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好きな夕日百選は宍道湖の夕日。島根県非公認観光大使のsaizouです。ただもの、だんだん。
先日ですね、Twitterで仲良くさせてもらっているフォロワーさんが島根にお越しになるということを聞きまして。
せっかくならご案内しまっせと案内役を申し出ていっしょにあちらこちら行ってきたのですが、かなり楽しかったので今日は僕たちが行ったコースを島根観光のモデルコースのひとつとして紹介してみたいと思います(*´ω`*)
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島根の観光スポットを巡ってきた
9:20 JR安来駅でまちあわせ
フォロワーさん、最初は電車とバスで移動するつもりでいらっしゃるようでしたが、あれですね、島根の田舎っぷりをなめてもらったら困りますよね。電車やバスなんて1時間に1本くればいいほうですからね。過疎ってますからね。
なので今回は僕の車でアチラコチラ行くことにしました。これから島根の旅行を検討されているかたもレンタカーを借りたほうが無駄なく回れると思います。過疎っているので車もほとんど走っていませんからね。
というわけ、この日はJR安来駅で待ち合わせ。さっそく足立美術館へと向かいました。
9:45 足立美術館
まず最初に訪れたのは足立美術館。
アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで2003年から2015年まで13年連続日本一という、見事な経歴を持ったお庭なのです。これは京都の桂離宮、東京の山本亭などを押さえての結果。ふははは、圧倒的ではないか我軍は。
横山大観をはじめとして、様々な近代日本画を収蔵したこの美術館。「庭園もまた一幅の絵画である」とは創設者の足立全康の言葉。四季折々、刻一刻と姿を変える雄大な絵画のような庭をみることができます。
10:45 志多備神社のスダジイ
足立美術館から30分ほど車で移動。松江市八雲町ののどかな山間に志多備神社という神社があります。
この地域を守る総荒神の宿るご神木がこの神社にある大きなスダジイ。胸高周囲11.4m、樹高20mと、とても巨大な神木。樹齢は数百年と言われる日本一のシイの巨木。
あたくし昔から巨木には目が無い巨木マニアでして、非常に大興奮しました。こんなに素晴らしい巨木が身近にあったなんて!
もう、あれじゃないですか、神々しすぎないですか、まじ半端ねえ。パワーまじ半端ねえ。
幹周りがものっすごい太いのもそうなんですが、四方八方に大きく広がる枝の張りっぷり!なんかのラスボスで出てきそうな風格です。
11:30 八重垣神社
志多備神社で巨木に圧倒された後は、八重垣神社に移動。地元民なのですが、ここも僕初めて訪れました。
縁結びというと出雲大社が有名ですが、実はこちらの八重垣神社も良縁や子宝に恵まれる場所です。
神社の奥には「鏡の池」と呼ばれる池があり、社務所で占いの紙を買い、この池で良縁占いをすることができます。
占いの紙には1枚1枚違う内容が書いてあります。この占いの紙を池にそっと浮かべ上から10円か100円を乗せ、早く沈むほど早く良縁が訪れるようです。また、紙が沈む場所にも意味があり、近くで沈めば近くの人と、遠くで沈めば遠くの人と縁があるようです。
ちなみに僕は2分で沈みました。充分行き遅れているのですが、これどういう意味ですかね、神さま!?北には海しか無いので、東のおまいらとの出会いをまってるZE!
13:00 かねやそば
さてさて、だいぶお腹も減ってきたのでお昼にします。
せっかく出雲に来られたので、やっぱり出雲そばは外せないんじゃないですか?ということでやってきたのは出雲大社のすぐ側にある「かねやそば」
この日は連休ということもあってこの時間でも長蛇の列。
出雲そばというとやっぱり割子そば。蕎麦粉を作るとき、蕎麦の実を皮ごと石臼で挽くためそばの色が濃く、香りも強いおそばです。
まあ、言うてね、こちとらだいぶ長いこと島根に住んでいますし、ぶっちゃけそばなんてね、食べ飽きるくらい食べてきたんですよ。
もうね、何をいまさらという感じはありますが、そこはやっぱり県外のかたがお越しですからね、地元の名物くらい振る舞わないとですね。
今日はそうですね、4段くらいの割子そばにしておきましょうかね。正直なんでみんな、出雲そば、出雲そばなんて言ってもてはやしてるのかよくわかんないんです。そばなんて、どこで食べてもだいたい同じ感じじゃないですか?どうせ、桃鉄で買い占めるくらいしかしたことないんでs……
……僕が今まで食べていたのは、モップの先だった。
なにコレ、めちゃくちゃおいしいんだけど。え?マジで?出雲そばってこんなにおいしいですか??地元民なのに知らなかったんですけど。
ソバってなんか口にするとコシがないし、麺もボソボソと切れちゃうようなイメージがあったのに!コシめっちゃある!しっかりしてる!
ソバの香りがねえ、なんて言うやつ海原雄山か山岡士郎くらいだと思っていたのに、ほんとする!おソバの香りがする!!
生まれて初めてソバ食べておいしいと思いました!ずっと!出雲に!住んで!いるのに!!!!!
出雲大社の周辺には有名なお蕎麦屋さんが他にもたくさんあるので、コレはちょっとぜひまた寄って食べ比べてみたいと思いました。感動した。
出雲そば特集|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】
14:00 日御碕
出雲そばでお腹いっぱいになったところで、次は出雲大社からすぐそばにある日御碕へ。
日本海の海食によって隆起した岩盤は、柱上の奇岩となって連なっています。ここには白亜の姿が非常に美しい日御碕灯台がそびえ立っています。
この日御碕灯台は200円の入場料で上まで登ることができます。石積みの灯台としては東洋一の高さを誇る日御碕灯台。そこから見下ろす日本海の荒波は絶景の一言。高さも43mもあるので見ろ、人がゴミのようだ。
日御碕灯台から少し歩いたところには経島(ふみしま)という島があります。ここはウミネコの繁殖地となっており、たくさんのウミネコの群れを見ることができました。
一斉に島から飛び立つウミネコの姿はまるで巨大な一羽の鳥のようにも見えます。
出雲日御碕灯台(特集記事)|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】
16:00 宍道湖・夕日スポット
最後は松江の宍道湖畔にある「宍道湖夕日スポット」へ。
夕日百選の一つにも選ばれたとても夕日のキレイな場所。宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島がいいアクセントとなるので、カメラマンもたくさんです。
僕もここには何度か訪れたことがあるのですが、来る度に違う表情を見ることができるのでまったく飽きることがありません。以前の写真もアップしてみますね。
島根は天気が悪い日が多く、この日も太陽が雲に隠れてしまいました。とはいえ、雲の隙間から光が差し込む様も非常に美しいです。島根にお越しの際はぜひご覧いただきたいスポットのひとつです。
19:00 松江駅で解散
宍道湖で夕日が沈むのを見届け、19:00に松江駅で解散です。
いかがだったでしょうか。日帰りでの島根の観光地めぐりですが、けっこう充実したプランじゃなかろうかと思っています。なにより、地元民である僕自身がとても楽しむことができましたからww
松江城や出雲大社は行かれたことがあったようなので、今回は外したのですが、わりとすぐそばにあるので日帰りプランに組み込むことも充分できると思います。
また、もう1泊すれば玉造温泉などの温泉地もありますし、さらに島根を堪能できると思います。
まとめ
県外から来られるかたを案内することで、僕自身あらためて島根県の良さに気づくことができました。なによりソバがおいしかったです。
春から夏に向けては気候もよくなり真っ青な空と海も楽しめます。秋になれば紅葉や神在月の数々のイベントが。冬は……冬はうん、まあ。スキーとか。ほら、あんま冬は天気よくないから。
だいぶ過疎っているので、公共交通機関が貧弱なのは否めないですが、その分美しい自然や神話の世界を体験できる、そんな良さが島根にはあるなあと、都会から出戻った僕としては思うわけです。
これをご覧になったかたがちょっとでも興味を持っていただければ嬉しいです(*´ω`*)
今回立ち寄った場所の地図
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