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2023年現在、Nikonから発売されている一眼レフカメラでセンサーサイズがフルサイズのものをまとめてみます。
※現在NikonのHPにあるもののみ
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Nikonの一眼レフカメラ(フルサイズ)「Dシリーズ」
現行のNikonの一眼レフは全て製品名に「D」が付きます。フルサイズのセンサーサイズのものをNikonではFXフォーマットと呼んでいます。
マウントは「Fマウント」Nikon最初の一眼レフカメラから連綿と続いてきたこのFマウントは実に50年以上、Nikonのカメラに採用されている歴史あるマウント。
「D6」のような一桁の番号のものがフラッグシップ機になっています。あとは「D850」のように3桁の型番。全てのフルサイズ機が3桁機というわけではなく、D500などのAPS-C機も3桁なのでごっちゃにならないよう注意が必要です。
D6
NIKONの一眼レフカメラのフラッグシップモデルがD6。
フラッグシップモデルの求められる、高速連写、高い性能のオートフォーカスをしっかりと備えたモデル。
全点クロスセンサーが105点もあり、ミラーレス機ではなかなかできない、一眼レフならではのフォーカスの食いつきを実現します。
連写性能もAF/AE追従で14コマ/秒、最大200コマまで高速連続撮影が可能。メカシャッターながらもフラッグシップならではの連写ができます。
2082万画素とほどほどの画素数ゆえに、画素ピッチは広く、高性能な画像処理エンジンEXPEED6もあり、ISO100〜102400と幅広い感度で撮影が可能。悪条件でもしっかりと早いシャッターを切ることができます。
D850
D800シリーズは高画素機として順調に進化してきました。このD850においてはついに有効画素数4575万画素と4000万を超えるものに。
動体撮影ならD6ですが、静物に特化したNIKONのもうひとつのフラッグシップ一眼レフといえます。
このモデルからはバッテリーグリップを装着することで約9コマ/秒と高画素機ながらもしっかりと連写もできるモデルとなっています。
高画素機はどうしてもノイズが乗りやすいというデメリットがありますが画像処理エンジン「EXPEED5」によりISO64-25600を実現。ダイナミックレンジも広くなっています。
画素数が多いと高精細な写真が撮れる一方、手ブレや機構ブレにシビアになってきます。シャッターはさらに改良を加えられシャッターショックの少ないものに仕上がっていたり、電子先幕シャッターの搭載など機構ブレを抑えられるものになりました。
D780
前モデルであるD750を順当に進化させたのがD780。
NIKONがフルサイズミラーレスへの参入を発表したのが2018年。ミラーレスをやるのはいいんだけど一眼レフどうするの…と思っていましたが2020年にこのD780を発売。まだしばらくはレフ機もやってくれそうですね。
有効画素数2450万画素とほどよく抑えられていることで常用感度もISO51200と高感度にも強くなっています。
AFのアルゴリズムもフラッグシップ機のD5と同等のものを搭載、シャッタースピードも1/8000から最長900秒まで対応と使いやすいものになっています。
価格もそこまで高すぎることもなく、バランスよく仕上がった使いやすい一眼レフです。
D7500
D850も搭載しているEXPEED5。この画像処理エンジンはかなりノイズの処理やらよさげではあるんですが、そのEXPEED5が満を持してコンシューマー機に搭載されたのがD7500。
フルサイズ機などのガチガチなのはちょっと手が出せないけれど、お父さんちょっといいカメラかっちゃうぞ!って時にはめっちゃいいんじゃないでしょか。D7500。
D500というAPS-Cのフラッグシップ機が出てきたことで、スペックオーバーな部分はうまいこと削り、それでいて手の届きやすい価格帯にまとまってきたのではないでしょうか。
さて、このD7500。よく、D5600と迷っているというご質問をよく受けるのですが、どこが違うのでしょうか?
一番の違いは「動いている被写体に強い」というところです。
今やスマホにもオートフォーカスがついていて、ピントを合わせることってそんなに難しくないように思えますが、実はこれちゃんと合わせようと思うとけっこう難しいんですね。
止まっているものなら、わりと簡単に合わせられますが、これが動き続けているものにバシッと合わせようと思うとかなりムズい。実際、スマホでお子さんなど撮ろうと思ったらブレまくったという人も少なくないのではないでしょうか。
一眼レフカメラにはフォーカスポイントといってオートフォーカスができるできるポイントが決まっています。このフォーカスポイントが51個もあるというギチギチっぷり。さらに被写体が動いてピントが外れてしまっても即座に対応し、目標を追いかけ続ける性能がかなり高いのです。
また、チリや水濡れに強い防塵防滴仕様となっているのでタフな使いかたも可能。ファインダーの見えやすさも、後述する機種とは段違いです。
鳥、飛行機、動きまわる子ども、電車など、動体を撮影したいのならぜひ選択肢に入れたいすばらしいカメラですね。
まとめ
Nikonのカメラには堅牢、信頼性、という言葉が似あう気がします。どんなシチュエーションでもしっかりそばにいてくれる、そんなカメラがそろっています。
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