死ぬまでに見たい絶景!ウユニ塩湖へ行ってきた!!その1 | ログカメラ
島根から延々2日もかけようやくたどり着いたウユニの町。
今回は宿の手配やら、実際にウユニ塩湖まで行った時のことを書いてみます。
ウユニ滞在1日目(2月5日金曜日)
ウユニの町から塩湖までは約1時間くらい離れています。また、ウユニ塩湖はめちゃくちゃ広いので、その中でもキレイな鏡張りが見れるところに案内してもらわなければいけません。
ということで、ウユニを訪れた人のほとんどは現地のツアー会社で車をチャーターして塩湖まで行きます。
ウユニ塩湖というと僕ら日本人は、あの鏡張りを想像するのですが、他の外国人は鏡張りより水の張っていない塩湖でトリック写真とかを撮る方が好きなようです。なので、鏡張りを見ようと思ったら、水を張っているところへ連れてってくれるツアー会社を探す必要があります。
んで、そのツアー会社の中で日本人の使用率が圧倒的に高いのが「穂高(HODAKA)」と「ブリサ」。隣り合った場所にあります。
ウユニの町はそんなに広くもないんですが、できるだけツアー会社の近くに宿をとりかったので、まずはタクシーにここへ向かってもらいました。
ウユニのホテル「AVENIDA(アベニーダ)」
穂高、ブリサから一番近い場所で安宿を探してまっさきに出てくるのがコチラ、ホテル「AVENIDA(アベニーダ)」ハイシーズンでは満室のことも多いそうです。
到着してすぐにフロントまで行ったのですが、チェックアウトが11時なのでそれ以降に来てくれとのこと。その間にドルからボリビアーノに換金しておきます。滞在した2016年2月ごろの1ボリがだいたい16円くらい。ボリビアはわりと物価が安いのですが、ウユニでは場所によって食べ物や雑貨は案外いいお値段していました。
11時になってアベニーダまでもどると、シングルの部屋が空いているようです。よかった。
シングル・シャワートイレ共用の部屋で50ボリ(約800円)めちゃ安いですな。
小さなテーブルとテレビ、それにベッドだけがある簡素な部屋ではありますが、遠征するとだいたい車中泊やネカフェで寝る僕としては、寝床が平らなだけでありがたいです。電波弱いですが、立派にWi-Fiも繋がります。あれならSIMカード買おうかと思ってましたが、ホテルのWi-Fiで充分でした。
2日間ずっと飛行機と空港だったのでしばらくぶりに早速シャワーを浴びてみます。一応ホットシャワーということですが、日本のような熱々のお湯が出てくるわけではありません。それでもこざっぱりでき気持ちよかったです。
穂高(HODAKA)でツアーの申し込み
HODAKA MOUNTAINと書いてあります。北アルプスの穂高連峰からとったんですかね。ちなみに穂高という会社ですが日本のツアー会社とかそういうわけではありません。中の人もボリビア人です。
ただ、日本人の好きな鏡張りの場所へ連れてってくれるので、ウユニに行く人の中ではかなり有名です。
ウユニ塩湖へは舗装もされていない道なき道を行きます。さらに塩湖じたいその名のとおり塩なので、鏡張りをしている場所へ行くには塩水の中を走ることになるですね。
なので、どこのツアー会社も基本TOYOTAのランドクルーザーで連れて行ってくれます。さすが世界のTOYOTA。ランクル大正義ですね。このランクルをチャーターしてウユニ塩湖まで向かうことになります。
このランクルは8人乗り。ドライバーを別にすると7人ですね。7人グループなんてなかなか無いので、必然的にいろんな旅行者と乗りあわせて行くことになります。
ツアーはデイタイム、サンライズ、サンセット、スターライトとざっくり4つの時間帯に催行されます。車をチャーターしてこんな感じに張り紙をツアー会社の入り口に貼っておくと、行きたい人がどんどん書き込んでいきます。
今の時間が11時。15時30分から始まるサンセットツアーと、その後深夜の2時30分から始まるサンライズツアーに空きがあったのですかさず書き込みました。ウユニにsaizouの文字を残してきた。
飛行機であまり寝られず、さらに夜の間ぶっ通しのツアーということでかなり不安が残りますが、せっかく地球の裏側まできたので。これが後々裏目に出るのですが……
ウユニの町をぶらり
ツアーの出発時間が15時30分。心配していた雨もウソのようにいいお天気なので、少しウユニの町をぶらぶらしてみます。
この時期ウユニは雨季。というと、なんだか日本の梅雨のようなジメジメしたお天気を想像するのですが、全然そんなことはありませんでした。今年はちょっと異常気象みたいで、例年に比べかなり雨が少ない、というのもあるかもしれませんが、なんというかまあ、空が青い青い。
あと、野良犬がめっさいました。どいつも昼間っから飲んでるおっさんみたいな目をしていたのでけっこう怖かったです。僕はわりと犬に好かれないので、なるべく距離をおきながら。
踏ん張っているところを写したら、めっちゃ唸られました。
マーキングしているところを写したら、めっちゃ唸られました。
犬とは相性わるいです。
ウユニの町はちょうどお祭りをやっているみたいで、街中がかなり浮かれている感じです。僕も次第に浮かれてきました。
真ん中の子どもとか、かなり浮かれてていいですね。よく見ると水鉄砲を持っているのがわかると思うのですが、どうもこのお祭り水とかをかけてヒャッハーするお祭りのようで、僕もかなり水をかけられました。カメラを持っているのでドキドキです。
この他にもカラースプレーをかけたりする子どももいるみたいで、他の旅行者は服をいろんな色に染められていました。
わざわざ彼らのお祭りの時期に訪れているので、文句を言ったりするだけ野暮ってもんですが、汚れてもいいような着替えを持っていけばよかったなと思いました。
それでもやっぱりお祭り独特のこの雰囲気はいいもんです。
ウユニでお昼ごはん
お腹がへったので、食堂を訪れます。初ウユニ飯ですな。
生まれて初めてのウユニ飯は、注文することなくテーブルに置かれました。何を言ってるかわかんないですよね。なんか、メニューとか無いようで、この店は自動的に同じものがみんなに振る舞われるようです。(他の店にはメニューありました。というか、ここだけなかった)
スープの中にはマカロニっぽいのと謎の肉が入っていました。
さらにもう1皿ドン!ここにも謎の肉と、ご飯っぽいパサパサしたなにかが。うまいとかまずいとかはひとまず置いといて、日本では味わえないような風味や味付けが外国に来たのだなあとしみじみ思わせてくれます。こういうのいいですね。うまいとかまずいとかは置いといて。
いよいよサンセットツアーに!
ご飯を食べて一瞬仮眠をしたあとはいよいよサンセットツアーに参加です!穂高の前に行くと、ここは日本の裏側かと疑うほどの日本人。さすが日本人御用達のツアー会社です。
15時30分からなのに、あたりまえのようにやってこないドライバー。いいですね、ボリビア時間です。
ツアーで同行する方々と挨拶を交わし、いざウユニ塩湖へ!
今年のボリビアは異常気象で雨季である1月に、ほとんど雨が降らなかったようです。2月に入ってからようやく少し雨が降ったようなんですが、それでも日に日に干上がってきてると、少し前から滞在しているかたに道中いろいろ教えてもらいます。
道すがら、リャマの群れに遭遇。さっき食べた謎の肉がこれだよ、と教えてもらいます。わりと可愛い顔しているのに、ガチガチの硬い肉でした。
道なき道をガタガタ言わせながら約1時間ちょっと、ようやく着いたのがコチラ
鏡張りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
雨不足のため、一面に水が張っている、という感じではありませんでしたが、これぞウユニ!という光景が広がっていました。
心配していた天気もまるでウソのように(事実、ウユニでは天気予報はほとんどアテにならなかった)空は青く、風も無い、素晴らしい条件。
雨季に塩湖に水が張り、風のない晴天というかなりシビアな条件を要求されるウユニ塩湖。さらに、なんも無いところなのであんまり快晴すぎると今度は絵にならないという、かなりワガママな場所なんですが、頭の中で描いていたイメージを目の前にし、夢中でシャッターを切りました。
ランクルがまたいい味を出していますよね。
空からは快晴の太陽、それをガンガン照り返す塩湖のおかげで、サングラスをしていないと、まともに目が開けていられないくらい眩しいです。
同じ世界にこんな場所があるんだなあ、と思っちゃいます。
フレアとかゴーストとか、そんな細かいこと気にせずに、ガンガン太陽を写しこみます。溢れんばかりの光がさんさんと降り注ぐのがいいですね。
やっぱランクルとウユニっていいよね。
太陽を背にして、順光側を撮ると今度はグッと青の色が濃くなります。まさしく鏡のようにキレイに反射しているのがわかりますね。
雲の位置や形が変わるだけで、まったく違う写真になるので非常におもしろい。見ていてちっとも飽きません。
あんまり自撮りすることないのですが。いかに浮かれていたかわかりますね。
そしてサンセットへ
夕方になるにつれ、少し風が出てきてしまい鏡張り、という感じではなくなってきましたが、それ抜きでも美しいサンセットの時間です。
空も大地も真っ赤に染まるその瞬間。テンションはガンガン上がっていきます。ガンガン上げたテンションでまた自撮りです。お恥ずかしながら、かなり浮かれているのがおわかりいただけると思います。
ランクルはやっぱり絵になりますなあ。
ツアーを同行したかたにモデルになってもらいました。ウユニはほんと美しいのですが、どうしても雲だけだと漫然とした写真になってしまいます。なので、人が入るとぐっといい絵になりますね。
この後、ブルーアワーの時間までじっくりウユニを楽しみました。
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あいや~、すごいですね鏡のような湖面! 空かくっきり写り込んでます。長旅の先に待っていた感動の風景ですね、まさに。苦労も報われるというもんです。舞い上がるのもわかります^^ もう骨の髄までウユニを吸い尽くしたって感じでしょうか(いや、湖に骨はないからw)。
一番の写真はやっぱ踏ん張ってるワンちゃんでしょうかね、って、なんでやねん!(笑。冗談は置いといてw、広角で太陽をほぼ真ん中にした写真が、湖の広大さを表現していて個人的にいいと思いますね~(ウユニ塩湖を写した写真で3枚目、頭から23枚目かな)。それとその次の写真。フレアは出てますが、これはこれで日差しの強烈さが表現できてよろしいのではないかと^^ しかし、こりゃ夢中でシャッター切りますわ。
>>あれっくすさん
コメントありがとうございます♪
この日は天気もよく、本当に気持ちがよかったです!
広角やら魚眼やらとにかくたくさんレンズを持っていったかいがありました!
ほんと時間を忘れてシャッターを切ってしまいましたよ♪
それは良かったですね~。うらやましいです。
ところで今回の記事はSUNSETツアーですよね^^ SUNRISEツアーも予約されたとのことで、多分次の記事がそうですよね。楽しみに待っております。たっぷり焦らして下さい(笑。
ちなみにSUNSETツアー予約への名前の記入、しっかりつづり間違えて書き直されてますね。舞い上がって心臓ばくばくだったんでしょうか^^ それか空きがあまりなくて焦ったのでしょうか。なんだか現地でのわくわく感というか、どうにも落ち着かない興奮が伝わってきます。私も気持ちが先走って自分の名前間違って書いたりしますんで(笑。
>>あれっくすさん
コメントありがとうございます♪
そうそう、空きが無くて急いで書かなきゃ!って思ったら書き損じましたw
サンセットもサンライズも、まったく違う表情のウユニ塩湖を堪能できました(๑•̀ㅂ•́)و✧
初めまして、時々お邪魔させていただいています。
ウユニ塩湖の写真、綺麗ですね!
羨ましい
自分も行ってみたいです。
とても綺麗な写真を、ありがとうございました。
>>田中さん
初めまして!コメントありがとうございます♪
ウユニ塩湖とてもきれいでしたよ!
案外行けちゃうもんなので、ぜひぜひ機会をつくって訪れてみてください!
やっぱり写真より生のほうがステキですよん♪
すっごく綺麗…写真を眺めているだけで涙がでます…綺麗すぎて…(;_;)
>>あいさん
こちらもコメントありがとうございます^ ^
ウユニは遠いですが、それでも行ける場所だと思います、ぜひその目で見てみてください♪
圧巻!
読ませていただいて、やっぱり私も日本人だ~っとおもいました
トリックなんかより鏡面に憧れます!
>>yamophotographyさん
コメントありがとうございます^ ^
やっぱりウユニといったら鏡張りですよねー!ただ、ビックリするくらい、欧米人とは一緒になりませんでした(笑)
す、スゴいっ‼
なんなんでしょう、この一面の青と白の世界‼
こんなの目の前にしたら夢中でシャッター切っちゃうのも分かります。
いや、そんな中、数少ない被写体を入れてしっかり構図作ってるsaizouさん、流石ですね!
私だったら同じ写真を量産してそう(汗)
>>hiroaさん
コメントありがとうございます♪
いやー僕も同じ写真たくさん撮ってましたよ。
家帰って雲の写真しかないやん!ってひとりでつっこでました(笑)
それでもやっぱり夢中になって撮っちゃうので、すごいとこでした♪
最近更新してないなぁ・・・と思っていたら、ウユニに行ってたんですね!
・・・・(言葉が出てきません)。
それくらいの羨ましく、素晴らしい体験をされたみたいで何よりです^^
でも、こんな素晴らしい体験をしてしまうと、残りの死ぬまでに見たい絶景が素晴らしくなくなってしまいそうですね。
大好物は最後まで残してしまう私でした(笑)
>>みどりパパさん
いつもコメントありがとうございます♪
そうなんですよー、行ってきました!
残りの見たい絶景が素晴らしくなくなるなんてとんでもない!
まだまだ日本にも世界にも写したいものがてんこ盛りです(*´艸`*)
しばらく更新されていないナ~と思っていたら・・・ウラヤマシスギデス!!
美しすぎます。私的にはサンセットに二人のショットが好きです。
今はチョット無理ですが、いつかは行くつもりです。
>>キムラナオキさん
コメントありがとうございます♪
サンセットのシルエットってかっこいいですよねー。モデルになってくれた方々もステキでした♪
ウユニは遠く、なかなか行けないイメージでしたが、行ってみるとなんとかなるもんだなあと。
ぜひチャンスを作ってあの絶景をご覧になってください!
これですよね!まるで空に溶け込んでしまったような不思議な世界、これぞウユニって感じです。レンズを向ける方向によって出来上がる写真は千差万別ですし、空が表情を変えればダイナミックに世界全体が色を変えるので撮っていて全く飽きませんよね。天気にも恵まれて本当に良かったですね!ちなみに見ている分にはすがすがしいのですが、カメラを落としたら下は塩水ですからデータがすべて無に帰すという緊張感がありますよね^^;
>>STさん
コメントありがとうございます♪
ウユニは地平線が見えるので、ほんとに空との境目がない不思議な世界でした。
仰るとおり、天気と雲でいろんな表情を見せてくれるのでいつまでもいれるなーと思いました。
カメラは落とさずにすみましたが、三脚が塩まみれで収納できなくなりました(笑)
初めてコメント差し上げます。
D750買うことを決めてから、このサイトを拝見させていただいています。たまにフィルムカメラ(F3)を使用していた壮年素人カメラマンです。
昨年5月にD750購入し、デジタルに慣れるのにまだまだ手こずっています。
ウユニ塩湖!すごいですね!
改めてsaizouさんの行動力と写真に感動しました。
これからも素敵な写真を期待しています。
>>QLOBUTAさん
初めまして!コメントありがとうございます♪
F3お使いなんですねー!かっこいい!
僕もいつかフィルムにも挑戦してみたいなと思っています。
デジタルも慣れてしまえば撮り直したくさんできるので、ぜひぜひかわいがってやってください(*´ω`*)
写真みてもらえてほんと嬉しいです。まだまだ拙いものばかりですが、良い写真撮れるようがんばります!
すごい!行動力ですね。有言実行。
噂通りの鏡張りの美しさです!
そう、人が入る方が父兄もドラマチックになりますね。
>>きくりんぐさん
コメントありがとうございます♪
ブログという場所で宣言するのは、ほんと有言実行になるのでほんといいなと思っています。
鏡張りはとってもきれいでしたよ(*´ω`*)