本が出ました!「美しい風景写真のマイルール」

軽くてしっかり暖かい!KEENのウィンターポート2が非常にいい感じだった件

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KEEN ウィンターポート2

冬の足元の防寒のためにKEENのWinterport2(ウィンターポート2)を購入しました。

軽くて動きやすいのにしっかり暖かく、冬の撮影に非常に重宝しました。



KEENのWinterport2(ウィンターポート2)のいいところ!

運転ができるのがまずデカい

レンタカー 北海道

SORELのウィンターブーツを始め、各メーカーからいろんな種類のものが発売されています。

マイナス何十度にまで対応!なんて心強い文言も書いてあったりするので冬の撮影にピッタリな気がするのですが。 まあデカい! えてしてデカい!

もちろん、防寒性能を高めるためには妥協してほしくないですし、靴底が厚いということは冷え切った地面からの寒気から距離を空けられるというメリットもあります。

ただね、我々風景写真愛好家たちは基本車移動なの!

そこでがっつり撮影をするというのなら履きやすい靴で運転しておいて、到着してからごつい靴に履き替えるとういうのもアリでしょう。

けれど、車に乗りながら撮影場写真を転々としていく場合もあります。先日北海道で撮影してきましたが、まさにそういう感じでした。

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そういうときに、いちいちデカいウィンターブーツに履き替えるというのはかったるくてやってられないわけです。

KEENのウィンターポート2の最大の魅力のひとつは、ウィンターブーツなのに車の運転ができるということです。

防寒性能も持たせつつ、車が運転できるくらいのサイズ、靴底の厚さなのでこれを履いたまま移動→撮影→また移動、と軽快にいろんな場所を回れるのです。

ちゃんと防寒してくれる

KEEN ウィンターポート2 暖かい

北極圏にあるイエローナイフや北海道で履いてみましたが、ちゃんと寒さを防いでくれます

素材にはポリエステルと竹炭をブレンドした独自素材「KEEN WARM」を使用。 さすがにソレルのカリブーとかデカいウィンターブーツに比べてしまうといささか劣るものの、夜間に何時間も停滞するような状況でない限り、まったく問題なく使用できました。

寒さが気になる場合は中に履く靴下でも調節が可能です。厚手のメリノウールの靴下なんかがおすすめですね。

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防水性能が高い

ジュエリーアイス

ソレルのカリブーやノースフェイスのヌプシブーティなど、ウィンターブーツはたくさんあります。

それらの靴は水をはじくよう撥水性のあるものでは作られてることが多いのですが防水性がないものがほとんどです。

たしかに雪のある場所で履く場合そんなに水に濡れることもないですし、多少水たまりがあっても靴が厚底なのでそこだけ浸水しないようになってればいい。 ソレルなんかはまさしくそんな作りになっています。

[blogcard url=”https://logcamera.com/sorel/″]

しかし写真撮影となるとまた事情が変わってきます。

例えば北海道のジュエリーアイスなんかは海岸沿いでの撮影になります。 ガンガンやってくる波に足元をやられる危険性がかなり高い。ソレルなどのウィンターブーツで波をかぶると完全にやられてしまいます。

もちろん長靴とかの方がいいんですが、北海道まで撮影に行く場合多くの人が飛行機でしょうし、そこまで長靴を持参するのはなかなか簡単ではありません。

海岸の撮影でなくても川や湖など、ちょっと水の中に入りたい場面はけっこうあるもの。

KEENのウィンターポート2は独自の防水透湿素材KEEN.DRYを使用しており完全防水になっています。 これなら水に濡れるような場面でもガンガン使っていけるので安心なわけですね。

軽いので軽快に歩ける

KEEN ウィンターポート2

片足の重量が約600g。ソレルのカリブーは片足1kg近くあり、ドシドシ歩くような印象ですがウィンターポート2はウィンターブーツにもかかわらずかなり軽いです。

ちょっと長い距離を歩くような場合でも軽快なので安心して履いていけます

ウィンターポート2 ソール

ソールのグリップもしっかりしているので雪道もそんなにすべることもなく歩けました。



イマイチなところ

脱ぎにくい

Gyafun

ウィンターポート2の最大の欠点が脱ぎにくいというところ。

個人の足型にもよるみたいですし、僕はまだマシな方ですがそれでもまあ脱ぎにくい。 人によっては呪われた装備なみに脱げないようです。特に足首のあたりが鬼門。

アジャスターがついてる割には調整しにくい

KEEN ウィンターポート2 アジャスター

一応足首を入れる部分と足首の部分にアジャスターがついてますが、そんなにしっかりと締まらないです。

あれ?飾りかな?くらいのイメージ。 なので、サイジングはきちんとしておいたほうがいいと思います。

ゴツいウィンターブーツに比べると防寒性は劣る

SOREL カリブー

軽量、コンパクトというメリットがありますがやはりゴツいものに比べると防寒性能は劣ります。 移動が多いような場合はウィンターポート2、停滞している時間が長いのならソレルのカリブーというようにどういう場面で使うかで使い分けるといいでしょう。

デザインは好き嫌い分かれるかもしれない

KEEN ウィンターポート2

防水性のある素材が使われているので、ポリエステルっぽい感じの外観をしています。 かっこいいとは思いますが、人によって好き嫌いあるかもしれませんね。 ソレルがシュッとしているのでファッション性重視の方はそっちが好きかもしれません。



サイズの選び方

メーカー推奨は0.5cmアップ

KEEN ウィンターポート2 サイズ選び

via:ウィンターポート II | 防水ウィンターブーツ

めちゃくちゃ脱ぎにくいとお伝えしましたが、メーカーもそれに気づいているようで「着用感きつめ」という注釈があります。 なので0.5cm大きめのサイズを推奨されています。タウンユースや普段使うつもりの方はこのサイズ感のものを選ぶといいでしょう。

厚手の靴下を履くなら1cmアップ

ソレル 靴下

冬場の撮影などちょっと寒いところで履くことを考えている場合、厚手の靴下などがあるとさらに暖かくすごすことができます。 そういう場合にはいつも履く靴より1cmアップのものを選ぶといいでしょう。僕は足のサイズ26cmなので、靴下のことも考えて28cmにしました。



外観

履いた感じの写真をとってみました。

KEEN ウィンターポート2 正面

正面から。足を入れる部分がけっこう細いのであんまり太めのズボンだと靴の中に入らないかもしれません。

ウィンターポート2 斜め

斜めから。色はコヨーテ。発売した年度によって、色は複数あるみたいです。

KEEN ウィンターポート2 横から

横から。長靴ほど丈はないので、防水ではありますがあんまり調子こいて海岸とかを攻めてると海水につかりそうです。気をつけましょう。

まとめ

とにかく軽くて動きやすいウィンターポート2。車の運転ができるのが最高です。今まではいちいち履き替えていたような場面でも煩わしさから開放されて軽快に撮影できるようになりました。