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2020年現在、Canonから発売されている一眼レフカメラでセンサーサイズがフルサイズのものをまとめてみます。
※現在CanonのHPにあるもののみ
Canonの一眼レフカメラ(フルサイズ)「EOSシリーズ」
Canonのフルサイズカメラの型番は「EOS (一桁の数字)D」。後継機が発売されるとMark◯で表記されます。例えば「EOS 5D Mark Ⅳ」という具合ですね。フラッグシップモデルは1DXと、Xがつきます。MarkⅣを略して5D4という表記をすることも多いですね。
EOSはシリーズの開発コード「Electro-Optical-System」の略でギリシャ神話の女神エーオースからもとられているそうです。僕も今調べて初めて知りました。読み方は「EOS(イオス)」です。
EOS一桁機がすべてフルサイズというわけではなく7Dのように、APS-Cセンサーのものでも一桁だったりするので注意が必要です。
マウントはEFマウントになります。
EOS 1D X Mark Ⅲ
CANONの誇るフラッグシップ一眼レフカメラ1DX MarkⅢ。
CANONのフラッグシップ機はスポーツや報道など多岐に渡る分野で使われています。
毎回オリンピックイヤーにバージョンアップすることからも分かるとおり特にスポーツの分野ではたくさんのプロカメラマンに愛用されています。
スポーツ写真ではなんといっても動体をいかに捉えるかが鍵となってきますが、連写速度もMarkⅡの14コマ/秒からさらに上げて16コマ/秒となっています。一眼レフカメラは内部にミラーがある構造上、連写速度を上げるのは難しいんですが、まあ、まだ上げてくるのかと驚きます。
ライブビュー撮影ではそのミラーの制約からも解き放たれるため20コマ/秒の高速連写を実現。
連写する被写体を追いかけるオートフォーカスは最大191点を越えたており、ガッツリとくいついてくれます。さらにはライブビュー時はAF可能エリアが全画面に近く広げることができます。
画素数は2010万画素と抑えめですが、だからこそ実現した常用感度102400。
デカいカメラならではのボタンの多さやグリップのつかみ具合も操作性の良さにつながっています。
EOS 5D Mark IV
約3000万画素、7コマ/秒の連写速度、61点の測距点、常用感度ISO32000と非常に高いレベルできっちりとまとめてきたモデル。
14コマも連写いらないような、風景専門のハイアマチュアなどは泣いて喜ぶようなスペックになっているのではないでしょうか。
僕がなによりいいなと思っているのがライブビュー時のデュアルピクセルCMOS AF。これはライブビュー時に像面位相差AFができるというもの。ちょっと小難しいですね。
像面位相差のなにがいいかというと、オートフォーカスが早いんです。
画数が多いAF方法の名前は覚えたい人だけ覚えていただいて、ここではライブビューのときAFが早いということをまず知っておきましょう。カメラの知識なんてそんなふんわりしたものでだいたいOKです。
一眼レフ機はライブビュー時のオートフォーカスがコントラスト方式を採用しているところが多いのです。コントラスト方式というのはAFが遅いわけです。かなりかったるい。
さらに5D4はライブビュー画面がタッチパネルになっています。ということは、任意の場所をタッチすると像面位相差AFですばやくピントが合うということなんです。
風景写真はファインダーよりもライブビューを見て構図を決めることが多いのでこれはめちゃくちゃ便利な機能だと思っています。Nikonもはやくぱk…オマージュしてほしいところです。
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EOS 5Ds/EOS 5Ds R
via:キヤノン:EOS 5Ds|概要
NikonがD800という3000万画素超の高画素機を発売し、まあ売れに売れまくったわけです。高画素だからといって高画質、というわけではありませんがそれでもセールスポイントとして、当時の1600万画素くらいの倍の画素数というのは世のカメラおじさんのハートを鷲掴みにしたのでしょう。
ながらく、その独走状態に指をくわえてながらも、そこはカメラ界の横綱。3000万画素でも4000万画素でもなくいきなりいろんなものをすっ飛ばして5060万画素という大人気のないカメラを繰り出してきました。大人気ない!
高画素機になれば画素ピッチがせまくなってしまうので常用感度は6400までとちょっと低め。ただ、5000万もの高画素機なんだから三脚つかって撮れやというCanonさんからの暗黙のメッセージではないでしょうか。
5Dsにはローパスフィルター付きの無印、ローパスフィルター無しのRの2種類がラインナップされています。ローパスフィルターはあるとモアレを抑えてくれるのですが、ないと解像感がバキバキになります。このへんは、撮りたい被写体によるでしょうから好きなの選んでねということですね。
5Dsの作例を見ると延々に拡大できる感じとか、5000万画素SUGEEEEEとなります。
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EOS 6D Mark II
6D2のもっとも特徴的なのがEOSのフルサイズ機で初となるバリアングル液晶。
ローアングル、ハイアングルを撮影するのにやっぱり便利なバリアングル液晶です。手持ちでの撮影はもちろん、三脚を使用する場合でも使い勝手がいいですね。動画撮影とももちろん相性がいいです。
バリアングル液晶に加え、タッチパネルでの像面位相差AFもできるようになっており、5D4よりもさらに便利な組み合わせとなっているところも非常にポイントが高いのではないでしょうか。
2620万画素、6.5コマ/秒、常用感度40000とスペックも手堅くまとめてきており、実売価格で20万以下と5D4には手が届かないけどフルサイズを使ってみたいというユーザーにはピッタリのカメラとなっています。
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EOS 6D
via:キヤノン:EOS 6D|概要
6D2の前モデルとなる6D。発売は2012年とちょっぴり前の機種にはなりますが、カメラとしての性能はまだまだしっかりとしています。
なにより、値段がこなれまくっておりボディのみで10万ちょいで買えるという破格のプライスとなっております。
いつかはフルサイズなんて夢見ながらも実際買おうと思うと勇気がいるのがフルサイズ。そんな憧れのフルサイズが10万で買えるわけです。もちろん安くはないですが、背伸びしてがんばればかんばれちゃう価格です。
センサーサイズの大きなカメラの良さはやっぱり使ってみないとわからない部分あるのですが、そんな迷える子羊を沼に引きずり込んでしまうそんなカメラなのではないでしょうか。
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まとめ
CanonはシェアNo.1だけあって、カメラづくりもきちんとマーケティングした上でユーザーがどんなものを欲しがっているのかしっかり分かって作ってる感じがいいですよね。
それぞれのカメラに明確なコンセプトとターゲットにしているユーザーが見て取れます。