この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
好きなゆるキャラはしまねっこ。どうも島根県非公認観光大使のsaizouです。
写真をずっと撮っていると、1年に1回くらい心の底から感動するような場面に出会うことがあります。なかなか撮影の技術が未熟ですので、それをうまく撮れないのが歯がゆいのですが、今回の場所がまさしくそんな瞬間でした。
それが、島根県にある山王寺の棚田というところ。
目次 非表示
山王寺の棚田
島根県雲南市大東町山王寺というところに日本の棚田100選にも選ばれた「山王寺の棚田」があります。
棚田というと山に囲まれているイメージがありますがこちらの山王寺、思った以上に開けていて一面に美しい棚田を見渡すことができます。
星々の踊る夜
というわけでさっそく星を借景に棚田を写してみましょう。
あばばばば、美しい!すでにうっすら雲海が発生しているのがおわかりいただけるでしょうか?
天空にキラメク星の数もとんでもないことになっており、かなりの数が棚田へと映りこんでいるので、田んぼに星の光跡を描くことができます。
全国各地にそら素敵な棚田がたくさんありますが、島根にもこんなにすばらしいところがあったなんて!
さらにさらに。
棚田って、西や東に開けているところが多いのですが、ここ山王寺の棚田は南の方まで開けているのです。
ということは!そう、天の川ですね!
なかなか難しい天の川の撮影。もっと技術の向上をはかりたいです。赤道儀の値段を価格.comで調べたのは内緒です。
そして、雲海の朝へ
まるで踊るように輝いていた星たちも、やがて西の空へと消えてくと一瞬の静寂が訪れます。そこはまるで青の世界。
ブルーアワーと呼ばれるこの時間帯も棚田撮影の魅力のひとつです。
少しづつ、少しづつ。それはやってきました。
喜びの朝。希望の朝。
僕たちが気づかないだけで、世界はこの時間、毎日そんな希望に満ちあふれているのでしょう。
空と、雲海と、そして棚田が朱色に染まっていきます。あまりの美しさに息を飲み、ただただシャッターを切ります。
刻々と変わっていく光景。
すばらしい時間を過ごすことができました。
天空にかかるアーチ
あまりにも美しい風景に酔いが覚めず。
さらにもう1日、突入してきました。次の日は仕事だそうです(白目
この日はさらに天の川を借景とした棚田をもう少しがんばって撮ってみました。
天の川というと、カメラでは案外写せるのですが、実際に空を見てもどこだかよくわからないことが多いのですが、ここ山王寺の棚田でははっきり肉眼でわかるぐらいの天の川を見ることができました。
夜1〜2時ごろになると天の川の根本はだいぶ立ち上がり、アーチのような姿を見ることができます。
棚田にもうっすらとその姿が映りこみます。
ああ、世界は美しい。
自然が見せてくれる、その雄大な姿。いつもそれを形容する言葉を探すのですが、決まって出てくるのはそんな陳腐なフレーズ。ああ、太宰はん。文才を僕にください。
まとめ
全国各地に素晴らしい棚田があり、今までいろんな場所に遠征してきたのですが、僕の愛する島根県にもこんなに素晴らしい場所があったとは。
いろんな場所に行ってきたからこそ言えますが、間違いない絶景です。
展望台が設けてありますので、落ち着いてその絶景を眺めることができます。
冬に、雪が積もった日もまた美しいようなので、ぜひ再訪したいと思っています。
[amazonjs asin=”4838104081″ locale=”JP” title=”(日本の名景) 棚田 (SUIKO BOOKS 151)”]