カメラ初心者のための基礎知識

ファインダーを覗くとゴミが!?これ、センサー汚れではなくピントグラスについたゴミだった

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一眼レフカメラで楽しく写真を撮っていると、ある日ふと気になることがあります。

「あれ?なんかゴミが見える!!」

もしかしたらセンサーにゴミがついちゃった?あのレンズ交換の時??なんて焦っちゃうかもしれません。これ、実はピントグラスについたゴミなんです。

カメラに付着するゴミの種類

ゴミ箱

レンズ交換をしているとどうしても避けて通れないのがゴミの混入

ただ、こればっかりはいくら慎重にやっていても絶対に入ってきてしまいます。ゴミが入ってくるのが怖くて、レンズ交換できずにシャッターチャンスを逃してしまえば本末転倒。

どんなゴミがカメラ内に入ってきて悪さをするかきちんと理解をして、対処できるようにしておきましょう。

カメラの内部に入ってきて支障がでるのが

  • センサーに付着するゴミ
  • ファインダーの中のゴミ

大きくわけてこの2つ。

一眼レフカメラの構造

カメラの構造

一眼レフカメラの中は、ざっくりこんな構造になっています。今回説明する「センサー」と「ピントグラス」の位置をざっくり覚えておいてください。

センサーに付着するゴミ

カメラのセンサーについたゴミ

ゴミがついて一番困るのがこのセンサーにつくゴミです。(センサーの上にある★がゴミ)

センサーというのは、昔のフィルムと同じようなもので、レンズから入ってきた光を記録するための部分。いわばカメラの心臓です。

レンズ交換などの時に混入したゴミがミラーやシャッターをすりぬけて、センサーの上に付着することがあります。

センサーにゴミがつくとどうなるの?

センサーのゴミ

入ってきた光を記録するものの前にゴミがついているので、写真を撮るとそのゴミも一緒に写ってしまいます。大きさにもよりますが、写真にゴミが写っているとかなり気になるものです。

ただ、一眼レフがレンズ交換前提で作られている構造上このゴミ問題はずっとついてまわります。

ミラーレスの場合

ミラーレス機の仕組み

ミラーレスカメラはこの構造がもっと簡単になっていて、一眼レフカメラのように間にミラーがありません。また、入ってきた光をそのまま液晶画面に映しださなければいけないので、シャッターもずっと開いたままです。

ミラーレスをお持ちのかたは、中を見るとセンサーが丸見えなのがわかると思います。なので、一眼レフより、ミラーレスのほうがゴミがつきやすいかもしれませんね。

センサーにゴミがついていた時の対処法

ブロアーで吹く

センサークリーニング

まずは、センサーについたゴミをブロアーの風で吹き飛ばしてみましょう。たいていはこれでキレイになると思います。

サービスセンターに持っていく

写真をたくさん撮っていると、ブロアーで吹いてもとれないゴミが出てくると思います。各メーカーのサービスセンターではセンサーの清掃を行ってくれます。

センサーは傷つくと取り返しにならない部分。プロにクリーニングをお願いするのが一番です。

イメージセンサークリーニングキットなどを使い自分で清掃する

クリーニングスティックでセンサーを掃除する

とはいえ、サービスセンターに持って行ったり、送付するのもおっくうなもの。自己責任ではありますが、自分で清掃することもできます。

気をつけたいのは、これでセンサーに傷がつけばメーカーの保証外になりますし、ログカメラを見てセンサー清掃したらセンサーに傷がついた!って言われても「うん、どんまい!」しか言えないのでご注意を。

詳しくはこちらの記事でまとめています。

レタッチソフトなどでゴミを消す

Lightroomなど、最近のレタッチソフトではゴミを消す機能があるものがあります。これは、ゴミの部分の上に周りの似た部分をコピーしてうまいこと馴染ませてくれるような機能です。思ったよりもキレイにゴミを無くすことができるので、写したあとにゴミに気づいた場合も有用です。

センサーにゴミがついていた時、ファインダーからは「見えない」

さて、ちょっと大事なことを。

センサーにゴミが付着した場合、ファインダーからはそのゴミは見えません

一眼レフ構造 光の流れ

ファインダーを覗くと、被写体の姿が見えると思いますが、なかではこんな感じになっています。

レンズから入った光は中にあるミラー→ペンタプリズム(ペンタミラー)に反射してファインダーまで届いているからです。この光の流れの中でゴミ(センサーの上にある★がゴミ)が見えるポイントはありませんね。

センサーを直接見てゴミを確認したり、実際に写真を撮ってからはじめて気づくのです。

あれ?でもファインダーを覗いた時ゴミが見えることがありますよね??じゃあ、これってセンサーのゴミじゃないの?

ピントグラスに付着するゴミ

そう、実はファインダーから見えるゴミってセンサーについたゴミじゃないんです!ファインダーを覗いて「とうとう僕のカメラのセンサーにもゴミがついちゃった!」って人もいるかもしれませんが、これちょっと違う場所にゴミが付着しています。その場所が「ピントグラス」です。

さっきの図にもどってみましょう。

カメラの構造

ペンタプリズム(ペンタミラー)の下のところに「ピントグラス」っていうのがありますね。そう、ファインダーから見えるゴミってこのへんに潜んでいるのです。

ファインダーのゴミ

ちょっと無理矢理ファインダーの中を撮ってみました。中央に規則正しくある黒い点はカメラのAFポイント(オートフォーカスを合わせる場所)です。

その下のほうにちょろっと黒い影が見えますね。これが「ファインダーを覗いて見えるゴミ」

ピントグラスのゴミ

このゴミが実際にどのへんにあるかというのを図にしたのがこちら。なんとなくわかりますか?(★のマークがゴミ)

ゴミが見える光の流れ

さっきの光の流れの図を見てみましょう。ミラーに反射したゴミがファインダーから見える理屈が理解できるでしょうか。

ピントグラスとは

ここめんどくさいんで、適宜すっとばすなりしてください。カメラ用語の難しかったりめんどくさかったりするものは、わからないまま混乱するよりはすっ飛ばすほうが精神衛生上よろしいと思います。

ピントグラス

さて、お暇なかたはこんにちは。

実際にカメラの中身を見てみましょう。このピンクの枠で囲んでいるところがピントグラスです。

このピントグラス、ファインダースクリーンやらフォーカシングスクリーンやスクリーンマットやらといろんな別名があるようですが今回はピントグラスで行きたいと思います。

ここで何をやっているかというと、一度このピントグラスに入ってきた光を写しだすんですね。映画館のスクリーンみたいな感じだと思ってもらえばわかりますか?なのでファインダースクリーンなどと言うんですね。

ピントグラス 写り

イメージ的にはこんな感じ。レンズから入った光(ダンボー)がピントグラスに写っているのがわかりますか?

このおかげで、センサーに写るのと同じようなものをファインダーから見ることができるのです。ですので、ピントグラスとセンサーは同じ距離に配置されています。ここに写しだしたものをファインダーから覗いているんです。

ピントグラスにゴミが付いた時の対処法

すっとばした人はここからですね。

さて、前置きがやたらと長くなりましたが、結局あなたが知りたのはここですよね。ほんと、ムダに長い。

ファインダーを覗いた時にゴミが見えるということは、ピントグラスのあたりにゴミがついているということがわかりましたね。では、そんなときの対処法です。

やっぱりブロアーで吹く

センサーにゴミが付いた時と同じですね。とりあえずブロアーでホコリを吹き飛ばしてみましょう。

ここで一個注意なんですが、このピントグラスの部分ってかなり繊細なようです。なので、あんまり強く吹かず軽くにしておいたほうがよさそう。

ペンタミラーとピントグラスの間のゴミ

さて、何度もブロアーで吹いてもゴミが取れない。

そういう時ってどうなっているかというと、こんな風にゴミがペンタプリズム(ペンタミラー)とピントグラスの間に入り込んじゃってる可能性が考えられます。さっきあんまり強く吹くなと書いたのは、強く吹いたゴミがここまで入りこんでしまうこともあるからです。

さあ、困りました。ブロアーで風を送り込んでも取れないですよね。どうしましょう。

あきらめる

え?

 

 

 

 

 

ええ!!?って思うじゃないですか。うん、そうなんです。あきらめましょう

ここまで入り込んでいるファインダーのゴミは、まあそうそうとれません。中に入り込んじゃってるわけですからね。

雪の鳥取砂丘とダンボー

センサーのゴミは早めにとったほうがいいです。もろに写り込みますからね。けれど、ここにゴミが入っていたところで、写りには影響しません。ちょっと精神衛生上気分がよくないだけです。きっぱり申します。あきらめましょう。

ピントグラスを自分で交換する方法もあるようですが、吉野家でねぎだく大盛ギョクを頼むくらい素人にはオススメできません。

よしんば、交換してとったところで、はっきりいいましょう。またゴミは入ります。

ファインダーゴミもセンサーゴミもそうなんですが、このへんはレンズ交換する一眼レフカメラの宿命なんです。うまいこと付き合っていきましょう。

それでも気になるあなた

病院

んでも、自分のかわいいカメラのファインダーにゴミが入るなんて耐えられない!ファインダーを除く度にイライラして、夜も寝られない!というあなた。お気持ちよくわかります。僕も最初ファインダーにゴミが入った時はそうでした。

そんな時はやっぱりお世話になりましょう、サービスセンター。やっぱりプロです。

気になるお値段なんですが、とりあえずNikonのHPでファインダーゴミ清掃の見積もり見てみたところ17,200円(税抜き)です。たっか!

ね?気にしないほうがいいでしょ?ちなみに保障期間内ならタダでやってもらえるので、ぜひ活用しましょう。

まとめ

ファインダーにゴミが混入すると、チラチラして気になりますよね。ただ、さきほどもいいましたが、一眼レフはこの問題とはずっと付き合っていかなければいけません。

フォーカスポイントが一個増えたと思ってあきらめましょう。

予防法としては、ゴミやホコリがまっているようなところでレンズ交換を慎重にするくらいですね。

入ってしまったゴミを清掃しようと思ったら必ずサービスセンターにお願いしましょう。saizouさんとの約束だょ!

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