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いよいよ梅雨に突入し、ジメジメとした季節になりましたね。
6月は天気がすぐれない日が続くのでどうしても外に出る機会が減ってしまいます。写真撮りに行ったり登山したいのですけどね。
スーパーで青梅も出回るようになってきました。この時期を過ごすと梅がだんだん熟してくるので梅酒に適さなくなってきます。
せっかくの休日雨だからといって、ゴロゴロ寝とくのももったいないです。せっかくだから梅酒でも漬けてみませんか?
昨年漬けた梅がようやく1年経ち飲み頃になってきました。味見も済ませ、昨年の反省も踏まえ今年も梅酒をつけてみました!
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梅酒の漬け方
用意するもの
- 青梅 ・・・ 1kg
- 氷砂糖 ・・・ 500〜600g
- ホワイトリカー ・・・ 1.8L
- 果実酒用の瓶 ・・・ 4リットルサイズ
梅はあまり熟しすぎない青梅を用意します。果実酒用の瓶がもっさりしているのでオシャレなのがほしいところです。
昨年は氷砂糖500gでつけてみました。市販の梅酒のベタッとした甘さと違い、スッキリとしていてロックで飲むのにピッタリでした。
今年はもうちょっと甘めにつけてみようかなと思います。
梅の下ごしらえ
梅を洗う
ボウルに入れた梅をジャブジャブ洗います。汚れをきれいに落としてやりましょう。ジャブジャブ。
水にさらして2〜4時間アク抜き
昨年はこの行程をすっとばしたのですが、味見をしてみるとほんとにうっすら渋みを感じたので2時間ほど水にさらしておきました。
あんまり水につけすぎるのもよくないみたいなのでこのへんはお好みで。すっとばしても問題ないとは思います。
梅の水気を拭き取り、ヘタをとる
2時間後梅の水気をしっかり拭きとってやります。ファーファです。
続いて梅のヘタをとります。爪楊枝などで案外簡単にポロッととれます。これがけっこう気持ちいい。
下ごしらえが済んだ梅。かわいらしい。
梅のいい匂いが部屋いっぱいに広がります。
梅を漬け込む
瓶をアルコール消毒
ほんとうは煮沸消毒できれば一番いいのですが、梅酒の瓶はちょっとデカすぎるのでホワイトリカーをつかってアルコール消毒します。この時期カビも生えやすいので念入りに。
キッチンペーパーにホワイトリカーを染み込ませて瓶やフタを拭いておきます。
氷砂糖と梅を交互に敷き詰める
梅と氷砂糖を交互に瓶の中に敷き詰めていきます。
……あれ、ちょっと少なくね?
去年作った時の残りの氷砂糖がそのままあったので(白目
それを使ったのですがちょっとこれ少ないよね(;´Д`)
慌ててスーパーに走って氷砂糖を購入。また余ッチマッタ……。
追加で投入して、こんな感じ。
さて、ここで豆知識。
梅酒を作る時なぜ、普通の砂糖ではなく氷砂糖を使うのか?
梅酒は梅にアルコールが浸透することでその梅のエキスが外に染み出していきます。その時に上白糖を使うとアルコールが浸透するよりも先に果物に染みこんでしまうのです。そうなると、梅のエキスや香りが外に出てきにくくなるのですね。
その点氷砂糖だとじっくり溶けてゆくので、うまくそのエキスや香りを引き出してやることができるんです。よく考えたもんですねー。
ホワイトリカーをゆっくり注ぐ
ホワイトリカーをゆっくり注ぎます。
ホワイトリカーでなくともアルコール度数が35度以上あるお酒ならいろんなものが使えるみたいです。ブランデーやウイスキー、ウオッカ、ジンなどそれぞれいろんな味が楽しめるようです。
アルコール度数が低いものだとカビが生えたり保存が難しかったりするみたいなのでご注意を。
ホワイトリカーの梅酒ってベタな気もしますが、失敗もないですし、ベタって大事ですよ。
仕込み完了!後は1年待つだけ♪
というわけで仕込みが完了しました。
3ヶ月程度で飲み始めることができるみたいですが、せっかくなので1年間ゆっくり熟成させてやりましょう。熟成を加速させるために穴を開けたり梅を冷凍したりする方法もあるらしいのですが、僕はのんびり待ちたいので特に細工はしていません。
1年熟成させた梅酒と比較してみます。色がぜんぜん違いますね。今からゆっくりとこの琥珀色に染まっていくのが楽しみです。
まとめ
青梅の時期ってけっこうすぐに終わってしまうので今年も無事に梅酒の仕込みが終わったのでホッとしています。
梅酒には賞味期限はありません。というか、年月が経てば経つほど角がとれ円熟味を増すそうなのでこれからも毎年作って「〇〇年物」の梅酒を楽しみたいと思います。
なんか、梅酒というと大変そうな気がしますが、実際やってみるとめちゃくちゃ簡単なのでぜひチャレンジしてみてください
梅酒を作る時オススメのモノ
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梅1kgを漬けるのにピッタリのサイズ。あんまりたくさんだと仕事も大変なので初めのうちはこのくらいのサイズがいいと思います。
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今回も去年使ったのもコレ。クセがなく梅の風味が際立った梅酒に仕上がります。35度もあるのですが、1年熟成させると驚くほど角がとれたまろやかになるのでビックリ。飲み過ぎ注意。