本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

正月に5泊6日で北海道に撮影旅行に行ってきた

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全国1億3千万人の北海道好きのみなさんこんにちは。

今年のお正月休みを利用して5泊6日の北海道撮影旅行へ行ってきたので、その様子をお伝えしたいと思います。

広島空港から新千歳へ

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島根からは北海道への直通便がないので広島空港まで行き、そこから新千歳へと飛びました。広島空港まででもだいたい2時間半くらいかかります。

朝8時くらいの便だったので、逆算すると朝4時くらいに出発というエグい日程になるので、前日に近くのネカフェに泊まりました…。

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飛行機のチケットをとるとき、わりと酔っ払って勢いでとったので、なぜか前のほうのちょっといい席でした。たしかになんだかチケット代が高かったような気がしたのですが、いまさらどうにもならないので金持ちが座る席を楽しむことにします。

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金持ちが座る席はなんと朝ごはん付きでした。すごい。金持ちはいつもこんな高待遇を受けているのか…。

ちなみに朝ごはんが付くなんて思ってもなかったので、朝はしっかりと食べてきていたので、お腹がパンパンになりました。

北海道IN!

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北海道に付きました。思ったよりも雪がすくない。今回借りたレンタカーはフィットのシャトル。荷室がかなり広く、5泊6日分の荷物と撮影機材を入れてもゆうゆう。

さらには荷室がフルフラットになるため仮眠をとることもできるというめちゃくちゃ便利な車でした。ちょっとあまりにも便利だったので、荷室の広いツーリングワゴンに車を買い替えたくなりました。

美瑛へ

クリスマスツリーの木

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新千歳でレンタカーを借りたあと、ラーメン食ったりなんやかんやとしているとあっという間に時間がなくなってきました。1月の北海道の日没はだいたい16時ごろでして、2時半くらいからなんとなく夕方みたいな感じになってきます。

本州とかなり感覚が違ってびっくりしました。ご飯食べたら夕方、みたいな感じ。なのでぼやぼやしているとあっという間にい日が暮れます。

というわけで、ぼやぼやしていた結果、美瑛でいろいろ撮ろうと思っていたのにクリスマスツリーの木しか撮れませんでした。てへへ。

青い池のライトアップ

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あっという間に日が暮れて夜になってしまいました。青い池でライトアップしているらしいので行ってみた写真がこちらです。

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白ひげの滝も行ってみましたが湯気がすごくて滝がいまいち見えない。

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写真のことは忘れて温泉で体を温めました。マイナスの中で入る温泉は寒いのと温かいのが両方いっぺんにやってきて不思議な感覚でした。

十勝へ

ハルニレの木

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天気予報を見ると美瑛はしばらく天気が悪そう。晴れをもとめて東に移動します。

僕は日本海側に生まれてこのかた、冬っていうのはずっと天気が悪いものだと思って生きてきたのですが、同じ日本でも太平洋側は冬でもめちゃくちゃ晴れているらしいですね。

ということで十勝のシンボルのような存在であるハルニレの木へとやってきたのですが、もう雲ひとつない快晴でした。冬に晴れるとこんなに世界って美しいですね。島根の人に教えてあげたいです。

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この日は12月31日だったので年越しそばをいただきました。

阿寒湖のフロストフラワー

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2022年最後の食事はすき家のチーズ牛丼でした。いやね、僕も年の最後なんでなんか年越しっぽいもの食べようと思ったのですが、いかんせん大晦日でどこもかしこもお店がしまっているわけですね。そんな僕らによりそってくれるすき家さん、最高ですね。

フロストフラワー

そんなすき家パワーのおかげか、阿寒湖でフロストフラワーを拝むことができました。

このフロストフラワーって、けっこう撮影するの難しいらしい現象。まずは当然ながら湖が凍ってないといけないわけですが、僕が飛行機に乗ったくらいのあたりではまだぜんぜん湖面が凍結していませんでした。31日から1日にかけていっきに凍結が進んだようです。

さらには気温も重要。−15度以下のすごく寒い日に霜がニョキニョキと凍った湖面に生えてくるらしいのです。ですが、風が吹いてしまうとこの生えた霜が飛ばされてしまうのできれいなフロストフラワーにならないようです。

さらにさらに、湖面が凍ってしまったあとに雪が降ってしまうと今度は霜が生える場所が埋まってしまうのでフロストフラワーが生えてこない。

ということで、なんともまあ非常に幸運にもフロストフラワーを年始早々引き当てるという僥倖。前日の予報を見るかぎりだとけっこうあやしそうな雰囲気だったのですが友だちのアドバイスを受けて阿寒行きを決行してほんとうによかったです。

釧路へ

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ

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阿寒湖の翌日は鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリへ行きました。

日の出に染まりタンチョウの吐く息が赤く燃えているような様子を撮ろうと思ったのですが、時期的にちょっと遅いみたいですね。タンチョウがやってきたのは日が完全に上がってしまった8時ごろでした。

それでもタンチョウヅルなんて本州では見られないのでとてもテンションがあがります。

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今回はZ9NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6VR Sをつけての撮影。なんにも考えなくてもスコンスコンとピントが合うので撮影はめちゃくちゃ楽でした。

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タンチョウヅルがダンスしているような場面もボコスカ連写ができるので撮り逃がすこともありません。Z9はほんといいカメラです。

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ただ、あまりにも連写しすぎてあっという間にメモリーカードがいっぱいになりました。ゆうて、128GBのCFexpress差してたんですが、動物の撮影では128GBじゃぜんぜん足りませんね。

しばらく撮ることもないでしょうが、今度北海道行く機会があれば512GBあたりのが欲しいんですが…。

サンディスクのエクストリームプロで8万近くって、ちょ、おま…レンズ買えるやんけ…。

また十勝に戻って夕景撮影

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本州の、さらには日本海側に住んでいる僕としては、十勝晴れと呼ばれるカラッカラの晴天が非常に魅力的で、再び十勝に戻って夕方の撮影をしました。

日が沈む反対方向が照らされることで空がピンク色に染まるヴィーナスベルト。こんな光景、島根じゃほとんど見られないんですが山などの高いものがなく地平まで見渡せる十勝ならではなんだろうなと思うと非常に感慨深いですね。

最終日、支笏湖へ

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最終日は新千歳から飛行機に乗らないといけないので、近くにある支笏湖へ訪れました。

支笏湖はでかい湖なのでなんとなくどこかで撮れるんだろうとノープランで行ったところ、雪だったり道路の関係上、わりと湖の側まで行ける場所がなく、撮れるところを求めて彷徨ういう体たらく。

なんとか撮れそうなところを見つけた頃にはだいぶ明るくなってきていました。

それでも湖に向かって伸びている木から氷が垂れ下がっていていい感じの写真が撮れてだいぶ満足しております。

動物も撮ってきた

北海道は動物もたくさんいたのでそちらもいろいろと撮影してきました。

今回は以前から持っていたNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6VR Sに加え、北海道の動物用にNIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sも購入し望遠レンズ2本体制で赴きました。

軽いのに高性能!!NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sのレビュー

開放からキレまくり!超望遠ズームレンズNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6VR Sを徹底レビュー!!

エゾリス

身近なところにリスがいるってすごいですよね。めちゃくちゃかわいかったです。

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シマエナガ

僕の好きな鳥ランキングの1位に君臨する大好きなシマエナガを撮れました。たいへん満足しております。

シャッターを押したところから遡って写真を記録できるZ9のプリキャプチャ機能を使うことでシマエナガが羽ばたいている写真もガンガン撮れました。Z9すごい、プリキャプチャすごい。

NIKON Z9のプリ撮影機能「プリキャプチャ」が凄すぎてシャッターチャンスを逃さない件

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モモンガ

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んぎゃー、かわいすぎる。かわいすぎる。モモンガ、くんかくんか。モモンガかわいいかわいい。

いつか見てみたいと思っていたモモンガに会えてたいへん興奮しました。

キツネ

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北海道でキツネに出会えるってなんだかすごく特別な気持ちになれるのは僕だけでしょうか。

孤高で気高い雰囲気をもったキツネ。目が合うと、こちらの考えていることも見透かされているようなそんな気分になります。

まとめ

年始からたくさんの素晴らしい光景や動物たちに会えてすごくいい時間を過ごせました。

今度は違う季節の北海道も行ってみたいです。