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写真を趣味にしたくて高いカメラを買ったはいいものの、なんだか思い描いていた写真が撮れない、なんてことはありませんか?
自分が楽しいように好きなもんを撮ってるのが1番ではあるんですが、ちょっとしたコツを知っておくと手っ取り早くそれっぽいのが撮れたりします。それっぽいのが撮れるとやっぱり楽しいかったりするんですよね。
楽しく写真が撮れるように今日は「主題」と「副題」を意識しててっとり早くそれっぽいのを撮ってみようというお話をしたいと思います。主題とか副題とか言うとなんか難しそうですが、たいして難しいことは言わないので気楽に読んでみてください。
主題とは?
主題なんて仰々しい感じがしますが、つまりはあなたが撮りたいと思うものです。シャッターを押そう、という動機づけられたものです。なんでもいいのです。撮りたいものです。
羽根を広げたハシビロコウでもいいし、かわいいお花でもいいし、近所のネコちゃん、自分ちのおばあちゃん、きれいな風景、今日のお昼…
あなたが撮りたいと思ったものが主題です。
主題だけ撮ると、あんまりそれっぽくない
さて、んでもって、なんかそれっぽいの撮れないな〜、なんて思ってるそこのあなた。もしかしてこんな写真じゃないですか?
まあ、悪くはないかもしれません。悪くはない。んでも、じゃあそれっぽいかというと、それっぽくはないですよね。これいろいろ原因はあるんですが、とりあえず共通して言えることは全部主題だけなんです。そればっか撮ってるの。
あなたがこれを撮りたいと思い、シャッターを切らせるくらいの衝動を持った被写体。それが主題。そんな衝動を与えてくれるものは、撮りましょう。なんも難しいことを考えなくていいです。それが写真の1番大切なことのひとつです。あれこれ難しいことを考えだすとシャッターを切れなくなる、そんなこともあります。
ただ、そんな素晴らしい主題なんです。もうちょっと、その主題を引き立ててあげたいわけです。そうやっていろいろ考えて出てくるのが「副題」なわけです。
副題とは
副題とは主題を邪魔しないくらいに、ちょっとかっこいい主題以外のなにか。主題を引き立ててくれるもの。いまいちわかりにくいですね。例をあげてみるので見てみましょう。
これは主題がひまわり。ひまわりめっちゃきれいですよね。ただ、これもそればっか撮ってるとそれっぽくない。副題として奥に点景で五重塔をいれてます。あと、光芒が出てるのも副題。
これは主題があじさい。あじさいの花もそれだけだと寂しいのでヒメボタルの光を副題に添えています。あじさいだけ撮るよりぐっとそれっぽくなります。
ライトアップされた桜が主題。副題に星の光跡。あと、リフレクションも副題のひとつといっていいかもしれません。
雪の積もる神社。手前の雪玉が副題になっています。
メジロが主題。副題に梅の花。
なんとなくわかってきましたかね?自分がものすごく撮りたいものに、もうひとつなにか印象的なアクセントを加えるとググッとそれっぽくなる、ということなんです。。
星、雪、波、印象的な雲の流れ、テールランプの光跡、天の川、花、鳥、人、動物、飛行機、電車……
いろんな主題にいろんな副題が考えられますね。このへんの引き出しは撮れば撮るほど増えていくので、とにかくいろんなものを撮ってみましょう。
主題をぶらさない
おっしゃ、わかった。いろいろそしたら色々詰め込んだろ!って思うかもしれせん。ただここでちょっと気を付けたいのは、主題がどれかわからないくらい色々詰め込まない、ということ。桜木花道も言ってましたね。副題はそえるだけ。
例えばこの写真なんかは主題がブレまくってますね。星を撮りたいのか、ホタルを撮りたいのかどっちやねんという感じ。構図も2分割構図になっているのでよけいにそんな感じになっています。
[blogcard url=”https://logcamera.com/kozu100/″]
この写真なんかも、まあ、悪くはないんですが、何を見せたかったのかちょっとわかんなくなってる写真。山を撮りにいったんですが、印象的な夕焼けもあるし雲海もキレイだし全部入れてみた結果、主題への注目度が薄くなってる。
もういっそこれくらい切り取って山をメインに雲海が副題、ぐらいのほうが何を見せたいかよくわかりますよね。
1番大事なのは、あなたがシャッターを切ろうという衝動にかられたメインの主題。副題はその主題を引き立てるためのものにすぎない、ということをちょっと注意しておきましょう。
まとめ
今まで、主題だけを撮ってた、という人はちょっとだけ副題のことを意識してみると、それっぽいのが撮れるよ。というお話でした。
ただ、強烈な主題はそれだけで成立するので他のものを入れるのが野暮だったりもします。このへんもあなたがどんなものを撮りたいか、何を主題にしたいか、ということを考えるとどう切りとるべきかなんとなくわかってくると思います。あとはとにかくいろいろ撮って経験してみること。
とはいえ、まあ、そこまで気にしなくてもいいのかなとも思います。とりあえず自分が楽しいのが1番なんです。主題だけだろうが、副題がやたらとあろうが、あなたが撮ってて楽しいのが1番です。saizouはこんなことを考えてるんだな、くらいに思っていただいたらいいです。
誰かの言ってることが正しいとも限りません。写真はいろんな撮り方していろんな楽しみかたをしたらいいんです。
ただ、なにかの参考になればいいなと思います(*´∀`*)