本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

ダイビングでオルトマンワラエビやウミウシを撮影してきた

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先日、フルサイズ用のハウジングを購入し初投入したばかりですが、再び潜ってまいりました。

今回はショップの予約が入っていて、午前中の2本しか潜れなかったのですが、その2本はひとりで潜ることができたのでのんびりと撮影することができました。

1本目はオルトマンワラエビ

1本目のベストショットはこちらです。

これはオルトマンワラエビといいます。エビっていう名前だからエビなんですかね?見た目は完全に蜘蛛ですが。

白いサンゴの上でふわふわしているところを撮影させてもらいました。ストロボの光がいい感じで回っているのではないかと思います。

クリスマスツリーにつけてある電飾みたいに見えて気に入っています。

以前に同じ場所のオルトマンワラエビをTG-6で撮影したのがこちら。これもこれで気に入っているのですが、やっぱりコンデジと一眼カメラではぜんぜん写りが違うなと痛感いたしました。

ハウジングがでかいのでけっこう撮影難しいのかと思っていましたが、やはりオートフォーカスの挙動とかダイナミックレンジの広さとかの性能面が優れておりTG-6での撮影よりはるかに簡単にそれっぽく撮影できました。

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泳ぎが下手なので浮遊物が浮いている

よくよく見てみるとなんだか白い点々が見えますね。いい感じに玉ボケになっており、クリスマスツリーに降る雪のようにも見えますが、これ海の中の浮遊物です。

着底が下手くそすぎて、海底の砂を巻き上げてしまい思いっきり写り込んでいるというありさま。

このサンゴが海底よりもちょっと高い位置にあったので、うまく体勢を整えることができず砂が巻き上がってしまったんですねー。

これ、ひとりで撮影させてもらっているからいいものを、他にもダイバーがいて写真を狙っていたらきっと白い目で見られるんでしょうね。

撮影時の体勢の整え方をもうちょっと練習したいところです。

キイロイボウミウシ

ガイドしてもらったショップを使わせてもらうのは今回が3回目ということでいろいろリクエストも聞いてもらえました。ひとりしかいなかったので自由に撮らせてもらえるのもすごく良かったです。

まだまだマクロ撮影に慣れないのであんまり動かない被写体のほうがいいなと思い、ウミウシが見たいとお願いしてました。

ということで見つけてもらったのがこのキイロイボウミウシ。

けど、なんというか、あれですね。見つけてもらっといてなんですが、ウミウシって撮るの難しいですね…。

ピントを合わせる位置に迷うし、あんまりボカしたらなに撮っているか分かんないし、かといって絞ったらなんだか図鑑の写真みたいになるし。

このウミウシは数センチだったのですが、マクロで撮るならもっと小さい生き物のほうがふんわり感が出ていいような気がします。

アームが長くて岩にあたる

今、ストロボを取り付けるアームはINONのカーボン伸縮アームSを使っています。

ショップでハウジング一式を注文する際「ワイドもマクロも撮りたいです」と伝えていたので店員さんが、どちらにも対応できるように伸縮もできるアームを選んでくれました。

ちょっと開けた場所であれば問題ないのですが、岩に張り付いているウミウシを撮るような場合、この長いアームが岩にガツガツと当たっちゃうんですよね。

さらに、アームが長いせいで岩の間とかにストロボの光を届かすのが難しく、1灯しかあたらなくて影にができてしまうことも。

マクロを撮るならもうちょっと短いアームのほうが取り回しやすいと感じたので、お金が貯まったら追加しようかと考えております。

2本目はイガグリウミウシ

動きの早い魚は難しいですね。オキナワベニハゼがいますって案内してもらったんで、オキナワベニハゼかと思っていたのですがこれ、オキナワベニハゼじゃない気がします。

これもオキナワベニハゼと思って撮っていたんですが、なんか違いますね。

穴の中にいるんですよって案内してもらったので、コケギンポのようにちっちゃな穴から顔を出しているのかと思っていましたが、けっこう大きめの穴というかオーバーハングになっているような場所でふわふわとしているので、これまた撮るのが難しかったです。

暗い場所では色かぶりしているので被写体がよくわからない

けっこう水深の深いところになってくると、太陽の光から色が失われていきます。

なので全体的に青緑っぽくなってしまうのですが、そんな中で魚を探すのがけっこう大変だということに気づきました。

この魚も光を当てると色鮮やかなのですが、そのままの状態だと色がはっきりとは見えないのでどこに魚がいるのかなかなか見当がつきません。岩と同じように見えちゃうんですよね。

魚を肉眼でも見つけられないのに、さらにそこからカメラで見つけないといけないんですが、マクロレンズをつけていると被写界深度が浅く、どの部分の深度に魚がいるのか見当つけるのもけっこう難しいです。

このへんのサーチ能力も上げていかないと、見つけるだけで時間が無くなってしまいます。

イガグリウミウシ

ガイドのかたがイガグリウミウシを見つけてくれたので、そちらを撮影しに移動しました。

肉眼で見ていると、たくさんのイボイボがあるだけに見えていたんですが、写真に撮ってよく見てみると触覚のようなものがありますね。

saizou
saizou

写真に撮ってみるといろんな発見があっておもしろいです

さらにこのイガグリウミウシですが突起物の先がちょっと赤紫っぽい色をしているじゃないですか?

おんなじ形格好をしているのに、この赤紫っぽい色がないウミウシもいるんですよ、そいつの名前はニセイガグリウミウシというそうです。これまたおもしろいですよねー。

ただの色違いというわけではなく別種扱いになっているそうです。

見つかる順番が違ったら、ニセと呼ばれることもなかったのでしょうね笑

またもやストロボが発光しないトラブル

2本目、イガグリウミウシを撮っている途中からストロボが発光しなくなるというトラブルに見舞われました。

前回、ストロボがつかなかったのは光コンバーターのスイッチをいれてなかったのが原因だったので、そこを確認するのですがしっかりONになっています。

なんでだろうと水中から上がり、家に帰って説明書を見てみるとただの電池切れでした、ありがとうございます。

いやいや、早すぎるだろ電池きれるの。びっくりしました。

合計で5本くらいしか潜ってないのですが、ひとつのライトにアルカリ電池4本入れるので、計8本の電池があっという間になくなるわけです。アルカリ電池8本で1000円くらいしたんですけど?

ただでさえダイビングするのにお金かかるのに電池がこんなにあっという間に切れてしまうとやってられないので充電ができるエネループを揃えておかねば…。

まとめ

実際に海に入ってみないとわからないトラブルばかりなので、毎回勉強にはなるのですが、もっと打率をあげたいところです。