっかりするし。あああ、んもう!なんて思ってました。
ややや、あれですよ?タバコ辞めた今の自分はミスもしないし、モチベーションもMAXだしなにもかもうまくいってるパーフェクト超人!なんてこと言うつもりは毛頭ないっすよ?
けどね。まあ、禁煙しました!って言っといてちゃぶ台ひっくり返すようで申し訳ないのですが、タバコをやめて離脱症状が無くなって以降に何度かタバコを吸ったことがあるのはあるんですよ。すんません。ただ、その後常習化してはいないので、とりあえず禁煙期間中だとは思っています。
んで、なにが言いたいかというと、その何回かタバコを吸った時の、自分のポンコツ化する感じをみなさんにお伝えしたいわけですよ。
たかだか1本タバコを吸っただけで、もうなーーーーーーーんにもやる気がなくなるんすよ。ダルい。ダルすぎる。
おそらく毛細血管に血が行きたわらないせいでボーっとしてしまうし、ボーっとしているせいで普段当たり前にできてることができなくなってミスの連発。テンションがあがらなければ、モチベーションもあがらないし、仕事する気もないし。もうなんか、アハハハハハ〜、帰りて〜、みたいな。
なので、逆に、喫煙者のかたがたに言いたい!
あなたがたはかなりハンデ背負って仕事してらっしゃいますよ!?ゆーたら、重い亀の甲羅背負って修行している悟空みたいな、なんか脱いだらドスドスいうような服着てるピッコロさんのような。
なんか、うまくいかないなあと思っているあなた。それって実はタバコの影響かもしれませんよ?
タバコを吸うとイライラが収まると思っていた
逆!
イライラしているのはタバコの離脱症状で、それを収めるためにタバコを吸うから「タバコを吸ってイライラが落ち着いた」と錯覚しているんですよ−!
「一体いつからーーーー タバコを吸うとイライラが収まると錯覚していた?」
タバコを辞めたいと思っているひとが、なんで禁煙できないかって、この離脱症状の辛さ。
禁断症状には2種類あります。
身体的な禁断症状と精神的な禁断症状です。精神的な禁断症状だけであれば、「禁煙できないのは意思が弱いからだ」という理屈も分かります。現にそういう言い方をする人もいます。
しかし、タバコの禁断症状でもっとも辛いのは「身体的な禁断症状」です。
具体的にはこんな症状がでます。
- イライラする
- 頭が痛い
- やたら眠気に襲われる
- 体がしびれる感じがする
- 虚脱感
僕はこういった「身体的な離脱症状」が出るから、タバコをは麻薬だと思っています。なんで、こんなタバコを政府が禁止しないかというと、たぶんいろんな所の利権が絡んでいるんだと思います。
そんな麻薬をばらまかれて「タバコ税」という名目で搾取されているんですよ、喫煙者って。かくいう僕も10年間ずっとそれを献上していたわけです。
ちなみに2年前から禁煙し、今日現在、僕が吸うはずだったタバコで得したお金はは550800円です。
タバコの値段も税率アップで変わっているので金額はもう少し大きくなるはずです。ただ、この50万がどこに消えたかは知りませんが。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今振り返ると、ほんと、いろいろ損していたなーと思うんですが、思い当たる節、あなたにもありませんか?
とはいえ、僕が辞めろといって簡単に辞められるもんでもないですよね、タバコって。特に離脱症状の辛さはなかなか非喫煙者には理解してもらえないですよね。
タバコ辞められたらいいことは頭では理解できるんですけね。
それでも今は禁煙外来だったり、離脱症状を抑える薬なんかもあるみたいですし、「辞めよっかな?」ってちょっとでも思うかたはそういったところを頼るのもありだと思いますよー。
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