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写真を撮り始めたころから唯一皆勤賞で通っている与一野のしだれ桜が満開を迎えていました。
この桜とは相性がいいのか、いつ行っても満開でいいお天気で出迎えてくれます。他の桜だと天気や見頃にタイミングが合わないことが少なくないのに。
そんなわけで、これまであらゆる構図で撮っていて、今年はもういいかなあと思っていたですが、やっぱり一年に一度のことですし、訪れてきたわけです。
結果、いままで自分が「与一野のしだれ桜」とテーマに撮ってきたものの中では一番のものが撮れたかなと思います。
同じ場所から撮っている年もあるのですが、レンズの選び方、光の出方、菜の花など、今のこの瞬間だからこそ撮れる1枚があり、やっぱり写真というのはおもしろく奥が深いものだなあと痛感しました。
実は先日、何度か奈良のほうまで行って桜を追いかけてきたのですが、なかなか天気に恵まれずイメージどおりの写真が撮れなくて少々へこんでいました。そんな最中、この写真を撮らせてくれる与一野のしだれ桜はやっぱり相性がいいのだと思います。
今回、カールツァイスのレンズできれいなフレアが出るということに気づき、いろいろととっかえひっかえしながら撮影しました。アポゾナーでもきれいな虹色のフレアが出たのですが、マクロプラナー100mmのほうが荘厳な感じの大きなフレアになったのでマクロプラナーをセレクト。
もともと単焦点スキーなのですが、D750にしてからは機材が揃わずズームで撮ることが多かったのですが、やっぱり単焦点レンズはいいですね。レンズごとにガッツリクセがあるのがいいです。
まとめ
与一野を撮ると、ようやく前半戦が終わったかなという、そんな気持ちになります。今年は近畿にでかけることが多かったですが、これからは広島の一本桜が咲き始めるので、かなり楽しみにしております。