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【ネタバレあり】スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースがめちゃくちゃおもしろかったのでみんな見ろ

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めちゃくちゃおもしろかったです。

なんか、そんなに話題になってないので、僕も今回スルーしようかと思ってたんですがラジオのパーソナリティがおすすめしてたので、時間もあったし見とくかみたいな感じで行ったのですが激烈おもしろかったのでぜひ見てほしいです。

見終わった後に前編があったのを知った

まずどれくらいおもしろかったかというとですね、今作品を見終わった後に、この前編となる「スパイダーマン:スパイダーバース」があったという衝撃の事実を知りました。

予告とか前情報入れて映画見るとあんまり楽しめないので、できるだけまっさらな状態で見るようにしているのですが、まさか前編があったとは…。先に言っといてよ…。

とはいえですね、今作「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」はそんな前作を知っていようが知っていまいがおかまいなしでめちゃくちゃおもしろかったのです。

細けえこたぁいいんだよ!

いやね、僕もなんか唐突に女の子が「ハイ!あたしグウェン・ステイシー!」みたいな感じで自分語り初めて過去のことをしゃべりだしたり。

突然出てきたおっさんを見た主人公のマイルスが「ピーター!いたのかい?」って感動の再会を果たすシーンとかしていて、誰だこのおっさん。みたいには思ったのですが、この映画にはそんな細けえこたぁいいんだよ!と納得してしまうようなパワーがあるのです。

音楽がバチクソかっこいい

そんな細けえことを吹っ飛ばしてくれるパワーの一因となっているのがバチクソにかっこいい音楽です。

頭っから最後まで捨て曲なし、なおかつそのシーンにあっている音楽が鳴っていて、その曲と映像を見ているだけでテンションがあがります。

Apple Musicでもサウンドトラックが配信されていたので、最近ヘビロテしています。

CGアニメーションもすごい

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」はCGアニメなんですが、その映像もめちゃくちゃかっこいいです。

アメコミっていうのはマルチバースという考え方があるみたいです。この世界にはいろんなパラレルワールドがあり、それぞれの世界でいろんなスパイダーマンがいると。

映画版のスパイダーマンも主人公を演じる俳優が異なる3つのシリーズがあったりしますよね。3つの異なる世界だというわけです。

こんな感じでいろんなユニバースがあるんですが、今作スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースはいろんなユニバースのスパイダーマンが一同に集結してきます。

んで、主人公はそんないろんなユニバースを行き来するんですが、その世界ごとにアニメのタッチが変わるんです。

主人公がいるユニバースはディズニーのアニメっぽいいわゆる3DCGっぽいタッチ。他にもインドっぽいユニバースではエキゾチックな雰囲気。パンク調のスパイダーマンが活躍するユニバースではセックスピストルズのアルバムジャケットっぽいアートになっています。なかにはレゴの世界のスパイダーマンも。

それぞれの世界でスピード感のあるアクションが展開され、さらにはバチクソかっこいい音楽が鳴り響くわけです。

ビジュアルと音楽だけでも楽しむことができる

音楽とビジュアルだけでもめちゃくちゃかっこいいので、もうそれだけで楽しい。

だから、物語の中でちょっとよくわかんないところがあっても「細けえこたぁいいんだよ!かっこいいんだから!」ってそんなに気にならなかったりするわけです。

なので、前作を見ていなくても気づかないくらい「まあ、こういうもんなんだろうな、マルチバースだし」みたいに受け取れるわけです。決して僕が鈍感だとかそういうわけではないのです。

スパイダーマンが全員集合!男の子ってこういうのが好きなんでしょ?

古くはウルトラマン、仮面ライダー。最近ではアベンジャーズと、我々は全員集合するのが大好きなわけですがスパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースではマルチバースのスパイダーマンが全員集合しています。

どのバースのスパイダーマンも個性的でかっこよく、それらのスパイダーマンを見ているだけでも楽しいのです。

正統派のスパイダーマンからいろんな人種、国、はてはネコのスパイダーマンまで。それらが所狭しと縦横無尽に動き回ります。

ストーリーもクソおもしろい

んで、ただ画面見ているだけでもおもしろいのですが、そこに輪をかけてストーリーがおもしろい。

まったく別の世界でそれぞれの物語があるかとおもいきや、スパイダーマンというのは身近な人の死を乗り越えなければならないというルールがあり、それを「カノン・イベント(正史の出来事)」と呼んでいます。

カノン・イベントを受け入れなかったバースのスパイダーマンは、自身のバースを崩壊させてしまった過去を持ちます。

カノン・イベントは受け入れるべきだとするスパイダーマンたちが集うスパイダーソサエティと、それに抗い運命を覆そうとする主人公。

物語後半ではスパイダーソサエティにいるたくさんのスパイダーマンたちと主人公は争うことになります。

これ、いったいどうなってしまうんや…。しかし、このストーリーの盛り上がりっぷりでまだ伏線もぜんぜん回収してないのにこれどうやって物語を畳んでいくんや…。

と思っているところで出てくる「続く…」の文字。

続くんかい!!!

まさかのさらに続編があるという…。なんの知識も持たずにいくのはいいですが、まさか前後編の映画だとは。

ということで後編がいまから楽しみです。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
評価
 (4.5)
まとめ

というわけでスパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース、めちゃくちゃおすすめです。

音楽と映像がすごくかっこいいので映画館でやっているうちに見にいっておいたほうがいいと思います。

前編である「スパイダーマン:スパイダーバース」はアマゾンプライムで配信しているので本作を見る前に予習していきましょう。