この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
アルカスイス互換のL字プレートは非常に使いやすいのですが、縦位置にしたときケーブルが差しにくいというデメリットがあります。
そんな問題を解消するためスモールリグから「ケーブルリリーフスペーサー2634」というのが販売されています。
今回はそのデザイナーであるハクさんから製品をご提供いただいたので紹介してみたいと思います。
L字プレートは縦位置でケーブルが邪魔になる
L字プレートをご存知でしょうか?
カメラにL型のプレートを装着しアルカスイス互換の雲台につけることができるものです。
普通のクイックシューであれば縦位置ってこのようになってしますのですがL字プレートをつかうと…
このように縦位置でも横位置と同じように雲台にセッティングできるスグレモノ。これがいいからアルカスイス互換を使っているという人も少なくないのではないでしょうか。
このへんの記事に詳しく書いているので興味あるかたはご覧になってください。
[blogcard url=”https://logcamera.com/rrsz7/″]
[blogcard url=”https://logcamera.com/arcaswiss-gokan/″]
L字プレートの問題点
そんな便利なL字プレートなんですがひとつ問題点があります。それが「ケーブルを差したとき縦位置で使うと邪魔くさい」ということ。
構造上どうしても端子側のほうにL字の部分がきてしまうので、このように端子類にアクセスできるよう肉抜きがしてあります。レリーズなどのケーブル類を差す時けっこう邪魔くさいのです。
横位置ですらこうなんですが縦位置になると絶望的に邪魔くさくなります。普通に雲台の中央にカメラを乗せると端子の部分が開けられなくなってしまいのでレリーズを使う場合このようにだいぶ位置をずらさなければいけなくなります。
クランプとプレートの接地面が多く剛性が増すのがアルカスイス互換の大きなメリットのひとつなんですが、こんなにずれてると接地面が少なくなってしまいます。
ロックするときもバランスが悪いのでけっこう不安定ですし、まあなによりレリーズが邪魔くさい。
そんな縦位置での問題点を解消しよう!というのが今回ご紹介するスモールリグの「ケーブルリリーフスペーサー2634」なのです。
ケーブルリリーフスペーサー2634
こちらがその「ケーブルリリーフスペーサー2634」
アルカスイス互換に対応し溝がほってあります。
カメラと雲台の間にとりつけることでこのようにスペースができます。このおかげてケーブル類もすっきりと端子に差すことができるんです!
クランプ部分はノブ式になっています。RRSのようなレバー式だと着脱が簡単な一方、専用のものでないとしっかりとはまらないデメリットがあります。
ノブ式なら締め付けることができるのでどんなメーカーのプレートでも装着できるため互換性があります。
端子類にアクセスしやすいようしっかりとスペースが空いていますが剛性はしっかりとしています。
角型ホルダーも干渉しない
ロングプレートを使ってパノラマ撮影などする際に角型ホルダーをつけようと思うと、ホルダーとロングプレートが干渉してしまいます。
このケーブルリリーフスペーサーを間にひとつかますことで高さができプレートとホルダーが干渉せずに使えるようになります。
また何気に便利なのがレリーズがこのスペース部分に入れられるということ。リレーズがぶらぶらして邪魔になること多いのでこれはいいですよね。
まとめ
これからはVlogなど動画関係でもカメラを使う人も増えてくると思いますが、そうなると端子類にいろいろと差し込む場面も出てきます。
L字プレートを使用していて、端子類が使えないとお悩みなかたは導入してみてはいかがでしょうか。